Word 文書校正オプション「Microsoft Office プログラムのスペルチェック」の5番めは、
□ メイン辞書のみ使用する です。
この設定をONにしておくと、文書のスペルチェックのとき、単語の候補リストにユーザー辞書の単語が含まれなくなるということです。
どういう場合にその条件が必要になるのでしょうか。
考えられることとして、こんなこともあります。
ある特殊な条件のもとで、頻繁に使われる長めの単語を、打ち込みの手間を省くために、短いスペルで登録しておいたとき、特殊条件外、つまり平常の用途では自動修正がかえって邪魔になります。
そのときに、この「メイン辞書のみ使用する」という設定にしておけば、余計なことはしてくれなくなります。
もうひとつは、共用のパソコンでスペルチェックを利用した個人好みの使い方で設定しても、「メイン辞書のみ使用する」という設定に切り替えれば、通常の使い方に戻ります。
いずれにしても、この種の設定は、いまどうなっているのかということが、だれにでもごく簡単にわかるようになっていないと、「なんだ、うるさいな」が先に立って、快適な使用の妨げになると思うのです。
例外状態にあるとき、起動直後にそれを知らせる、うまい方法はないものでしょうか。