アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アキニレ - 愛知県安城市・公園

2018-12-06 17:59:35 | みんなの花図鑑

これも 昨日、天気のいいときに撮ったもの。




アキニレは秋楡と書き、これは秋に花が咲くという生態的特徴からきていると言われる。

花の咲く時期に特徴があり、春に開花する種類が多いニレ属の中でも珍しい秋開花の種で和名の由来にもなっている。このような種は日本のニレ属で本種が唯一、世界的に見ても本種の他にアメリカ南部に2種が知られるのみである。
(以上、wiki「アキニレ」より)




北海道大学の有名な「楡の木」はハルニレで、アキニレは日本の中部より西に分布する。
(木々@岸和田 「アキニレ」)




果実は 扁平な翼果。
落葉後も果実は枝に残り、越年することが多い。




以前は樹皮から縄を作り、若芽を食べたという。飢饉の際は種子も食べたという。




オオイヌノフグリ - 愛知県安城市SD

2018-12-06 17:35:41 | みんなの花図鑑

とうとう本降りの雨になってきた。
これは 昨日の午後、まだ陽が出ているときに 撮った 「星の瞳」。
「太陽が 暑い あつい」 と言ってる。




真ん中の雌しべを 両側の雄しべが ガードしているようだ。





これも 同じ構図。





おしべが 3本の 個体がある。
最近では ふつうのことなのか?



上から見た、 3本の雄しべと 雌しべの 位置関係。

ウンナンオウバイ - 明治用水西井筋

2018-12-06 12:03:17 | みんなの花図鑑

ウンナンオウバイ(雲南黄梅)は モクセイ科ソケイ属。
ジャスミンの仲間だ。
雲南は 原産地が 中国雲南省 であることによる。
雲南省というのは いちばん南のほうの省で、ミャンマー、ラオス、ベトナムに接している。




オウバイモドキ なんて別名があるらしいけど、オウバイ は 落葉性。葉が落ちて花だけ見るのはさみしい。
ウンナンオウバイのほうは 常緑なので、半蔓性の柑橘系の緑の葉と枝に囲まれて咲いている。
オウバイモドキ なんて失礼な呼び名だ。




花も、通常、オウバイの花より 大きい。




学名:Jasminum mesnyi




属名の Jasminum はアラビア語の「ysmyn(マツリカ)」をラテン語化したもの。
種小名の mesnyi はイギリス人の植物採集家 「William Mesnyさんの」という意味。




「花期は3〜4月。」(松江の花図鑑)
よって、これも、気候のせいで? 返り咲き?。