ヒイラギモクセイ

11月12日撮影。
ヒイラギモクセイは ヒイラギとギンモクセイの雑種と考えられていて、ギンモクセイのような花とヒイラギのような葉をつけます。

枝ごとに密集して咲く様子は ギンモクセイを受け継いでいます。

日本のヒイラギモクセイは雄株ばかり。
その雄株の雄花ですが、雄しべはわずか2本。

前の株は葉に鋸歯が見えませんでした。
こちらははっきり棘のある鋸歯が付いています。
でも、ヒイラギの鋸歯は もっと切れ込みが深いです。(後述)

花の中心に 雌しべの名残があります。
ヒイラギモクセイ

撮影日:11月13日
こちらのヒイラギモクセイの葉は 棘がはっきりしています。

ヒイラギとギンモクセイのハイブリッドといっても、どちらの特徴が出るか個体差があるようです。

@堀内公園
ヒイラギ

撮影日:11月21日
ヒイラギモクセイより2週間ほど遅れて咲きます。

ヒイラギの鋸歯は切れ込みが深いことが分かります。

雄しべはやはり2個で、この雄しべはまだ葯が割れていません。

この花もまだ葯は割れていませんが、花弁が反り返っています。

雄しべの花糸はくびれています。