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福島原発震災を受けて行動しているグループを紹介します。
浜岡(静岡県)ツアーに行ってきました
主催:浜岡原発止めよう関東ネットワーク
4月16日~17日、浜岡原発ツアーに行ってきました。福島原発震災を受け、日本列島の全域でいつ大地震が起きてもおかしくない(地震学者の石橋克彦さんの警告「雑誌世界5月号」)今こそ、浜岡原発をこの目で見、現地の闘う人達と交流しようと企画したツアーへの参加者は、定員超えの26人にのぼりました。
1日目は、浜岡原発を考える静岡ネットワーク(浜ネット)主催の広瀬隆さんの講演(「ほんとのことが知りたい いま福島原発で何がおこっているのか!」)に約650人が参加。大ホールは、立ち見に加え、大勢が舞台に座り込んで聞く大熱気となりました。
広瀬さんは、「今回の福島原発震災は、津波による非常用電源の喪失が原因と、誰もが東電・保安院に思いこまされていたが、その前に、地震の第1波によって、配管破断が起きていたことが、元原子力設計技術者の田中光彦さんの事故分析によって明らかになった」事を強調されました。「やっぱり!」と言うのが率直な感想です。電源喪失は大変なこと。しかしそもそも、原発の耐震設計などはあてにならないと言うことがよく解った。
2日目午前中は、浜岡原発をこの目で確認。取水口、排水溝を見ることが出来る海岸線に足を伸ばし、長年浜岡原発周辺の生物(亀など)の奇形、サクラの花びら調査(奇形が多い)を続けている現地の方に、浜岡原発が津波に耐え得るものではないこと、粘土質の土壌に立っていることなど、リアルな説明をしていただきました。(大変好評でした)
2日目午后は、現地浜ネットの人々のリードを受け、参加全員が6班に分かれ、菊川市内の民家にポスト・イン。中には初めての経験という若い方もいて、また、現地の方と直接ふれあい、話し合う機会が持てたと、参加者全員が、真摯に取り組み、手応えを感じる事が出来ました。今回の企画を締めくくるにふさわしい時間を持つ事ができました。様々な足りないところもあったであろうツアーでしたが、参加者の皆さまのご協力で今回のたんぽぽ舎のツアーも、好評の内に無事終えることが出来ました。
浜岡原発を止めるために、我々1人1人は何が出来るか。各自が、強い思いをそれぞれに抱き、帰途につきました。