話をするときに数字を入れると、さももっともらしく聞こえます。
この「さも」のきもに使われているのが「統計」です。
人が示す統計値は、その人が言いたいことをわかりやすく伝えてくれます。
「わかりやすく」は「ほんとらしく」の言い換えにもなります。
示された統計値の底にある意味を知るには、多少は自分で統計をとってみる経験が必要です。
統計に使われるデータは、多ければ多いほど真実味が増します。
たくさんのデータの統計解析をするのに適した「R」という名のソフトがあります。
⇒ http://www.atmarkit.co.jp/fcoding/index/stat.html
Rという、どこか忙しそうなこの名は、S言語というこちらは何か謎めいた名のプログラミング言語があって、その前を行くという意味を持たせたものという話もあります。
Rのさらに前は、Qでしょうか。
名前のことはとにかく、このソフトはユーザーが多く、たくさんの疑問点がどんどん出て、そのおかげでバグに早く気づき早く洗練されていくというすぐれもののようです。
興味のある方はどうぞ、と言っても、統計の仕事をしていればもう使っていて、今頃何だと言われるかもしれません。