半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『マージン・コール』を観ました。

2012-10-28 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 ニューヨーク。ある大手投資銀行のリスク管理部門で大規模なリストラが行なわれるが、解雇された責任者デール(スタンレー・トゥッチ)はオフィスからの去り際、若い部下ピーターにある資料を渡す。残業してその資料を分析したピーターは、同銀行が保有する大量の金融商品がこのまま値崩れを続けると銀行の総資産を上回る損失が出るという結論に達する。ピーターの上司への報告はすぐにCEOのジョンに伝わり、深夜にもかかわらず緊急役員会が開かれ……。
wowow番組紹介より)

 タイトルである「マージン・コール」。全く意味が分かりませんでした。
マージンコールとは、担保として預け入れた証拠金の金額が、現在の含み損(現在のレートで決済した場合に発生するであろう損失)を差し引くと、大きくマイナスになる状況になった場合、証拠金の追加預け入れを求める警告です。
ネットで、証券用語たるもののサイトで調べたものですが・・・上記解説以外にもFXの意味や動きなどを読みはしましたが・・・難しいですねぇ
ただ、意味を知った上で、この映画を見ると、まんまタイトル通りの物語だったんだ・・・と理解できます
いきなり大きなリストラがあったのは結局のところ序章でしかなかったワケだし、ピーターが分析した結果、自身の会社最大の危機が訪れることを知り、上司にどんどん伝わって、事が大きくなってきます
その中、様々な人たちが、自分の立場の振る舞いをしていく・・・そこがこの作品の「ツボ」なんでしょう。
ただ、もーちょっと緊張感があると「事の重大さ」が伝わってきたのかなぁ・・・と思いました。
各立場の人たち、ケヴィン・スペイシー、サイモン・ベーカー、ジェレミー・アイアンズ、デミ・ムーア・・・何とも豪華なキャストなのに、勿体ない・・・
まあ、自分が証券業界の厳しさが分かってないから、愚痴っているだけかも知れませんが
ちゅうことで、メンタリスト(サイモン・ベーカー)の洞察力は、金・証券には効かないのか・・・で50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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