20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

モナコGP - 予選

2021-05-24 15:10:06 | F1レース
22日(土)、モンテカルロ市街地サーキットを舞台にシーズン第5戦モナコGP予選が実施され、フェラーリのルクレールがQ3の最速タイムを記録したが、ラストアタックのタイミングでクラッシュを喫してしまい、ルクレールを含めて多くのドライバーがラップを完了できていない。



昨年は新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより開催を断念したモナコの一戦が2年ぶりにF1サーカスを迎え、初日となった木曜日は初回セッションでレッドブルのペレスが、後半はフェラーリのルクレールがトップタイムを記録している。予選を前に実施された土曜フリー走行はもう1台のレッドブルを駆るフェルスタッペンが最速タイムを刻んだものの、初日から好ペースを示しているフェラーリ勢が接近したタイムで続いており、上位勢もいつも以上にコンペティティブな状況だ。

土曜日のモナコは太陽が顔を隠し、雲が広がっていたが、気温18.8℃、路面温度34.3℃、湿度71.4%のドライコンディションで予選Q1が始まり、開始と同時に多くのドライバーがコースに向かった。

なお、ハースF1のシューマッハは土曜フリー走行でウオールにマシンをぶつけてしまい、マシン修復が予選に間に合わなかったため、初めて挑むはずだったモンテカルロでの予選はお預けとなり、決勝レースの出場可否はフリー走行のタイムを踏まえてレーススチュワードが判断する予定ではあるものの、出走が認められればギアボックスを交換して最後尾からスタートすることになりそうだ。

ピレリはモンテカルロにC3からC5と最も柔らかい組み合わせのドライタイヤを用意しており、予選Q1は全車がソフトタイヤでコースに入っている。メルセデスやフェラーリが少し遅れてガレージを離れた後、アストンマーティンのベッテルが最後に始動し、19台が出そろったコース上ははやりトラフィックが顕著だ。

その中でもメルセデスのボッタスが1分11秒794を刻んでトップに立った直後、フェルスタッペンが0.2秒速く走って最速タイムを更新するも、さらにタイムを削ったサインツが1分11秒31をマークしてトップの座を奪っている。

しかしながら、ベッテルがまともなラップタイムを残して序列が見えてきた頃、マクラーレンのノリスがコンマ数秒速くラップをまとめてタイムシート最上位に飛び込んだが、再びクイックラップに臨んだフェルスタッペンが1分11秒124にペースアップ、それをボッタスが上回るという激しい争いが繰り広げられた。ボッタスは1分10秒台に入れており、2番手に浮上したルクレールを含め、ソフトのタイヤセットを履いて7周目にベストタイムを記録するドライバーが多かった。

Q1残り5分を切ってノックアウトゾーンの16番手以下に名前があったのはアルピーヌのアロンソとオコン、ウィリアムズのラティフィ、ハースF1のマゼピンだ。

次のセッションに進むために再度コースに向かったドライバーたちはトラフィックに対応しながら前後のスペースを見いだし、なんとか満足のいくラップを走ろうと懸命にプッシュ。アルピーヌ勢は思うようにペースが上がらず、オコンはなんとか13番手に上がったものの、アロンソはノックアウトゾーンを抜け出せずにラストアタックにかけることになった。アルファタウリの角田裕毅も同様で、2セット目のソフトタイヤで必死に駆け抜けたが、15番手だったベッテルのタイムに0.018秒及ばず16番手に終わっている。

角田に次ぐ17番手となったアロンソほか、ラティフィとマゼピンがQ1で姿を消した。Q1のトップタイムはボッタスが残した1分10秒938、ルクレールが0.175秒差、フェルスタッペンが0.186秒差で続いている。

15分間で争われたQ2はアルファタウリのガスリーが先頭でコースインし、フェラーリ勢、アルファロメオ・レーシングのライコネンとジョビナッツィらが加わっていった。予選トップ10に入ったドライバーはQ2でベストタイムを記録したタイヤセットをレーススタート時に装着する必要があるため、通常のグランプリではミディアムでのQ2突破を狙う陣営が現れることもあるが、タイヤへの負荷が大きくないモナコとあって、15台すべてがソフトでアタックラップに臨んでいる。

序盤は1分10秒806を刻んだサインツがトップに立ち、ノリスとルクレールが続いたが、フェルスタッペンが2度目のアタックラップで1分10秒台に入れて最速タイムを塗り替え、サインツに0.156秒のリードを築いた。3番手にルクレールが上がり、ノリス、ボッタス、ハミルトン、ペレス、ベッテル、ガスリー、リカルド(マクラーレン)がトップ10だ。

ノックアウトゾーンの11番手以下はジョビナッツィ、ストロール(アストンマーティン)、オコン、ライコネン、ラッセル(ウィリアムズ)の順で並んでいた。

9番手につけていたガスリーがタイヤセットを交換して再びコースに向かうと、ガレージに引き上げていた他のドライバーたちもタイヤを履き替えて出陣し、アウトラップを経てクイックラップに入っていった。自己ベストを更新したガスリーは8番手のベッテルに0.001秒届かずポジションを上げられなかったが、最後の1周で1分11秒179をマークして8番手に浮上している。

100分の数秒を争う激戦のQ2を終えて、11番手以下で予選順位を確定させたのはオコン、リカルド、ストロール、ライコネン、ラッセル。Q2のトップタイムはルクレールが残した1分10秒597、フェルスタッペンが0.053秒差の2番手につけ、3番手のボッタスも0.098秒のギャップとトップ3が0.1秒以内に並んでいる。他に予選Q3に進んだのは4番手のサインツ、ペレス、ノリス、ハミルトン、ガスリー、ベッテル、ジョビナッツィだ。

ポールポジションをかけたQ3もガスリーが真っ先にコースに向かい、それに9名が続く格好となったが、多くが新品のソフトタイヤを履く中、他のドライバーよりもすでに1セット多くのソフトを投入していたジョビナッツィはユーズドのタイヤを装着して合流している。

10名が少なくとも1回のアタックを終えた時点でトップには1分10秒346をマークしたルクレールがつけ、フェルスタッペンが0.230秒差の2番手、ボッタス、サインツ、ガスリーと続き、ハミルトンは6番手にとどまっていた。

終盤、新しいソフトタイヤに交換した中で最初にアタックラップをスタートさせたのはレッドブルを駆るペレスだ。しかしながら、最終コーナー付近でプレップラップと呼ばれる準備ラップを多く取ったドライバーたちに追いついてしまい、スムーズな走行ができなかったペレスはトップに1.2秒遅れのタイムにとどまっている。

3周を使ってタイヤの熱入れなどプッシュラップの準備を整えた面々がラストアタックをスタートさせたものの、暫定ポールだったルクレールがスイミングプール区間でクラッシュを喫してしまい、赤旗が振られてそのまま予選終了となった。

結果、ルクレールがトップをキープする形となり、フェルスタッペンはセクター1をファステストで通過して速さを見せていたが、ラップを完了できずに2番手に収まり、同じくベストのペースで走っていたボッタスが3番手につけている。4番手以下はサインツ、ノリス、ガスリー、ハミルトン、ベッテル、ペレス、ジョビナッツィのオーダーだ。

ルクレールは右フロントタイヤをガードレールにぶつけており、サスペンションが破損した影響でコントロールを失った結果、縁石を超えた先のウオールにクラッシュした。マシンのダメージによってはギアボックスを交換する必要も考えられるため、そうなればペナルティの対象になるが、フェラーリは決勝レース前に最終的な判断を下すとしている。

ホンダPU勢は、フェルスタッペンが2番手、ペレスが7番手、ガスリーが9番手、角田は残念ばがらQ1敗退で16番手。
決勝に期待しましょう!






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