キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

人間を介した情報の受け渡し

2013年12月14日 | Weblog
僕の仕事は...というよりほとんどの仕事は、ある見方をすると、情報を受け取って、それを加工して、次の人に渡すことの繰り返しだ。
この情報のやり取りの間に必ず存在する加工は、ほとんどの場合、人間が行う。このときに間違いが生じることがある。仕事上発生する問題の殆どは突き詰めればここに原因があるのではないかと思う。
どうして、ここまで意図が伝わらないのだろうと思うことが本当に多い。

最近SF小説がマイブームで、1930~1960年代に書かれたものを幾つか読んでいる。その中では、今僕らが住んでいる2013年なんていう未来では、コンピュータが正しい判断をしてくれるため、上記のような人間による情報の伝達上の間違いは遠い過去のように描かれている。

今、世界を見渡すと、まだまだ人間の判断が必要な仕事はたくさんあるし、しばらくはそれが続きそうだ。
SF小説では、コンピュータが判断する世界は戦争すら起こり得ないと言うが、とすれば世界から戦争がなくなるのはまだまだ先のことになる。

そもそも、判断をコンピュータに委ねることを人間がよしとしないという世界を描いたSF小説もあるし...。

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