結審、判決は3月18日に決定
本日2月18日(火)名古屋地裁にて、アイシン機工で働く吉田さんの「労働災害不支給取り消し裁判」(労災認定)が午前10時から、傍聴者満員の中開廷されました。
10時に裁判長が入廷すると、傍聴者が起立をし会釈を交わして席につきます。裁判長が被告側(国)から新たに準備書面が出されたことが告げられました。(準備書面は、当時のボルトの塗布の状況は原告の主張と違うことを主張、もう一点は、他にけがをした人がいるとの原告の主張に対して、大したものではなかったと主張)
これに対して、原告側からこれまでの期間で書面を出す時間は十分にあったのに、なぜ切羽詰まって今頃提出したのか、ルールに反する行為であり却下すべきであると主張しました。が受け入れてもらえませんでした。
双方の書類等の確認がされて結審となりました。判決は3月18日(火)午前10時20分から言い渡されることになりました。
2007年8月に激しい痛みに襲われて、病院を転々として10月に1回目の手術を行いましたが、経過がおもわしくなく、療養のために2008年3月から休職に入り、2009年9月にいったん復職したが再発したために復職に入らざるをえませんでした。
2007年11月に労働基準監督署に労災認定申請をしましたが、2008年5月に「不支給決定」となり認められませんでした。その後「審査請求」「再審査請求」を行ったが2011年2月に棄却されました。
これを受けて、2011年8月に名古屋地裁に「労働災害不支給取り消し裁判」を提訴しました。労災申請してから5年、提訴して2年6カ月の時間を要しました。本当に長い道のりでしたが、本人はもとより、ご家族の皆さんの援助、支援する会の援助などが支えとなって今日を迎えることが出来ました。必ず勝利をしてご報告をしたいと思います。
引き続きご支援をよろしくお願いいたします。