アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

オオケタデ - 愛知県安城市 畑

2017-10-08 23:50:50 | みんなの花図鑑
イヌタデのお化け のような植物です。
場所は 先ほどのトウゴマ と同じ畑です。
元は畑で栽培されていたが、今では野生化している植物。
それが、ふたたび畑に里帰りした感じです。
畑のオーナーさんの趣味でしょうか。

全体の感じは こんな風です。
大きさを問わなければ、イヌタデ(アカマンマ)そっくり。

かわいい花もイヌタデと同じです。
ただし、イヌタデより4倍くらい大きいでしょうか?

先の丸い花びらが5枚あるが、
花びらは花弁ではなく萼片だそう。




トウゴマ - 愛知県安城市 畑

2017-10-08 21:58:22 | みんなの花図鑑
道路より一段高い畑に植わっていた。
自転車で一度通り過ぎてから、ふと気が付いた。
"ヨウシュヤマゴボウにしては 生っている実が変だな!"

道路から見上げるように観察する。
これは ヨウシュヤマゴボウ ではないな・・・

果実のすぐ下に 花がある。

帰って調べたら、トウゴマ(唐胡麻)と分かった。
うずら豆のような種子(↑)から ひまし油 を採取する。

各地で野生化しているという。
そのうち ヨウシュヤマゴボウとの交雑種なんて
できないかな? できないだろうなあ~




メカルカヤ - 愛知県安城市

2017-10-08 19:35:40 | みんなの花図鑑
イネ科のカルカヤの仲間、ふたつ目は メカルカヤ です。
メガルカヤ ともいいます。
小枝の上に大きな小穂が束状に集まり、
太く長い(のぎ)を出す姿は、他に似たものがありません。

カルカヤは「刈る茅」で、
昔は茅葺屋根のために刈り取る草をすべてこの名前で
呼んだようです。
カルカヤの代表がこのメガルカヤです。

もういちど 毛の生え出ているところを確認してみます。
ほら小穂の鞘(さや) のうえから出ています。
他にこんなの見たことありません。
これは面白い♪

すこし引いてみた 全体像です。
草丈は 1m以上 あります。
川や用水路の土手などに生えていることが多いです。



メリケンカルカヤ - 愛知県安城市

2017-10-08 19:17:31 | みんなの花図鑑
イネ科のカルカヤの仲間を2つ 取り上げてみます。
ひとつめは メリケンカルカヤ。

なんでも 1940年ころ、わが地元 愛知県ではじめて確認された
という記録があるので、割と新参者です。

カルカヤの仲間は、この時期、白い綿毛を伸ばすようになって
ようやく「あっ、これなんだったっけ?」と気づく存在。

引いてみた全体像はこんな感じです。
晩秋には赤褐色になって枯れます。
枯草は綿毛をつけた状態で 冬の間中残っているので、
みんなの花図鑑に よく登場しました\(^o^)/





ムラサキアオゲイトウ - 愛知県安城市

2017-10-08 00:47:48 | みんなの花図鑑
最近、こんな草を田んぼの畦でよく見かけます。
緑の穂と 赤紫色の穂のものとありますが、、、

赤紫色の穂のほうが目立ちます。
赤紫のほうが、緑の穂のものより すこし剛毛な
穂という感じがします。

画像検索すると、どうやらヒユ科の草のようなのですが、
絞り込めません。
ホナガイヌビユ とか ・・・
アオゲイトウとか、似ていると思いますが・・・

例によって写真を出して、掲示板で聞いてみました。
しばらく返事がありませんでしたが・・・

最終的には、葉の形が 幅広で 菱形に近い
ところから、緑の穂のものは ホソアオゲイトウ、
この赤紫の穂のほうは ムラサキアオゲイトウ
との回答が得られました。
回答くださったのは、常連回答者のかたですが、
似たようなものが沢山あるので、写真だけでは
判定が難しかったようです。