アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

イチョウ - 愛知県祖父江町

2021-11-28 20:00:00 | みんなの花図鑑
祖父江ぎんなんパークのマルシェが今日まで!ということで、電車で祖父江町まで行ってきました。


A 祐専寺の大イチョウ

稲沢市指定天然記念物で樹齢推定250年の大イチョウです。




このイチョウは雌株で、山崎地区に植えられる品種の原木といわれてます。













B 久寿(きゅうじゅ)のイチョウ原木近くにて

どうして 祖父江町がイチョウ銀杏の街になったかというと。。。



冬の伊吹おろしから屋根を守る防風のため、江戸時代から神社仏閣や屋敷まわりにイチョウが植えられてきました。そして100年ほど前に銀杏の栽培が活発になり、イチョウは祖父江のまち全体に普及していったのです。(稲沢市観光協会「そぶえイチョウ散策」)








C 祖父江ぎんなんパーク横のイチョウ畑にて

イチョウ見本園「祖父江ぎんなんパーク」では 代表的な4品種である久寿(きゅうじゅ)、藤九郎、栄神(えいしん)、金兵衛(きんべえ)すべてを園内で見ることができます(稲沢市 施設案内「祖父江ぎんなんパーク」)

















モミジじゃないモミジ葉 - 3種

2021-11-28 08:57:45 | みんなの花図鑑
カエデ科のモミジ以外で 「モミジ葉」というと、どんな樹を思い浮かべますか?
以下、安城デンパークのモミジバ3種です。



モミジバフウ(アメリカフウ)

たいていの人は このモミジバフウ(庭木図鑑 植木ペディアによると正式名: アメリカフウ)を思われるのではないでしょうか?




モミジバフウはフウ科フウ属。(マンサク科とする記事もあります)




フウにはもうひとつのフウ(タイワンフウ)があり、そちらの葉は カエデ葉です。




面白い果実を実らせます。下に落ちてると、思わず拾いたくなります。






モミジバスズカケノキ (プラタナス)

よく見るプラタナスです。プラタナスは属名で、正式には モミジバスズカケノキ。




モミジバスズカケノキ は モミジ葉というほど切れ込みが深くなく ウチワカエデに近い葉をしています。



学名: Platanus x acerifolia
モミジバスズカケノキは 後述のスズカケノキとアメリカスズカケノキとの交配種なんです。





スズカケノキ(プラタナス・オリエンタリス)

こちらが 上のモミジバスズカケノキの片親 スズカケノキ(プラタナス・オリエンタリス) Platanus orientalis です。




以下、過去画像で 鈴懸の木 の鈴を楽しんでください






2019-6-13撮影