考えるという作業には、目的意識と、集中力が必要だ。
なんのために、そして、必ず答を引きだすという、
強い意志のようなものが思考を支える。
確立するまでは、寄り道したり、
そのことから逃げたりすることもあるだろう。
しかし、その思考は誰のためなのかを考えてみただろうか。
究極の自分。世界である自分のためなのだ。
自分を置くスペースを守り、維持するため。
自分の世界を守るためなのだ。
楽しめる自分。笑える自分。
悲しんだり、怒ったりすらも許される空間こそ、自分が存在できる場。
その空間を守るために必要なことを、思考しているのだ。
自分の空間を守るために、自分の周囲の空間も大事にするのだ。
自分の空間の汚染を防ぐために。
考え抜いたその先には、考えなくてもよい世界が待っている。
それが、宇宙の真理。ことわり。(理)
宇宙は考えない。あるがままだ。
そのことを学ぶのだ。
考え続ければ、世界は逆転し、考えずとも、世界はうまくいくことに
たどり着くだろう。
そう。わたしたちは、あなたたちひとが思うように、難しくは考えない。
宇宙はとてもシンプルなのだと気づいている。