以前にもちらりと書いたことがある、ホロスコープの分割における傾向について。
12星座は次の3つのパターンで分類することができます。
まず、四大元素による四分割
火の星座(牡羊座・獅子座・射手座)
地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)
風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)
水の星座(蟹座・蠍座・魚座)
次に運動状態による三分割
活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)
不動宮(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座)
柔軟宮(双子座・乙女座・射手座・魚座)
最後に性別による二分割
男性宮(牡羊座・双子座・獅子座・天秤座・射手座・水瓶座)
女性宮(牡牛座・蟹座・乙女座・蠍座・山羊座・魚座)
と以上、3種類があります。
自分のホロスコープを出して、太陽から冥王星までをそれぞれの分割に当てはめていき、一番多いものを出していきます。
それで自分の傾向がわかり、同時にかけている部分もわかります。
太陽星座が○○座で、月の星座が○○座で、アスペクトがなんたらかんたら~というのは少々難解ではありますが、この分割による性格的傾向はかなりよくあたります。
以前にも書きましたが、まず
ここでホロスコープを出してみましょう。
自分の生年月日、出生時間、出生地を入力して『ホロスコープ作成』をクリック。
更に惑星位置表をクリックして星座を確認し、太陽・月が5点、水星・金星・火星が3点、木星・土星が2点、他のものは1点というふうにして計算します。
計算していくと一番多い要素、少ない要素がわかります。
それがあなたの性格的傾向です。
同得点になった場合は、太陽か月の入っているものを優先してください。
では、それぞれの傾向を書いていきましょう。
四分割
火の星座の多い人
勢いの良さ、情熱、潔さがある。勢いがあってエネルギッシュ。
自己主張が強い。
事実・現実にあまり目を向けず、新しい世界・可能性を求める。
全体的に見て、細部を見落とす傾向。
地の星座の多い人
堅実、実際的。注意深く、保守的。
未来の100万円より今日の一万円を欲しがる。
理屈や感情ではなく、快か不快かで物事を判断する。
目に見える結果を欲しがる。行動面で慎重、鈍重。
風の星座の多い人
客観的、感情を交えない。好奇心旺盛。
情感より論理を重んじる。
物事に感情移入しない。
水の星座の多い人
豊かな情感を持ち、言葉よりフィーリングを大事にする。
人の気持ちに感応し、人の好き嫌いが激しい。
客観性に欠け、非論理的。
判断基準は好き嫌い。
また四分割において要素が少ない場合は次のような傾向が現れます。
火の星座が欠けると、情熱や勇気が欠如。
地の星座が欠けると、現実的な野心が欠如し、身体関係が希薄でギリギリまで体調不良に気づかない。
風の星座が欠けると物事を客観視する能力にかけて冷静さも欠く。
水の星座が欠けると自分自身や他人の感情に無頓着で鈍感で冷たいと言われる。
三分割
活動宮の多い人
人の上に立つ才能があり、物事の真ん中にたっている時にベストを発揮する。
環境の変化に反応しつつも、自己を確立する。
改革と変化を好み、停滞した状況にはイライラする。
不動宮の多い人
確固とした安定性と不動の決断力を持つ。
決断すると方針を変えない頑固さがある。
強い意志力はあるが、柔軟さに欠ける。
変化や外圧には抵抗して困難を切り抜ける。
柔軟宮の多い人
柔軟性と流動性があり、変化にすばやく対応できる。
意志の強さ、決断力、持続性に欠ける。
自分の価値観はあっても、他人にあわせて変わることができる。
二分割
男性宮の多い人
積極的で、外向的、自己表現的。
自分の意志や考えをはっきり示そうとする。
女性宮の多い人
消極的で内向的、自己抑制的。
自分の意志や考えを内部に隠しておきたがる。
ただ、不思議なことに。
要素分析で欠けているものを無意識に補おうとする行動をとる傾向があるのです。
たとえば風の星座が欠けている場合・・・コミュニケーション能力不足ということになるのですが・・・逆に友人をたくさん作ろうとします。
面白いです。