タイ北部の山の中で孤独な日々を送っているジョン・ランボー(シルベスター・スタローン)のもとに、少数民族を支援するキリスト教支援団体の女性・サラが彼の前に現れる。彼らは軍事独裁政権による迫害が続く隣国ミャンマーの窮状を憂い、医療品を届けようとしていた。その情熱に打たれ、頼みを受けて目的地の村まで送り届けるランボー。しかし本拠地に戻った彼に届いたのは、サラたちが軍に拉致されたとの報せ。救出のために雇われた最新装備に身を固めた傭兵部隊5人に、手製のナイフと、弓矢を手にした一人の戦士が加わる。戦場への帰還を決意したランボーだった・・・。
(
goo映画より)(
公式サイト)
スタローンは精力的ですねぇ。「ロッキー5」に続き、「ランボー」も続編を作るとは思いませんでした
物語は私からはあまり語りません。冒頭の通りです。
物語よりもっと語りたいコトが色々とあるからです
・・・思えば、俺が思うに、「ランボー」は名作だったと思います。
ベトナム帰還兵として故郷に戻ったジョン・ランボーなれど、自分の居場所が無く苦悩し、愛する故郷なのに、どんどん窮地に追い込まれてしまう哀しさ
当時「1人
1000人」などという触れ込みが有名でしたが、そんな単純な話じゃない、考えちゃう作品でした
そして、爆発的ヒットとなった「ランボー2」。正直、1から作風をガラッと変えて超人的なアクション映画となっちゃいましたが、これはこれでスカッとしましたし、ランボーの肉体に憧れました
で、「ランボー3」。更にアクション色が強くなったが故に、2で残されていた「ランボーの愛」というものも失われ、残念に思うと同時に、「ランボーシリーズもこれで終わりかなぁ」などと勝手にこのシリーズにピリオドを打ってました
「ロッキー5」でも比較的原点回帰を目指していたように思えたんで、このランボーの最新作も、心の片隅で、(初代)ランボーのようになるかなぁ・・・などと期待していたのも確かです
ところが・・・
ランボー本人を描くことはなく、あくまで紛争地域に巻き込まれた人々を救うために、ひたすら戦う
戦うこと自体は、ランボーの代名詞なんで、批判したくないですが、紛争や戦場の様々なシーンが・・・
腕がちぎれる、首が飛ぶ、バラバラになる・・・過酷さを物語っているとはいえ、そんなエグいシーンをただただ並べて、何が良いのでしょうか
正直、観終わった後、そういったシーンしか頭に残っていないのが、悲しかったです
製作のスタローンが、何を目指して、自身愛する「ランボー」をまた作ったのかが理解できないっす
好きなシリーズだっただけに、落胆が大きいです
ちゅうことで、音楽
のみ昔が残ってて良かったけどぉ・・・で25点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません