「Word のスペル チェックと文章校正」の5番めには、次の項目があります。
□ 文書の読みやすさを評価する
読みやすさの感じ方は、文書の種類によって異なります。
ここには「文書のスタイル」を選別するメニュが用意されています。
選別できるメニュが4種類、そのほかに3種類までユーザーが設定でき、その条件が校正基準になります。
用意されている4種類はつぎのとおりです。
・くだけた文 ・・・ メールや私的な文書、緩めな評価
・通常の文 ・・・ 一般的な文書
・通常の文(校正用) ・・・ 正確さが重視される私文書、厳格な評価
・公用文(校正用) ・・・ 公用文、厳格な評価
これにユーザー設定用として、独自の文書スタイルが加わります。
文書の種類を選んで [設定] ボタンを押すと、「文書校正の詳細設定」というダイアログボックスがあらわれ、そこでどういう校正方法を採用するかを決めることができます。
こういう仕組みを頼りに校正すると、どういう文書が出来上がるのでしょうか。
正確一途の法律の文章が、どれだけ読みやすいか、「文書の読みやすさ」とは何か、ますますわかりにくくなっていきます。