Windows XP がいよいよ古臭い感じになってくると、7への移行を考えなければならないだろうかという気持ちと、いやいやまだそれほど不自由なしに動いているのだから、そうあわてることはない、いずれまた次のバージョンが待ち構えているからという気持ちが錯綜している。
Windows 7への移行について、メルマガが送られてきた。
たくさんのデータを抱えているところでは、あまり簡単に考えると不具合が出てきそうなことがわかったのでメモにしておこう。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20120105/377798/
Windows 7 の前には、悪名高い Windows Vista というのがあった。
XP から 7 にいきなり移行する人は、Vista を使わずにすんだ点は幸せだったが、跳び越えたつもりの Vista からの変更点にも、まとめて対応しなければならず、従来のバージョンアップの常識が通用しない落とし穴があるという。
扱い慣れた Outlook Express が添付されないから、他のメーラーを使う気にならない吾人らは大いに困る。データの移行作業を進めたが、いつまでも終わる気配がなく、20時間以上かかって遂にデータ移行が終わらずに打ち切った例もあるという。
また、Excel 2003 のファイルを開いたときに、帳票の表示がずれてしまうという問題もあったそうである。
ややこしいデータ処理をせずに、ちょっと見だけなら早くてよさそうだが、とにかく新規まき直しのつもりにならないと不具合が出てくるらしい。
そうは言っても、いずれ移行の日は来る。
自分のあたまの寿命と、いまのパソコンの寿命と比べるのはいかにも気が滅入る。
ならば、便宜上の XP モードなどでお茶を濁さずに、切り替えるときはスパッといきたいものだ。
それには、あまり使いもしないアプリケーションを背負い込まないぐらいしか打つ手はないかと考えている。