キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

『街灯』の思い出

2006年02月25日 | Weblog
『街灯』という、ゆずの曲がある。
ゆず一家の収録だから初期の頃。岩沢が作った歌。
アルバムの中でも後半で、軽い感じの目立たない曲。
でも、僕には思い出深い曲。

中学を卒業するとき、友達と夜通しでお別れ会をした。
お別れ会といっても5人くらいで一晩中しゃべったりしてるだけ。
友達が持っていた、普段は使ってないマンションでやった。

朝が近くなって、さすがにみんな疲れて、静かになってきた頃、部屋にかかっていたのが『街灯』だった。
ただ、それだけ。
ただそれだけなんだけど、この曲を聴くと、いつもあの頃の気持ちになる。
みんなばらばらになって、それぞれの道を行くんだなぁっていう、
もう遊んでばっかはいられないなぁっていう寂しい気持ち。
中学生は中学生なりに将来を考えていたときだった。

その『街灯』を久々に聴いた。
やっぱり、あのときのみんないるのに静まり返ってた部屋を思い出した。
寂しい気持ちになった。
よく考えたら、もう10年も前の気持ちだ。

今、ちょうどまた別れの時期。
今度は、あの時以上に、みんながそれぞれの道を進み始めるとき。

雨が 急に降り出した
通り雨だと 誰かが言った
遠く 遠く 見えない明日を待ち
深く 深く 沈みゆく昨日を背にして ♪

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