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写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

「落橋防止装置」偽装問題

2016年01月07日 | 土木の風景
クローズアップ現代で取り上げられ、またかと・・・大変腹立たしいです。
放送は12月でしたが、写真がなかったので記事が遅くなりました。

橋の“命綱”が危ない 
~公共工事 はびこる不正~
これが、その時のタイトル

橋の落下を防ぐ安全装置に、不正がみつかりました。
この安全装置は、災害時に救助や救援活動に使われる輸送道路に指定されている、橋の安全装置です。

金属の板の溶接の部品が工期やコストを下がるために、不適切な溶接のまま数多くの橋で使われていました。
「完全溶け込み溶接」のはずが実態はすき間のある溶接で仕上げ。
(手間がかなり省けます)

なんとその数、45都道府県で550を超えるというから、驚きである。
大震災で最悪の場合、装置が機能せず落下する恐れも・・・


写真は水戸市渋井町の
国道51号線の上に架かる6号国道の橋。


ここは大丈夫なのかと?
通りながら、ニュースを思い出し写真を。


この写真は、あくまで安全装置を撮ったもので、不正とは関係ありません。

不正発覚のキッカケは匿名の通報。その後、国の調査が行われました。不正をしていたメーカーが12社。
元請けと検査会社の癒着が起こらない検査体制はもちろんですが、建設業界は今や、モラル教育がまず必要かもしれません。
大震災では、橋の上でないことを願うばかりです。



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