オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

武田信玄の治水工事に学ぶ

2020年07月22日 | 土木の風景
今だ関東地方の梅雨明けが発表されない。

昨年の台風19号に続き、今年も九州地区を中心に大きな被害が出てしまいました。
今後、ますます起こりうる河川の氾濫にどのように対処するか、治水対策が心配されます。

先週の朝日新聞からです。
茨城県の那珂川や久慈川に、今後、先人の治水工事の知恵がいかされます。


霞堤(かすみてい)は、堤防のある区間に開口部を設け下流側の堤防を堤内地側に延長させて、開口部の上流の堤防と二重になるようにした不連続な堤防。イラストのほうがわかりやすいですね。




ちょうど、歴史家の磯田道史さんの番組
「英雄たちの選択」で、水害と闘った男たちということで、その一人として武田信玄の治水事業が紹介されたのを見ていました。霞堤の原型は、武田信玄が考案したといわれます。


毎年のように起こる想定外の水害、どうすれば人々の安全を守れるのか。
先人たちの叡智が、再び現代にどのように生かされるのか、今後の治水事業に期待したいです。


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