20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

サヒールGP - 予選

2020-12-06 09:02:44 | F1レース
現地5日(土)、バーレーン・インターナショナル・サーキットでシーズン第16戦サヒールGP予選が行われ、メルセデスのボッタスがポールポジションを獲得した。



今週末の舞台も前戦バーレーンGPと同じではあるが、通常のグランプリサーキットとは異なる外周のショートコースが使用されており、コース特性やマシンに求められる条件も変わっていることから、フィールド全体の序列に変化が見られている。土曜フリー走行ではレッドブルのフェルスタッペンが54秒064のタイムをたたき出してタイムシート最上位につけ、ボッタスとアルファ・タウリのガスリーがトップ3に並んだ。

気温24.1℃、路面温度27.4℃、湿度77.4%のドライコンディションでQ1がスタートすると、すぐさまハースF1勢がコースに入り、ウィリアムズの2人とアルファロメオ・レーシングのライコネンが合流してアウトラップを終えた順にクイックラップに挑んでいく。まずはハースF1のマグヌッセンが55秒464、グロージャンの代役を務めるフィッティパルディが0.4秒遅れのタイムを刻み、ウィリアムズ勢はマグヌッセンに0.1秒差でラップをまとめてフィッティパルディを上回った。

トラフィックが懸念されたQ1はコース上のポジション取りが重要であり、各チームのピットウオールはドライバーを送り出すタイミングを慎重に図り、アウトラップ中のドライバーは前後のスペースを十分に確保できるように努めている。

レッドブルの2人とルノーのリカルドが最後にガレージを出発し、フェルスタッペンが54秒037をたたき出して最速タイムを更新し、リカルドが3番手、アルボンは5番手に飛び込んだ。マクラーレンのノリスはコースリミットを超えてしまい、クイックラップのタイムが抹消されたために最下位となっていたが、仕切り直しのラップで54秒台に入れて10番手に上がっている。

全車のタイムが出そろった時点でトップ3にはフェルスタッペン、ペレス(レーシング・ポイント)、リカルドが並び、ノックアウトゾーンの16番手以下にはラティフィ(ウィリアムズ)、ガスリー(アルファ・タウリ)、ライコネンと相棒のジョビナッツィ、フィッティパルディが名を連ねていた。

ガスリーをはじめ、僚友クビアトやメルセデス勢は同じミディアムタイヤでアタックに臨んでおり、唯一、ハードタイヤをチョイスしたのはマクラーレンとサインツだ。ただ、それぞれ思うようにタイムが出せず、結局はソフトタイヤに切り替えて再度アタックラップを走っている。

ボッタスが53秒904を刻んでトップに躍り出たQ1が終わり、予選順位を確定させたのは16番手のマグヌッセンとそれに次ぐラティフィのほか、ラッセルの抜けた穴を埋めるエイトケンは初めての予選を18番手で締めくくり、ライコネンが19番手、こちらも初のF1予選となったフィッティパルディは20番手だった。

15分間で争われたQ2はサインツが真っ先にコースに向かい、フェラーリ勢やガスリー、ジョビナッツィが合流した後、残りのドライバーたちもタイミングを見ながら始動していく。序盤のアタックでは53秒787をマークしたペレスがトップに立ち、0.016秒差でボッタスが2番手に迫るも、続くサインツ、ラッセル、ストロールまでが0.06秒以下のギャップで連なる大混戦状態だった。ただし、メルセデスの2人はミディアムタイヤでアタックしており、レーシング・ポイント勢とサインツはソフトタイヤを履いている。

6番手から後方も競争が激しく、渋滞を抱えず、コースリミットを超えることなくクリーンラップを走れるかどうかが予選上位進出のカギを握ったと言えよう。

メルセデスはQ2終盤もミディアムタイヤにこだわったが、それ以外の陣営はソフトタイヤを投入して予選トップ10入りを確実に狙った。そのかいもあって、フェルスタッペンは53秒647でラップをまとめ、2番手以下に0.1秒以上のリードを築いてQ2の最速タイムを塗り替えている。2番手にペレス、ボッタス、サインツ、ラッセル、ルクレール、ストロール、クビアト(アルファ・タウリ)、リカルド、ガスリーがQ3進出を決めた。

一方で、Q2敗退を喫したのは11番手だったオコンほか、アルボン、ベッテル、ジョビナッツィ、ノリスの5人だ。10番手だったガスリーとオコンはわずか0.054秒の違いしかなく、12番手のアルボンも0.085秒の遅れがグリッドポジションに響いてしまった。

ポールシッターが決するQ3はボッタスとラッセルのメルセデスコンビがコースインしたのに続いてアルファ・タウリやレッドブル、ルノー、マクラーレンもQ3に進んだドライバーをコースに送り出す。レーシング・ポイントは他の7名に少し遅れてガレージを離れたが、クビアトだけは待機を選んで序盤のアタックには参加していない。

ボッタスが53秒760の好タイムをマークした直後、フェルスタッペンがそれより0.169秒速くラップをまとめて暫定ポールの座を奪取。さらにルクレールがパーフェクトラップを走ってフェルスタッペンに0.022秒と迫る見事なタイムを残した。9台のタイムが出そろった時点でトップ3のオーダーはフェルスタッペン、ルクレール、ボッタスだ。

ただ、その後、メルセデス勢が相次いでベストタイムを更新し、ボッタス、ラッセル、フェルスタッペンのトップ3に変わり、ルクレール、ペレス、リカルド、サインツ、ストロール、ガスリーと続いた。

先にタイムを刻んだドライバーがピットに引き上げるタイミングでコースインしたクビアトはガスリーと同じく新品のミディアムタイヤを履いていたが、ガスリーのタイムが伸びないと見るやピットに舞い戻っている。

残り90秒を切ってコースになだれ込んだマシンの中にフェラーリの姿はなく、暫定4番手の位置にいたルクレールはすでにコックピットを離れて走行を終えていた。

ラストアタックではボッタスがタイムを更新できず、ラッセルやフェルスタッペンのパフォーマンスに注目が集まったものの、ラッセルは0.026秒、フェルスタッペンは0.056秒届かず、最終的にボッタスがポールポジションを獲得。メルセデスはハミルトン不在でもラッセルのがんばりでフロントロー独占を達成し、フェルスタッペンが3番手、ルクレールが4番手のポジションを死守して2列目スタートをもぎとった。

5番手にペレス、クビアト、リカルド、サインツ、ガスリーと続き、ストロールが10番手で予選を終えている。

ホンダPU勢、アルボンがトップ10を逃してしまいましたが、トップ10から0.085秒遅れの僅差、トップのボッタスから1秒以内に14台が入るという混戦、決勝が楽しみですね!





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サヒールGP - 金曜フリー走行

2020-12-05 09:10:49 | F1レース
先週からバーレーンに滞在するF1サーカスは現地4日(金)、シーズン第16戦サヒールGP初日に実施された2回目のフリー走行に臨み、新型コロナウイルスの陽性反応を示してグランプリ欠場を余儀なくされたハミルトンに代わってメルセデスを駆るラッセルが好調の出だしを決めて初日は両セッションとも最速タイムを刻んだ。



最初のフリー走行ではフェルスタッペンとアルボンのレッドブル勢が2番手と3番手に並び、メルセデスのボッタスは先週末とは異なるコースレイアウトにまだ馴染めていないのか4番手にとどまっている。

すでにサヒールが夜を迎えているとあってコンディションは比較的に穏やかで、気温24.2℃、路面温度26.4℃、湿度74.5%のドライ路面で金曜フリー走行2回目のセッションが始まった。最初にコースに飛び出していったのはハースF1のフィッティパルディだ。フィッティパルディは、先週末のレースで大事故に見舞われ、連戦で挑む今回のグランプリを欠場することになったグロージャンの代役に抜擢されている。

アルファロメオ・レーシングやマクラーレンのドライバーたちが後に続き、ライバルチームも動き出したことから、人工照明の灯るサーキットは徐々ににぎやかになっていった。ほとんどのドライバーがミディアムタイヤを履いており、硬いハードタイヤを試していたのはアルファロメオ・レーシングのライコネンとウィリアムズのラティフィのみ。

ルノーのオコンが55秒185を刻んでタイムシート最上位につける中、セッション開始から16分が過ぎた頃にタイム計測をスタートさせたばかりのルクレール(フェラーリ)がトラブルを訴えてスローダウン。なんとかピットレーンにはたどり着いたものの、ギアボックストラブルが疑われており、コース上での作業を再開するまではしばらく時間を要することが予想された。

この時点でまだレッドブルとメルセデスは一度もコースに姿を見せていなかったが、ラッセルがハードタイヤを履いて出陣した後、ミディアムタイヤを評価すべくアルボンがガレージを離れ、少し間をおいてボッタスも動き出している。ボッタスはユーズドのハードタイヤを装着して序盤の走行プログラムに取り掛かった。フェルスタッペンがようやく始動したのはセッションが始まって23分が経過した頃だ。

そのフェルスタッペンが55秒フラットを刻んでトップに飛び込み、問題を抱えて引き上げたルクレールを除く19名のタイムが出そろう。2番手にオコン、アルボンが3番手タイムを残し、ボッタス、セルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)にアルファ・タウリの2人が続き、8番手にラッセルが控えていた。

序盤の走行プランを完了してピットに引き上げたドライバーたちは柔らかいコンパウンドに履き替えて再びコースに向かい、セッション中盤からは予選シミュレーションが進められた。ラッセルが54秒713を刻んで最速タイムを塗り替えた一方、ボッタスはそれよりも速いペースで周回していたものの、コースリミットを超えてしまい、そのタイムは抹消されている。

ラッセルに0.128秒差でフェルスタッペンが2番手につけ、ペレス、オコン、アルボンのトップ5に、クビアト(アルファ・タウリ)、ストロール(レーシング・ポイント)、リカルド(ルノー)、ガスリー、サインツが10番手タイムを残していた。ターン8でトラックリミットをオーバーしてしまう様子が散見されたボッタスはタイムを抹消される回数も多く、トップから0.608秒遅れの11番手にとどまっている。

予選を想定したクイックラップを一通り走り終えると、各陣営ともレースシミュレーションに取り掛かり、ソフトで20周近くを走行した後、ハードもしくはミディアムに切り替えてさらに周回を重ねている。

ハードタイヤを履いていたラッセルは57秒から58秒台のラップタイムを刻み、ミディアムで長いスティントを走っていたフェルスタッペンは57秒前後のペースを維持しているようだった。

90分のセッションを終えてタイムシートのオーダーに変化はなく、大半のドライバーが40周を超える周回数を走り込んだものの、マクラーレンのノリスは14周しか走れず、ポジションも17番手にとどまった。また、ドライブシャフトに問題が生じていたというルクレールは結局、走行を再開できず、タイムも残せぬまま初日の作業を終えている。

ホンダPU勢、4台ともトップ10以内で調子が良さそうです。

予選が楽しみですね!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする