『宇宙人のあいつ』を観ました。

家族になりますまして23年―。
人間の生態を調査しに土星から来た宇宙人(中村倫也)は、真田家の四兄妹の「次男・日出男」として暮らしていた。
兄弟の親代わりで女性とは無縁の長男・夢二(バナナマン日村)、DVの彼氏から離れられない長女・想乃(伊藤沙莉)、高校時代の同級生から復讐される三男・詩文(柄本時生)…
喧嘩もするが助け合う兄弟たち。
家族というものがわからない日出男は、夢二から教えてもらう。
「……兄ちゃん、家族って何？」「自分よりも、大切なものがあるってこと。」
毎日一緒にご飯を食べ、働き、慌ただしい日々の中、地球を離れる日が近づいてきてしまう。
日出男に残された時間は、あと3日間。
人間として“やり残したこと”への日出男の奮闘が、今始まる！
(公式サイトより)

　タイトルを観たかぎり、嫌な予感がしました
OPで、ロケットが飛んでいくシーンを観て、嫌な予感がしました
そのシーンがラストのようで、語りで、「そんな彼らの物語」という形で物語が始まりました。
・・・ということで、「どんな展開でココ(ラスト)に行き着くのか」という点に興味を持ちました。
4人兄弟として仲良く育ってて、それぞれいい大人になっていますが、日出男は実は宇宙人(土星人)だったんですね。
自分からカミングアウトして、当然兄弟も「え」となりますが、人間と違う言動をとることが端々であったということで・・・これが分かりやすすぎる
一応、人間の3人も、それぞれ抱えている話・問題はあるんだけど、どれもあまり印象に残るような事はなく、焦点は、最後の日まで、どう生きるか、そして、誰が一緒に行くのかという事なんですね
そりゃあ、長男でしょうね。展開としてもそうだし、性格としても。相応に日村さんの強烈なキャラで終始カキ乱してくれてましたし
残念ながら、本人達みたいに「涙、涙」って感情にはならなかったけど、哀しい結末にはならなくて良かったです。
ちゅうことで、冒頭に述べた「嫌な予感」は的中した作品でした。一体、何を見せられていたのか・・・で、35点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません