チャノキ - 愛知県岡崎市 真福寺 2017-10-28 21:47:32 | みんなの花図鑑 茶の木 って、この時期に花を付けるんですね。 俳句の世界でも 「茶の花」は 初冬の季語だそうです。 白い花びらの中には 黄色いしべが数多くあって ツバキの花を連想させます。 以下、おまけです。チャノキの番兵です。
ヌルデ - 岡崎市 東公園 2017-10-28 21:19:03 | みんなの花図鑑 ヌルデの果実です。 前掲の ウルシの果実に やや似ています。 あるいは ネズミモチの若い果実みたいな。 近くに寄ってみると、 表面に 白っぽい糊のようなものがついています。 なんでしょうね? 調べてみると、これは 果実から分泌された リンゴ酸カルシウムという物質のようです。 塩味がして、戦時中は塩の代用にされたといいます。 現代においてはヒヨドリやアオゲラなどの野鳥が これを啄みに 集まるといいます。 前後しますが、 ヌルデの葉は写真のとおり、 軸にヒレのような「翼」があり、 他と容易に区別できます。
ハゼノキ - 岡崎市 東公園 2017-10-28 20:58:44 | みんなの花図鑑 ハゼノキの果実です。 遠くからは、米粒を大きくしたような つぶつぶが ついているな、くらいにしか 果実のこと見ていませんでしたが、 どっこい けっこう面白い表情をしています。 出来たばかりの果実の表面は ツルツルしてますが、 やがて外果皮がはがれて、縦筋のある白いロウ質の中果皮が露出します。 ウズラマメの表面見たいです。 さらに ばあいによって、 中果皮の皮もはがれることがあります。 中にあるのは 核 です。 核は 飴色をしています。
マユミ - ニシキギ科ニシキギ属 2017-10-28 18:19:17 | みんなの花図鑑 ニシキギ属、第2弾は マユミ です。 こちらは 本日 小雨の中を いつもの 植木の圃場で 撮影してきました。 マユミの赤い実は 前掲の ツリバナ そっくりです。 区別点は マユミは4裂して種子は4個である。 ツリバナは実が5裂して種子が5個ある。 中の赤いのが種子そのものだそうで、 果肉はありません。 鳥はそのこと判ってるのだろうか?
ツリバナ - ニシキギ科ニシキギ属 2017-10-28 15:54:51 | みんなの花図鑑 真福寺町の里山で 大きな柿の木に隠れるように ツリバナの木があった。 実はすでにほとんど弾け、 中から 赤い実が顔をのぞかせている。 ツリバナの実は 同じニシキギ属の マユミの実 そっくりだ。 区別点。ツリバナは 実が5つに裂け種子も5つある。 対して マユミ は 実が4つに裂け、種子も4つ。 ↑ 写真参照
ヤマノイモ - 岡崎市 東公園 2017-10-28 01:19:35 | みんなの花図鑑 東公園の ヤマノイモ です。 どこにでもある ヤマノイモの実です。 蒴果(さくか)といって、ウチワを3つ 合わせたような恰好をしています。 雌花は下向きに花を咲かせますが、 他の トコロ とちがって 成熟しても 上を向きません。 蒴果の各部屋は非常に薄く、 陽にかざすと中の種子が見えます。 種子は 一つの部屋の中に 1個~2個 入っています。 葉です。 ムカゴです。 ヤマノイモと ナガイモ だけが ムカゴを作ります。 ヤマノイモと ナガイモ の葉は ツルの同じ位置から両側に 葉を出します(対生)。 ツルが一部 太くなっています。 ヤマノイモツルフクレフシによる 虫こぶ です。
ヤイトバナ(ヘクソカズラ) - 岡崎市 東公園 2017-10-28 00:53:34 | みんなの花図鑑 ヤイトバナと書いて かっこの中に 悪名高い 標準名を書いておくのだけど、 ヤイトバナは 花のことなので、 果実の写真のときは 困ってしまう・・・ 今年も 黄金色に輝く果実が美しい 季節がやってきました \(^o^)/ 果実の表面が うわぐすりを塗った 陶器のように ぴかぴかだ。 と思ったら、これ 蕚なんだって、 先端の 5つのちっちゃな 三角、 萼片なんだって!
アラカシ - 岡崎市 東公園 2017-10-28 00:39:00 | みんなの花図鑑 どんぐりは マテバシイの長いのが 一番好きなんだけど・・・ 今の時期は これが 多い。 近くによって まじまじと見ると、 枝の先についた 冬芽が目にとまる。 いつも青々としてる常緑樹でも ちゃんと 冬芽が出る。 アラカシの冬芽は5稜があって真上から見ると 五角形に見える。 これはアラカシが属する ブナ科コナラ属の特徴らしい。 以下、おまけ。 雑木林の周囲は 何10匹、 何100匹のジョロウグモが巣を張ってる。