12月04日 首都圏NHKNEWSWEB
国からトラック運送業を営む許可を受けずに、白ナンバーのトラックで東京の豊洲市場から繰り返し果物などを運んだとして、元トラックドライバーら4人が警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは千葉県船橋市の元トラックドライバー、大畑翔平容疑者(35)と千葉県柏市の運送会社社長、米野井亨容疑者(56)ら4人です。
警視庁によりますと、ことし3月から4月にかけて、国からトラック運送業を営む許可を受けずに白ナンバーのトラックで豊洲市場から千葉県内のスーパーマーケットに果物や野菜を運んだとして貨物自動車運送事業法違反の疑いが持たれています。
大畑容疑者が高速道路のETCレーンの不正通行を繰り返しているという相談が警視庁に寄せられ、捜査を進めた結果、無許可で運送業を営んでいる疑いがあることがわかったということです。
調べに対しいずれも容疑を認めているということです。
警視庁は、4人が無許可での運送を繰り返しこのうち大畑容疑者は10年間でおよそ9000万円、米野井容疑者は4年間でおよそ3億6000万円を売り上げていたとみて調べています。