インテリアコーディネーターとして働く川奈つぐみ(杉咲花)は、初恋の人で高校時代の憧れの先輩・鮎川樹(岩田剛典)と、取引先との飲み会で偶然再会する。樹は、小学生の頃からの夢だった一級建築士となり、建築設計事務所に勤めていた。あの頃は変わらぬキラキラした笑顔にときめいたつぐみだったが、樹が車イスに乗っていることを知り、驚きと戸惑いを隠せない。
打合せのためにつぐみが樹の職場を訪れた夜、樹のいきつけの店で二人は夕食を共にする。樹は、「全く触れないのも不自然だから」と、大学三年のとき、事故に遭って脊髄を損傷したこと、歩けなくなったこと、それでも建築士の夢をあきらめなかったこと、そして、仕事に対する熱い思いまで、つぐみに穏やかな声で語りかけるのであった。
数日後、樹が高熱を出して入院したことを知ったつぐみは、病院に駆けつける。樹は病床で、翌日までに提出しなければならないプレゼンテーション用の資料を必死で仕上げようとする。その痛々しい姿に、「また次頑張ればいいじゃないですか」と言うつぐみ。だが、「次があるかわからないのに・・今やらなきゃダメなんだ」と訴える樹を見て、手伝いを申し出たつぐみは、樹への思いが溢れていることに気づく。
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公式サイトより)
公式サイトに「ぴあ映画初日満足度 第一位(92.8%)」と書いてました。未だにこの「調査方法」と「凄さ」が分かりません
つぐみは、とっても一途です。樹に対しての思いは「一人セリフが多いので」とってもわかります・・・が、とっても奥手ですね
で、最近の恋愛作品に出てくる「イケメン」って、壁ドンが得意で自信満々な奴が多いなか、この樹という青年は、全くもって「爽やか」で「物腰柔らかい」、いい青年です
お互いいい感じだった高校時代から、現代までの間に、しっかり「距離」が出来てしまっているのは、(この二人の性格を知ってしまうと)逆に違和感があります・・・が、「偶然の出会い」というネタはアリガチなので、良しとしましょう
再会によって、あっという間に距離が「再び」縮まり、「可愛い」お付き合いが続きますが、樹の状態(車イス生活)が、「愛」とは違った側面で、2人、そして周囲の人たちに影を落とします
つぐみの両親、特に父親の行動はストレートでしたね・・・ただ、彼も考え方が変わっていきました。
洋貴の存在は、この手の作品には必ず必要な「存在」です・・・どーしても彼のような立場に共感しちゃう俺です
盛り上げて「分かれ」、そしてまた「再再会」と、終盤は時間をかけなさすぎで、せっかくの山谷を感じられませんでした
ま、最後まで「爽やか」なままの二人、誰にも嫌われないであろう二人、なので、そこに非難が来ないのがヨイと思いますよ
ちゅうことで、葵さんの立場にもっと寄って欲しかった俺です
・・・で45点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません