作雨作晴


日々の記憶..... 哲学研究者、赤尾秀一の日記。

 

作務衣

2018年07月22日 | 日記・紀行

作務衣

連日の全国的な猛暑。京都もその記録的な暑さでニュース番組にも常連になっている。トップも気象関連と熱中症の報道ばかり。私たちが若い頃は、日射病とか言っていた。西日本豪雨に被災された現場はどれだけ過酷か、想像するばかり。


また、こんな酷暑の予想される再来年の八月に東京オリンピックの開催など、正気の沙汰とも思えない。誰がどのような権限で開催日時を決定したのか?

今からでも開催日時の変更は⎯⎯せめて二ヶ月ほどの延期だからできないはずはないと思うけれど。

前回の東京オリンピックは清々しい秋空の下で開催された。その記憶は今も鮮明に残っている。なぜ「天高く馬肥ゆる」爽やかな秋空のもとでスポーツの祭典を開かないのか、と素人考えでも疑問に思う。

先週あたりまでは、憲法論議の参考になればと思って、ヘーゲルの「法の哲学」の国家論の個所で気になったあたりを拙劣ながらも訳しながら、時には自分なりの注解なども書いてブログに公開していたが、ここしばらくは休んでいる。§279 Zusatz.[国家の人格としての君主] - 夕暮れのフクロウ https://blog.goo.ne.jp/aowls/e/74c5674f9d046890a8b75ae8a8cf252a

仕事で汗をかいても外から帰宅すると浴室で水を浴び、室内を締め切ってクーラーを自動かドライに設定して小一時間もすると、すっかり快適な環境が出来上がる。

それでも半ズボンにTシャツもいまひとつ暑苦しく、浴衣も取り出して部屋の中で着たがこれも今一つで、ホテル仕様のガーゼ地の寝巻などを取り出して着て過ごすのが少しだらしのない気もするが案外リラックスできる。

ただ袖口に締まりがなく、ちょっとした作業をするにもやりにくい。かといってたすき掛けをするほどでもない。部屋でネットなど見て気楽に時間を過ごすには、この寝巻姿で十分だけれど、ふと、作務衣というのがあることを思い出して、ネットで気に入りそうなのがあったので、少し値ははったけれど思い切って注文して見た。【日本製】伝統の作務衣久留米紬織 さわやかな着心地の綿織物(濃紺・明紺・黒)(S寸~3L寸) 岩田呉服店 (京都 九条) https://www.kyoto-wel.com/item/IS81297N00034.html

そしてここ二、三日、部屋にいるときは作務衣を着て過ごしている。寝巻もくつろげるし悪くはないけれど、私の手に入れた作務衣は、動作をする際に寝巻のような不自由さもなく快適だ。これならもっと早く手に入れておけばよかった、というのが感想。これからも夏には重宝する一品になると思う。

 
 
 
 
 
 
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