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桐朋高・森井 夢見た米へ アスレチックスマイナー契約

2025年02月12日 | ニュース

桐朋高校野球部の田中監督(左)とともに記者会見に臨む森井選手

入団が決まったアスレチックスの帽子をかぶり、撮影に応じる森井選手(11日、国立市で)

米大リーグのアスレチックスとマイナー契約を結んだ桐朋高校(国立市)3年の森井翔太郎選手(18)が11日、3月の渡米を前に記者会見に臨んだ。高校卒業後に直接大リーグに進み、ドジャースの大谷翔平選手のような「二刀流」を目指す前例のない挑戦に、「大谷選手は今は遠い存在だけど、その差を埋められるようにしたい」と決意を語った。

「二刀流」注目

 「小さな頃からの夢だった大リーグの球団と契約できてうれしい」。同校で野球部の田中隆文監督(56)とともに会見に臨んだ森井選手は、念願の大リーグ行きを果たした喜びをこう語り、顔をほころばせた。

府中市出身。小学1年で野球を始め、その頃、当時大リーグでプレーしていた青木宣親さんのスイングを間近で見る機会があった。その力強さに驚き、大リーグを志すようになった。

当初は主に外野を守っていたが、中学3年からは投手に挑戦。内部進学で桐朋高校に進むと1年夏からレギュラーに定着し、投打でチームの柱に。3年時には投げては最速153キロの本格派右腕、打っては高校通算で45本塁打と、「二刀流選手」として注目を集めた。

だが、同校初の甲子園出場を目標に挑んだはずの最後の夏は、初戦でコールド負け。自身も途中登板したが4四死球を与えるなどふるわず、試合終了の瞬間は頭の中が真っ白になった。

夏の大会後、「まだまだ実力が足りない。進路を変えるべきだろうか」と迷いも出たという。それでも母・純子さんの「自分が一番生きたいと思う人生を生きる」との言葉に背中を押され、「早く大リーグに行って実力を上げていきたい」と決意を新たに。大リーグ以外の球団からの指名は受けない意向を示し、契約を勝ち取った。

 

 

 

 

 

 

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