台北駅前の南側は新光三越や天成大飯店、総統府があり台北の顔といってもおかしくないほどの賑わいがあります。
台湾は同じ駅でありながら片方はビルが立ち並び人の往来も多い街が広がっていても反対側は正反対の景色が広がっている場合があります。
(表駅に対し後駅、裏駅などと表すことがあります)
台北駅も全く同じで南と北では全く異なる表情を見せます。
昨年、駅の北側に隣接して大きな建物が出現しました。
京站時尚廣場(ショッピングセンター) 臺北轉運站(バスセンター)を含む巨大な建物。
マンション、オフィスフロアーも入り街の様相を一変するような出来事でした。
今までこの地には観光客には無縁な街、 華陰街が広大な地域に広がっています。
問屋街でありとあらゆる種類のお店が軒を並べています。
台湾中から業者だけでなく多くの消費者も直接訪れます。
ファッション、カーペット、空調機器、家電、給排水関連、店頭装飾品などときりがありません。
訪れたのはクリスマス前でお店は凄いことになっていました。
春節(旧正月)前と変わらぬ様子です。
おじさんが出てきたのは市場・・・・・
街の目立たない一角に市場があり朝早くからお客さんが訪れています。
重慶北路を入った路地で3ブロックにまたがる細長い市場です。
肉屋や果物屋、魚屋もすべて揃っています。
小さな麺類を出すお店も何軒かありました。
その街を知るには市場が一番、旬の素材や果物、どんな魚が食べられているのか?
ファッションは?
同じ台北でも違う街では市場の様子も違ってきます。
台湾を知る方法のひとつですね。