モクセイ科のキンモクセイです。
11月になって咲く、2番咲き?のキンモクセイはいっそう香りが強いようです。
「原産国は中国です。日本には、江戸時代に持ち込まれ、本州の東北南部以南で広がりました。」(BIOME「キンモクセイは良い香り?強い香りの目的とは。」)
「江戸時代の人が、よく香る花がたくさん咲く「男性の木」を気に入り、それだけを育て増やしてきた結果、日本には男性の木だけが広がったのだと言われています。」(マチの植物は友だち「キンモクセイの香りが切ない理由」)
「特定の種で,日本には雄株しかない,あるいは雌株しかないという説明をしばしば見かけるが,要注意である。」(樹の散歩道「 雌雄異株の悲劇」)
「キンモクセイに関する図鑑類の説明では、これが中国原産で、日本には雄株しか入っていないため結実しないとしているのが普通である。しかし、この説明には以前から強い違和感を持っていた。雌株が中国から日本に導入できないまま、何百年間なのかは知らないが、いつの間にか経過してしまったとはとても考えられないし、そんなことを言っている暇があったら、話題提供のためでも営業用でも何でも構わないから、さっさと中国から持ってくればそれだけのことである。こんな間抜けな話はあり得ない。」(樹の散歩道「中国ではキンモクセイの果実を見られるのか?」)
「・ 最近の見解では、日本でウスギモクセイから見いだされ、栽培化されたと考えられている。【朝日百科植物の世界】
・ 中国原産とされるが、ウスギモクセイから日本で選抜されたとする意見もある。【APG原色牧野植物大図鑑】
」(同上)
中国の雌花を探した方がいます。
金木犀 雌花