キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

流体と交通渋滞とRoundabout

2009年03月24日 | Weblog
例えば、断面積がS1の配管を流体がv1で流れていて、その配管の断面積がだんだん変わっていってS2になり、流体の速さがv2になったとすると、S1 x v1 = S2 x v2 となるそうだ。

つまり、配管の断面積が大きければ流体の速さは小さいし、配管の断面積が小さくなればなるほど流体は速く流れる。
うーん、当たり前かな。

これを道路と交通量に当てはめてみると、道幅が大きくなるほど車はスピードを出すし、道幅が小さくなるほど車は遅く走ろうとする。
こうやって自然法則と異なるから交通渋滞がおこるのかな。

それはそれとして、Roundabout(ロータリーをぐるっと周る交差点のシステム)ってほんとに今の交通事情に向いていないと思う。
カタールはほとんどこれ。
危ない、疲れる、渋滞が起こる。
馬車を使っていた時代、交通量が少なくスピードも遅いときは止まらなくていい分信号よりもよかったんだろうけど。
一度、国の交通システムをRoundaboutで作ってしまうと、信号のシステムに戻すのが大変(もう無理かも)。
先見の明だったのかはわからないけど、結果的に日本は急がば回れで信号を選んでよかったと思う。

と、思っていたらある本に
「システムに管理された信号よりも、自分たちの判断と譲り合いのRoundaboutの方が人間的だ」
というような事が書いてあり、うーん、ものは見方だなと思った。

Roundaboutなら真夜中に誰も何も来ない交差点でじっと信号を待つということはなくなるなぁ。
確かに、あの待っている時間は自分の判断は無視されてシステムに管理されているような気がしないでもない。
流体も信号で待つことはしない。

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2 コメント

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Unknown ()
2009-03-25 00:07:58
信号では待たないけどバルブでは待つのでは?
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Unknown (tani)
2009-03-25 12:11:26
マニアックなコメントありがとうございます。
信号でもバルブでもやっぱり渋滞や漏れの原因になるんですかね。
話がずれてきましたけど。
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