スペイン・バルセロナ近郊にあるシルクイート・デ・バルセロナ・カタルーニャ、通称カタロニア・サーキットを舞台に9日(日)、シーズン第4戦スペインGP決勝レースが開催され、スタート直後にリードを明け渡したものの、戦略を生かして終盤に奪い返したメルセデスのハミルトンがポール・トゥ・ウインを飾った。
激しい接戦が予想された予選はハミルトンがキャリア通算100回目のポールポジションを記録し、レッドブルのフェルスタッペンが2番手、メルセデスのボッタスが3番手につけて決戦に挑んでいる。
コースの一部が改修されたことから昨年よりも若干、距離が長い全長4.675kmとなったカタロニア・サーキットの決勝レースは66周で争われ、ここ数日にわたってカタロニア・サーキットを照らしていた太陽が姿を消して灰色の雲が広がる中、気温21.5℃、路面温度31.7℃、湿度57.7%のドライコンディションでフォーメーションラップが始まる。
トップ10スタートのドライバーは全員が予選Q2をソフトタイヤで突破したため、今週末に用意された最も柔らかいコンパウンドのタイヤセットを履いてグリッドに並び、タイヤ選択が自由な11番手以下では17番グリッドのライコネン(アルファロメオ・レーシング)だけがミディアムを選び、それ以外は新品のソフトタイヤを第1スティントに投入している。
スタートは各車が好発進を決めたが、ターン1への飛び込みはフェルスタッペンが早く、ハミルトンをかわして先頭に躍り出る。ボッタスも4番手スタートのルクレール(フェラーリ)に先行を許してポジションを落としており、オープニングラップを終えて上位のオーダーはフェルスタッペン、ハミルトン、ルクレール、ボッタス、5番手にマクラーレンのリカルドとなった。
若干の混雑はあったようだが、大きなインシデントが発生することなく20台すべてが序盤5周を切り抜けている。しかしながら、8周目に入ったところでアルファタウリの角田裕毅がコース上にストップしてしまい、黄旗が振られた後にセーフティカーに出動要請が下る。角田はトラブルに見舞われたようで、エンジンが止まっており、ターン10のアウト側に停車せざるを得なくなった。
その間にアルファロメオ・レーシングのジョビナッツィがピットに飛び込むも、用意されていたタイヤに不備があり、タイヤセットを取り替えなければならなくなった。当初は別のタイヤセットだったかと思われたものの、リプレー映像で詳細が判明すると、左フロントタイヤにパンチャーが確認され、ジョビナッツィにとってはむしろ幸運のトラブル発覚と言え、担当クルーのお手柄だ。大慌てでガレージから別のミディアムを取り出してきたチームクルーは無事にタイヤ交換を完了してジョビナッツィをコースに送り出した。
他に、ウィリアムズの2台もソフトからミディアムに履き替えたが、これ以外の陣営に動きはなく、10周目の終わりにセーフティカーが解除されてリスタートを迎えた。フェルスタッペンがリードを維持し、ハミルトン以下も上位勢に目立ったポジション変化はない。唯一、入賞圏内の最後のひと枠をめぐってアストンマーティンのストロールがアルピーヌのアロンソと競い合い、母国グランプリに挑むベテランのアロンソをストロールがかわして10番手に浮上した。
19周目にピットストップに向かったガスリー(アルファタウリ)はスターティンググリッドの停車位置をオーバーした違反で5秒のタイムペナルティを科せられていたため、処分の5秒間は作業せずに停止した後、ソフトからミディアムに履き替えて隊列に復帰。最後尾の19番手で第2スティントをスタートしたが、前が開けた状態とあって本来のペースを発揮しながら走行することはできたようだ。
そこから3周を経てアロンソとベッテル(アストンマーティン)が最初のタイヤ交換に向かい、ともにミディアムのセットに履き替えてコースに戻った。アロンソは16番手、ベッテルはスタート直後に追い抜いていたガスリーの後方についたものの、ホームストレートでトウを確保し、再びアルファタウリの前に出る。
トップチームではメルセデスが最初に動きを見せ、ボッタスをピットに呼び入れるとミディアムタイヤを履かせてコースに送り出した。次のラップにはフェルスタッペンがピットに飛び込むも、後方に控えていたハミルトンはステイアウトを選択。どうやらフェルスタッペンは自らの判断でタイヤ交換を決断したらしく、ピットクルーのタイヤ準備が追いついておらず、いつもに比べると倍近くタイヤ作業に時間を要したものの、フェルスタッペンはボッタスの前をキープしてコースに戻り、すぐ前にいた相棒のセルジオ・ペレスを抜き、4番手で第2スティントを開始している。
レッドブルは3周遅れてペレスのタイヤ交換も完了し、次の周回にはハミルトンとルクレールがピットに向かって新しいタイヤを装着した。スタートにミディアムを選んだライコネンは30周を走ってなお第1スティントを走っていたが、それ以外は少なくとも1回のピットストップを終えており、先頭はフェルスタッペンのまま、2番手にハミルトン、ボッタスが3番手に返り咲き、ルクレールは4番手、リカルドが5番手を走っていた。
レースが折り返し地点を過ぎると、ハミルトンがフェルスタッペンの1秒以内に迫るシーンが増え、DRSゾーンをキープして走行するも、サイド・バイ・サイドに持ち込むことは容易でなく、ハミルトンが何度か攻撃を仕掛けていったものの、いずれも成功には至っていない。
入賞圏内の位置をキープしていたライコネンは先頭集団が39周目に突入した後にピットインしてタイヤを交換。1ストップを狙ってソフトタイヤを装着し、17番手の位置で隊列復帰している。直後にはアストンマーティンがベッテルをピットに入れてミディアムからユーズドのソフトタイヤに履き替えさせ、次のラップにはストロールも同じタイヤ戦略で2回目のピットストップを完了した。ライコネンを警戒したと見られるアストンマーティン勢はストロールが14番手とライコネンの前でコースに戻るも、ベッテルはライコネンの後方16番手となった。
42周を走ってピットに飛び込んだハミルトンはミディアムの別セットに履き替えて逆転を狙うことに。メルセデスに先に動かれてしまったレッドブル陣営は残り20周以上を、すでに20周近く走ったタイヤで切り抜けなければならない状況となり、フェルスタッペンはユーズドとはいえフレッシュなタイヤで追い上げてくるハミルトンを警戒しながら、タイヤ管理も強いられた。
フェルスタッペンとハミルトンのギャップはハミルトンが2度目のタイヤ交換を終えた時点で23秒近くあったが、50周目に入ってその差は13秒に短縮。周回遅れの対応もある中、フェルスタッペンとハミルトンのペースは1秒以上違っており、2人の間にいたボッタスの背中をとらえたハミルトンは53周目の直前でチームメイトを追い抜いて2番手に上がった。ボッタスの無線ではハミルトンを抑えぬよう指示が出ていたが、ボッタスはハミルトンがリアについてから数コーナーを通過した後に道を譲っている。その後、ボッタスはユーズドのソフトタイヤに履き替えるべくピットストップに向かい、第2スティント継続中のルクレールに4.7秒遅れの4番手でコースに復帰した。
注目のトップ争いは55周目に入ってフェルスタッペンとハミルトンのギャップは7.7秒となり、1分20秒半ばのラップタイムを刻みながら追い上げてくるハミルトンに対し、フェルスタッペンは1分22秒台とかなり苦しい状況だ。
一時はハミルトンがファステストを連発していたものの、柔らかいコンパウンドに切り替えたボッタスがハミルトンよりも速いラップを刻んで最速タイムを塗り替えたほか、コース上でルクレールを料理して3番手に返り咲き。ファステストラップの1点を狙うのはメルセデスに限らず、レッドブルはペレスをピットに呼び入れてソフトタイヤに交換し、残り周回でのファステスト更新を狙う戦略を取った。ペレスのタイヤ交換によってフリーストップの機会を得たフェラーリがルクレールのタイヤをソフトに戻し、4番手をキープしたままラスト8周に臨んだ。
60周目に入った直後のターン1への飛び込みでハミルトンがついにフェルスタッペンをオーバーテイクしてラップリーダーの座を取り戻す。2番手に下がったフェルスタッペンと3番手のボッタスは27秒ほど間隔があったため、レッドブルはフェルスタッペンのタイヤを交換して2位表彰台とファステストラップ記録を狙う方向に切り替えた。
ルクレールに対して22秒以上のリードを築くボッタスは表彰台が見えているポジションながら、入賞を争う周回遅れの集団にはまってしまい、ポジションを競う複数台の追い抜きに少し時間を要したものの、無事に切り抜けてクリーンエアを得ている。このとき、10番手を争っていたのはアロンソ、ストロール、ガスリー、ライコネン、ラッセル(ウィリアムズ)、ベッテルだが、ストロールとの攻防戦でタイヤを痛めた様子のアロンソは2度目のピットストップを決めて戦線離脱し、残り3周を切って10番手にはガスリーがつけ、ポイント圏外の11番手以下にストロール、ライコネン、ベッテル、ラッセルが続くオーダーに変わった。
66周にわたるバトルを経てハミルトンがトップチェッカーを受け、フェルスタッペンとボッタスが表彰台を獲得、4位でルクレールがゴールし、ペレスが5位フィニッシュを果たす。6位にはリカルドが入り、チェッカーを受けるギリギリまでリカルドにプレッシャーをかけていたサインツはオーバーテイクを成功させられずに7位、8位だったノリスの後方でもファイナルラップまで攻防戦が繰り広げられていたが、オコンがポジションを守って9位、ガスリーは0.190秒差の10位となった。
11位以下、完走はストロール、ライコネン、ベッテル、ラッセル、ジョビナッツィ、ラティフィ(ウィリアムズ)、アロンソ、シューマッハ(ハースF1)、マゼピン(ハースF1)となり、リタイアは角田だけだった。
フェルスタッペンは、60周目までラップリーダーでしたが、残念ながら優勝できませんでした。
次戦の新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより中止を余儀なくされたモナコのレースに期待しましょう!
激しい接戦が予想された予選はハミルトンがキャリア通算100回目のポールポジションを記録し、レッドブルのフェルスタッペンが2番手、メルセデスのボッタスが3番手につけて決戦に挑んでいる。
コースの一部が改修されたことから昨年よりも若干、距離が長い全長4.675kmとなったカタロニア・サーキットの決勝レースは66周で争われ、ここ数日にわたってカタロニア・サーキットを照らしていた太陽が姿を消して灰色の雲が広がる中、気温21.5℃、路面温度31.7℃、湿度57.7%のドライコンディションでフォーメーションラップが始まる。
トップ10スタートのドライバーは全員が予選Q2をソフトタイヤで突破したため、今週末に用意された最も柔らかいコンパウンドのタイヤセットを履いてグリッドに並び、タイヤ選択が自由な11番手以下では17番グリッドのライコネン(アルファロメオ・レーシング)だけがミディアムを選び、それ以外は新品のソフトタイヤを第1スティントに投入している。
スタートは各車が好発進を決めたが、ターン1への飛び込みはフェルスタッペンが早く、ハミルトンをかわして先頭に躍り出る。ボッタスも4番手スタートのルクレール(フェラーリ)に先行を許してポジションを落としており、オープニングラップを終えて上位のオーダーはフェルスタッペン、ハミルトン、ルクレール、ボッタス、5番手にマクラーレンのリカルドとなった。
若干の混雑はあったようだが、大きなインシデントが発生することなく20台すべてが序盤5周を切り抜けている。しかしながら、8周目に入ったところでアルファタウリの角田裕毅がコース上にストップしてしまい、黄旗が振られた後にセーフティカーに出動要請が下る。角田はトラブルに見舞われたようで、エンジンが止まっており、ターン10のアウト側に停車せざるを得なくなった。
その間にアルファロメオ・レーシングのジョビナッツィがピットに飛び込むも、用意されていたタイヤに不備があり、タイヤセットを取り替えなければならなくなった。当初は別のタイヤセットだったかと思われたものの、リプレー映像で詳細が判明すると、左フロントタイヤにパンチャーが確認され、ジョビナッツィにとってはむしろ幸運のトラブル発覚と言え、担当クルーのお手柄だ。大慌てでガレージから別のミディアムを取り出してきたチームクルーは無事にタイヤ交換を完了してジョビナッツィをコースに送り出した。
他に、ウィリアムズの2台もソフトからミディアムに履き替えたが、これ以外の陣営に動きはなく、10周目の終わりにセーフティカーが解除されてリスタートを迎えた。フェルスタッペンがリードを維持し、ハミルトン以下も上位勢に目立ったポジション変化はない。唯一、入賞圏内の最後のひと枠をめぐってアストンマーティンのストロールがアルピーヌのアロンソと競い合い、母国グランプリに挑むベテランのアロンソをストロールがかわして10番手に浮上した。
19周目にピットストップに向かったガスリー(アルファタウリ)はスターティンググリッドの停車位置をオーバーした違反で5秒のタイムペナルティを科せられていたため、処分の5秒間は作業せずに停止した後、ソフトからミディアムに履き替えて隊列に復帰。最後尾の19番手で第2スティントをスタートしたが、前が開けた状態とあって本来のペースを発揮しながら走行することはできたようだ。
そこから3周を経てアロンソとベッテル(アストンマーティン)が最初のタイヤ交換に向かい、ともにミディアムのセットに履き替えてコースに戻った。アロンソは16番手、ベッテルはスタート直後に追い抜いていたガスリーの後方についたものの、ホームストレートでトウを確保し、再びアルファタウリの前に出る。
トップチームではメルセデスが最初に動きを見せ、ボッタスをピットに呼び入れるとミディアムタイヤを履かせてコースに送り出した。次のラップにはフェルスタッペンがピットに飛び込むも、後方に控えていたハミルトンはステイアウトを選択。どうやらフェルスタッペンは自らの判断でタイヤ交換を決断したらしく、ピットクルーのタイヤ準備が追いついておらず、いつもに比べると倍近くタイヤ作業に時間を要したものの、フェルスタッペンはボッタスの前をキープしてコースに戻り、すぐ前にいた相棒のセルジオ・ペレスを抜き、4番手で第2スティントを開始している。
レッドブルは3周遅れてペレスのタイヤ交換も完了し、次の周回にはハミルトンとルクレールがピットに向かって新しいタイヤを装着した。スタートにミディアムを選んだライコネンは30周を走ってなお第1スティントを走っていたが、それ以外は少なくとも1回のピットストップを終えており、先頭はフェルスタッペンのまま、2番手にハミルトン、ボッタスが3番手に返り咲き、ルクレールは4番手、リカルドが5番手を走っていた。
レースが折り返し地点を過ぎると、ハミルトンがフェルスタッペンの1秒以内に迫るシーンが増え、DRSゾーンをキープして走行するも、サイド・バイ・サイドに持ち込むことは容易でなく、ハミルトンが何度か攻撃を仕掛けていったものの、いずれも成功には至っていない。
入賞圏内の位置をキープしていたライコネンは先頭集団が39周目に突入した後にピットインしてタイヤを交換。1ストップを狙ってソフトタイヤを装着し、17番手の位置で隊列復帰している。直後にはアストンマーティンがベッテルをピットに入れてミディアムからユーズドのソフトタイヤに履き替えさせ、次のラップにはストロールも同じタイヤ戦略で2回目のピットストップを完了した。ライコネンを警戒したと見られるアストンマーティン勢はストロールが14番手とライコネンの前でコースに戻るも、ベッテルはライコネンの後方16番手となった。
42周を走ってピットに飛び込んだハミルトンはミディアムの別セットに履き替えて逆転を狙うことに。メルセデスに先に動かれてしまったレッドブル陣営は残り20周以上を、すでに20周近く走ったタイヤで切り抜けなければならない状況となり、フェルスタッペンはユーズドとはいえフレッシュなタイヤで追い上げてくるハミルトンを警戒しながら、タイヤ管理も強いられた。
フェルスタッペンとハミルトンのギャップはハミルトンが2度目のタイヤ交換を終えた時点で23秒近くあったが、50周目に入ってその差は13秒に短縮。周回遅れの対応もある中、フェルスタッペンとハミルトンのペースは1秒以上違っており、2人の間にいたボッタスの背中をとらえたハミルトンは53周目の直前でチームメイトを追い抜いて2番手に上がった。ボッタスの無線ではハミルトンを抑えぬよう指示が出ていたが、ボッタスはハミルトンがリアについてから数コーナーを通過した後に道を譲っている。その後、ボッタスはユーズドのソフトタイヤに履き替えるべくピットストップに向かい、第2スティント継続中のルクレールに4.7秒遅れの4番手でコースに復帰した。
注目のトップ争いは55周目に入ってフェルスタッペンとハミルトンのギャップは7.7秒となり、1分20秒半ばのラップタイムを刻みながら追い上げてくるハミルトンに対し、フェルスタッペンは1分22秒台とかなり苦しい状況だ。
一時はハミルトンがファステストを連発していたものの、柔らかいコンパウンドに切り替えたボッタスがハミルトンよりも速いラップを刻んで最速タイムを塗り替えたほか、コース上でルクレールを料理して3番手に返り咲き。ファステストラップの1点を狙うのはメルセデスに限らず、レッドブルはペレスをピットに呼び入れてソフトタイヤに交換し、残り周回でのファステスト更新を狙う戦略を取った。ペレスのタイヤ交換によってフリーストップの機会を得たフェラーリがルクレールのタイヤをソフトに戻し、4番手をキープしたままラスト8周に臨んだ。
60周目に入った直後のターン1への飛び込みでハミルトンがついにフェルスタッペンをオーバーテイクしてラップリーダーの座を取り戻す。2番手に下がったフェルスタッペンと3番手のボッタスは27秒ほど間隔があったため、レッドブルはフェルスタッペンのタイヤを交換して2位表彰台とファステストラップ記録を狙う方向に切り替えた。
ルクレールに対して22秒以上のリードを築くボッタスは表彰台が見えているポジションながら、入賞を争う周回遅れの集団にはまってしまい、ポジションを競う複数台の追い抜きに少し時間を要したものの、無事に切り抜けてクリーンエアを得ている。このとき、10番手を争っていたのはアロンソ、ストロール、ガスリー、ライコネン、ラッセル(ウィリアムズ)、ベッテルだが、ストロールとの攻防戦でタイヤを痛めた様子のアロンソは2度目のピットストップを決めて戦線離脱し、残り3周を切って10番手にはガスリーがつけ、ポイント圏外の11番手以下にストロール、ライコネン、ベッテル、ラッセルが続くオーダーに変わった。
66周にわたるバトルを経てハミルトンがトップチェッカーを受け、フェルスタッペンとボッタスが表彰台を獲得、4位でルクレールがゴールし、ペレスが5位フィニッシュを果たす。6位にはリカルドが入り、チェッカーを受けるギリギリまでリカルドにプレッシャーをかけていたサインツはオーバーテイクを成功させられずに7位、8位だったノリスの後方でもファイナルラップまで攻防戦が繰り広げられていたが、オコンがポジションを守って9位、ガスリーは0.190秒差の10位となった。
11位以下、完走はストロール、ライコネン、ベッテル、ラッセル、ジョビナッツィ、ラティフィ(ウィリアムズ)、アロンソ、シューマッハ(ハースF1)、マゼピン(ハースF1)となり、リタイアは角田だけだった。
フェルスタッペンは、60周目までラップリーダーでしたが、残念ながら優勝できませんでした。
次戦の新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより中止を余儀なくされたモナコのレースに期待しましょう!
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