半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『秒速5センチメートル』を観ました。

2008-05-04 06:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く……。
貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、そして彼らの魂の彷徨(ほうこう)を切り取った表題作「秒速5センチメートル」。3本の連作アニメーション作品。 (公式サイトより)

 たった60分という時間に、3つのつながった物語があります。
数多くアニメを観てますが、なんでしょうかこの感覚は
目の前の物語は、一組の男女の?というより一人の男の恋愛と成長を描いています。
41になったオッサンからしてみれば、言葉で表すのが難しいです
どこか懐かしい、暖かいけど、なんか切ない、ホッとするけど、息苦しい…色々な思いが交錯します
一つ一つのシーンや描写がさりげないけど綺麗で、そんな静止画のような絵の中で、主人公がつぶやく…「詩」と「挿絵」を見ているようです
これは、明らかに、監督である、新海誠ワールドですねぇ
1話→2話とつながって、いよいよ3話で完結
最後に流れる山崎まさよしの「One more time,One more chance」が、言葉少ないこの作品に対するメッセージとして心に残ります
みんな、こうやって、色々な距離感を感じながら、大人になっていくんだろうなぁ
ちゅうことで、突飛なタイトルも妙に納得で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ルパン三世 カリオストロ... | トップ | 『夏物語』を観ました。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

あにめ&ひーろーの部屋」カテゴリの最新記事