11日(金)、ヤス・マリーナ・サーキットを舞台にシーズン第17戦アブダビGP金曜フリー走行2回目が実施され、メルセデスのボッタスが最速タイムを記録した。
現地日中に行われた初回セッションはレッドブルのフェルスタッペンが1分37秒378を刻んでトップに立ち、0.034秒差でボッタスが2番手に続いている。3番手には先のサヒールGPで2位表彰台に上ったルノーのオコンがつけたが、トップ2からは1秒以上遅れており、4番手に食い込んだレッドブルのアルボンとは0.032秒のギャップしかない。2週間ぶりに愛車のコックピットに戻ったハミルトン(メルセデス)はトップから1.366秒遅れの5番手にとどまった。
夕刻を迎えて人工照明が灯るヤス・マリーナ・サーキットでは気温24.6℃、路面温度31.8℃、湿度40.6%のドライコンディションで2回目のフリー走行が始まり、オコンが真っ先にコースに入ると、ピットレーン出口に列をなしていたライバルたちも続々とインストレーションラップをスタートさせる。
開始から2分と経たずして全車が始動し、20台すべてがピレリの用意したプロトタイプのタイヤを履いてシステムチェックを完了。ピレリはアブダビのレース用にC3からC5のコンパウンドを持ち込んでいるが、初日後半のセッションでは2021年シーズンに使用予定のC4コンパウンドを供給しており、各ドライバーとも最低8回はプロトタイプタイヤでタイム計測を実施することが義務付けられている。
全車のタイムが出そろった時点でトップに立っていたのは1分37秒818をマークしたボッタス。2番手にハミルトンが続き、アルファロメオ・レーシングのライコネンが3番手、アルファ・タウリのガスリーとレーシング・ポイントのペレスがトップ5に並んだ。
ともに1分37秒台に乗せて1-2態勢を築くメルセデスはボッタスが5周、ハミルトンが6周を走って一度ピットに引き上げたが、それ以外はコースにとどまって周回を重ね、開始から20分が経過する頃には規定の8周を超えるドライバーがほとんどで、マクラーレンのノリスだけが11周を走り、他のドライバーたちは周回数を10に伸ばしてピットに帰還している。
早めにドライバーを呼び戻したメルセデスはハミルトンに再度プロトタイプで1周させた後、タイヤをミディアムに交換してコースに送り出した。ハミルトンが走るだけとなったコース上にはレッドブルのアルボンが合流し、ボッタスやガスリーらが加わっていく。プロトタイプでは1分41秒台にとどまって20番手だったアルボンだが、タイヤを履き替えてからは1分37秒015にペースアップして2番手に飛び込んでいる。しかしながら、コースリミットをオーバーしてしまったようでタイムは抹消され、仕切り直しのラップも好ペースを見せたが、同じ理由でタイムが記録されなかったアルボンは周回数を15に伸ばしてピットに戻った。
90分のセッションが折り返し地点を過ぎる頃には太陽が沈み、人工照明の明かりを頼りに走行が続けられ、タイムシートトップには1分36秒276を刻んだボッタスがつけていた。ソフトタイヤを投入したハミルトンがそれを上回るペースで1分36秒フラットを刻んだものの、コースリミットを超えてしまい記録には残らず。3番手にはフェルスタッペンが続き、ミディアムではタイムがカウントされずに最下位に沈んでいたものの、ソフトタイヤに履き替えたアルボンが1分37秒263でラップをまとめ、チームメイトに次ぐ4番手に浮上した。
5番手にはトップから1.162秒差のタイムをマークしたノリス(マクラーレン)が入り、6番手以下のオコン、ペレス、ルクレール(フェラーリ)、リカルド(ルノー)が100分の数秒差で連なり、10番手のストロール(レーシング・ポイント)からクビアト(アルファ・タウリ)、サインツ(マクラーレン)を入れても0.178秒のギャップしかない大接戦の様相を呈している。
メルセデスコンビはソフトタイヤで予選シミュレーションを完了した後、規定の周回数を満たしていなかったプロトタイプのタイヤに戻してロングランに取り組んだ。ライバル陣営もレースシミュレーションを進めていたが、ジョージ・ラッセルがステアリングを握るウィリアムズマシンにトラブルが発生し、白煙を上げながらもなんとかピットにたどり着き、マシンをガレージに入れた。
その直後、今度はコース上でアルファロメオ・レーシングのマシンが炎を上げて停車。ライコネンのマシンがエンジンブローに見舞われたようだ。このインシデントによりセッションは赤旗が振られて中断したが、約14分後に再開され、ライコネンとラッセル以外の18名は残り6分ほどの走行時間を得ている。
タイムシートのオーダーに変化はなく、ボッタスとハミルトンが1-2で初日を締めくくり、フェルスタッペンとアルボンのレッドブル勢がメルセデスに次ぐ2番手チームの座についた。アルファ・タウリのクビアトとガスリーは11番手と13番手だった。
ホンダPU勢は、レッドブルの両名がメルセデスに次ぐポジションにつけています。
アルファ・タウリの両名は初回セッションでは。トップ10につけていましたが、2回目ではトップ10に入れませんでしたが、予選では頑張って4台ともトップ10に入って欲しいですね!
現地日中に行われた初回セッションはレッドブルのフェルスタッペンが1分37秒378を刻んでトップに立ち、0.034秒差でボッタスが2番手に続いている。3番手には先のサヒールGPで2位表彰台に上ったルノーのオコンがつけたが、トップ2からは1秒以上遅れており、4番手に食い込んだレッドブルのアルボンとは0.032秒のギャップしかない。2週間ぶりに愛車のコックピットに戻ったハミルトン(メルセデス)はトップから1.366秒遅れの5番手にとどまった。
夕刻を迎えて人工照明が灯るヤス・マリーナ・サーキットでは気温24.6℃、路面温度31.8℃、湿度40.6%のドライコンディションで2回目のフリー走行が始まり、オコンが真っ先にコースに入ると、ピットレーン出口に列をなしていたライバルたちも続々とインストレーションラップをスタートさせる。
開始から2分と経たずして全車が始動し、20台すべてがピレリの用意したプロトタイプのタイヤを履いてシステムチェックを完了。ピレリはアブダビのレース用にC3からC5のコンパウンドを持ち込んでいるが、初日後半のセッションでは2021年シーズンに使用予定のC4コンパウンドを供給しており、各ドライバーとも最低8回はプロトタイプタイヤでタイム計測を実施することが義務付けられている。
全車のタイムが出そろった時点でトップに立っていたのは1分37秒818をマークしたボッタス。2番手にハミルトンが続き、アルファロメオ・レーシングのライコネンが3番手、アルファ・タウリのガスリーとレーシング・ポイントのペレスがトップ5に並んだ。
ともに1分37秒台に乗せて1-2態勢を築くメルセデスはボッタスが5周、ハミルトンが6周を走って一度ピットに引き上げたが、それ以外はコースにとどまって周回を重ね、開始から20分が経過する頃には規定の8周を超えるドライバーがほとんどで、マクラーレンのノリスだけが11周を走り、他のドライバーたちは周回数を10に伸ばしてピットに帰還している。
早めにドライバーを呼び戻したメルセデスはハミルトンに再度プロトタイプで1周させた後、タイヤをミディアムに交換してコースに送り出した。ハミルトンが走るだけとなったコース上にはレッドブルのアルボンが合流し、ボッタスやガスリーらが加わっていく。プロトタイプでは1分41秒台にとどまって20番手だったアルボンだが、タイヤを履き替えてからは1分37秒015にペースアップして2番手に飛び込んでいる。しかしながら、コースリミットをオーバーしてしまったようでタイムは抹消され、仕切り直しのラップも好ペースを見せたが、同じ理由でタイムが記録されなかったアルボンは周回数を15に伸ばしてピットに戻った。
90分のセッションが折り返し地点を過ぎる頃には太陽が沈み、人工照明の明かりを頼りに走行が続けられ、タイムシートトップには1分36秒276を刻んだボッタスがつけていた。ソフトタイヤを投入したハミルトンがそれを上回るペースで1分36秒フラットを刻んだものの、コースリミットを超えてしまい記録には残らず。3番手にはフェルスタッペンが続き、ミディアムではタイムがカウントされずに最下位に沈んでいたものの、ソフトタイヤに履き替えたアルボンが1分37秒263でラップをまとめ、チームメイトに次ぐ4番手に浮上した。
5番手にはトップから1.162秒差のタイムをマークしたノリス(マクラーレン)が入り、6番手以下のオコン、ペレス、ルクレール(フェラーリ)、リカルド(ルノー)が100分の数秒差で連なり、10番手のストロール(レーシング・ポイント)からクビアト(アルファ・タウリ)、サインツ(マクラーレン)を入れても0.178秒のギャップしかない大接戦の様相を呈している。
メルセデスコンビはソフトタイヤで予選シミュレーションを完了した後、規定の周回数を満たしていなかったプロトタイプのタイヤに戻してロングランに取り組んだ。ライバル陣営もレースシミュレーションを進めていたが、ジョージ・ラッセルがステアリングを握るウィリアムズマシンにトラブルが発生し、白煙を上げながらもなんとかピットにたどり着き、マシンをガレージに入れた。
その直後、今度はコース上でアルファロメオ・レーシングのマシンが炎を上げて停車。ライコネンのマシンがエンジンブローに見舞われたようだ。このインシデントによりセッションは赤旗が振られて中断したが、約14分後に再開され、ライコネンとラッセル以外の18名は残り6分ほどの走行時間を得ている。
タイムシートのオーダーに変化はなく、ボッタスとハミルトンが1-2で初日を締めくくり、フェルスタッペンとアルボンのレッドブル勢がメルセデスに次ぐ2番手チームの座についた。アルファ・タウリのクビアトとガスリーは11番手と13番手だった。
ホンダPU勢は、レッドブルの両名がメルセデスに次ぐポジションにつけています。
アルファ・タウリの両名は初回セッションでは。トップ10につけていましたが、2回目ではトップ10に入れませんでしたが、予選では頑張って4台ともトップ10に入って欲しいですね!