頑(かたく)ななこころは、時にカラダを傷める。
そう。頑張るにも用いられるこの字だ。
堅いもの。動かないものは、死の属性であり、
それに変化はもたらされない。
生の属性である柔らかさ、柔和さは常に変転し、万化する。
生きていることは、変化そのものだ。
ひとが変化するのは、生きているということだ。
そして、この地球もまた、生きている。
そして、変化する。
変わらないことを望むことの方が難しい。
自分も変わっていたりして、相手を咎めたり、
自分は変わらずにいるが、相手が変わったことを
咎めるのは不毛というものだ。
変わらないことを選び、思い違いに気づかず、こころを閉ざすのは
とても、空しい。
常識とは、変化と、そのフィルターレベルに基因する。
自分と相手が違うことも楽しめなければ、
自分だけしか、存在できなくなる。
自分がいるえりあがあり、
自分がいるえりあに付随したえりあの誰かの世界がある。
お隣であったり、上下で存在したりして、この世界は
拡張している。
変化を受け入れる。
変化を感じ、自己に沿って進む。
虚牢に自身を止めることなく。