19日朝、栃木県那須町で乗用車と軽トラックが衝突し、軽トラックを運転していた70代の男性が死亡しました。
乗用車の運転手は、車を残したまま立ち去り、警察がひき逃げ事件として捜査しています。
警察によりますと、19日朝6時半すぎ、那須町の国道4号と広域農道がまじわる交差点で、乗用車と軽トラックが衝突する事故がありました。
この事故で、軽トラックを運転していた近くに住むアルバイト従業員の二階堂富雄さん(72)が病院に運ばれましたが、およそ2時間後に死亡し、助手席に乗っていた60代の女性も軽いけがをしました。
一方で、乗用車の運転手は、現場に車を残したまま立ち去っているということです。
交差点には信号があり、出会い頭に衝突したとみられるということで、警察が、ひき逃げ事件として当時の詳しい状況などを捜査しています。
現場は、JR東北線の黒田原駅から西に2キロあまり離れた牧場や工場などが点在する地域です。