V6新時代の幕開けとなる2014年FIA F1世界選手権開幕
戦オーストラリアGP決勝が16日(日)日本時間15時から、
メルボルンのアルバート・パーク・サーキットにて開催され
た。
雨の見舞われた前日の予選でポールポジションをつかみ
とったのはメルセデスのルイス・ハミルトン。2番手は開幕
を前に危機に瀕していた王者レッドブルの新人ダニエル・
リカルド、4年連続チャンピオンのセバスチャン・ベッテル
(レッドブル)はソフトウェアの不具合で13番手に沈み、他
車のペナルティの関係で12番グリッドからレースをスタート
する。
普段は公道として使用されているサーキットは1周5.303、
レースは58周で実施されるが、フォーメーションラップが追
加されたため、レース周回数は57に変わった。
2度目のスタートで今季初戦が始まると、1コーナーまでに
ロズベルグが先頭に抜け出す。
可夢偉はマシンのブレーキシステムの問題でマッサの衝
突しリタイアに追い込んだ。可夢偉自身も、そのままレース
を終えている。
ハミルトンは、エンジンの1気筒が機能していないため4周
でレースを終えている。
そんな波乱の初戦を制したのはロズベルグ(メルセデス)。
リカルドがレッドブル移籍後初戦にしてキャリア初の2位表
彰台を決めたが、リカルドの燃料流量が規定量を上回って
いたとしてレース結果から除外された。
結果、マグネッセンがデビュー戦2位という快挙を達成。
3位以降にはバトン、アロンソ、ボタックス、ヒュルケンベル
グ、ライコネン、ベルヌと続き、クビアトもデビュー初戦でポ
イントを手にした。
次戦マレーシアGPで、可夢偉にはマシンに問題ない状態
で走らせたいですね!