うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

最適化:4

2012年02月15日 | 忘れかけていたこと

最適化の検索で現れたメニュに「レジストリの最適化」というのがあった。

レジストリは、Windows の基本情報やソフトウェアを動かすための情報が登録されている場所である。場所という言葉は適当でないかもしれないが、さしあたりこうしておく。

ソフトウェアをインストールしてみたものの使い道がなく、アンインストールする。
しかし、そこで読み込んだプログラムがきれいさっぱりなくなるわけではない。
ソフトウェアの作者は、自分の作ったものを使ってほしいと思う。しかし捨てられるのは喜ばない。使えるようにインストールさせることには念を入れても、アンインストールのプログラムはほとんど用意しない。
OSにはアンインストールのための共通のプログラムがあるが、これがまた中途半端な仕事しかしない。
起動するときに始めに動かすプログラムをなくしてしまえば、それでもアンインストールしたことにはなる。

ソフトウエアのほとんどは、いくつかの付属のプログラムを動かし、データファイルを呼び出して仕事をしている。
アンインストールのときに、どれかが削除されそこなって放置されればゴミになって残る。
ゴミが置いてあっても場所が狭くなるだけならば、大きなディスクにはさほど邪魔にはならない。
しかし、Windows を起動したり、別のプログラムを動かしたりするとき、残されたゴミをその都度仕事場に運び出しているとしたらどうだろう。
使わない道具を並べて悦に入るお道具マニアは別として、そのために起動時間や動作時間が遅くなればよい気持ちはしない。

こういうゴミの掃除、つまりレジストリの不要なエントリのクリーンアップ、「プログラムの追加と削除」の残骸ソフトウェアのエントリ情報の削除、スタートアップで自動起動するプログラムエントリの削除などをやってくれるソフトウエアがある。
探し始めるとどれがよいのか見当も付かないが、一つだけ覗いてみたらこんな項目の並んでいるのがあった。


あれもできるこれもできると書かれた掃除機のカタログを見ているようで、いまいち決め手がつかめない。

とりあえず遅くなったときには、三つほどの方法で円く掃けばゴミ掃除も間に合っているからよいことにしておこう。
その三つは、
1.ブラウザでのインターネットオプションで「削除」
2.ディスククリーンアップ
3.再起動

ワンクリック、5秒で掃除というのはできないだろうか。
そういうのなら、気分も最適化できるのだが。