やはり無理が効かない体のようです。
連日深夜まで働いた上に、
とどめに映画まで行ったのは無茶でした。(^^;)
でも、「テルマエロマエ」は無理して行った甲斐のあった、
めちゃくちゃ面白い映画でした。
阿部寛はローマ人にしか見えなかった(爆)
私の好き~な時代背景で始まっていながら、
中身がコメディーのミスマッチがおもろい。
と、それはさておき・・・と。
水曜日の夜に、痛みと猛烈な吐き気に襲われました。
痛みのほうはトラムセット追加で対応できたのですが
吐き気のほうが何ともかんとも。
フオイパン追加しても効果なく、気持ち悪くて眠れません。
翌朝、フラフラしながら殿外来を受診してきました。
予約外で行くと大概すぐに診ていただけるのですが
今回は診察時間の長い方が多くて、40分ぐらい待ちました。
そのうちにだんだん吐き気が増してきて、
吐くのが早いか呼んで貰えるのが早いか。(汗)
なんとか吐く前に診察室滑り込み。
顔色ですぐにわかっていただけたようで、(さすが殿)
多くを語らずとも点滴二本をオーダーされました。
幸い、ミラクリッドで吐き気が治まり
点滴の5時間は気を失ったように寝てました。
アミラーゼは160
と私にしては非常に優秀で
白血球もぎりぎり基準内。
でも、ヨレヨレ状態だったせいか
翌日(=本日金曜日)も点滴を2本オーダーしてくださいました。
今日の点滴でほぼ持ち直した感じです。
さて、今日の初診外来は膠原病のドクターだったので
膠原病のことをお聞きしてもいいですか?
と色々質問させていただきました。
私の採血データを見ながら、丁寧に質問に答えてくださいました。
実際の患者さんと比べて私の数値異常はどうか?
「SSBの値は低いけれど、
SSAは同じぐらいの数値の人はいます。
シェーグレンはアミラーゼが上がる病気ですが、
アミラーゼの中でも唾液腺型のほうです。
(私の場合は)膵酵素が全部上がっているから
シェーグレンではなく、膵炎で上がっているのでしょう。」
口の中を見せてください、と言われ。
「それは全部自分の歯ですか?綺麗ですね。
シェーグレンの方の典型的な口の中とは違います。」
シェーグレンの患者さんは虫歯だらけになるそうです。
ただ、唾液腺が腫れたことがある話をしたら
「SSA、SSBや抗核抗体が陽性だし、
やはりシェーグレン症候群の素因はあると思います。」
白血球が下がる謎について。SLEの可能性は?
「SLEとシェーグレンは合併することが多いです。
ただ、SLEの場合、無治療だとどんどん進行してしまいます。
数値の異常も軽微だし、SLEであることはないでしょう。」
結論としては、
SLEの心配はいらない。
膵炎とシェーグレン症候群が合わさっていて
分かりづらい状態ではあるけれど
現状ではステロイドの必要はないし
膵炎の治療に専念するということでよいでしょう。
とのことでした。
一度、膠原病の先生にお話を聞きたかったので
色々聞けて安心しました。
ドクター的には立派な膵炎(?)があるのだから
膠原病疑いなど気にせずに
そっちを治療しましょう、という感じでした。
1分診察ですむところだったのに
丁寧に質問に答えてくださって、ありがたかったです。
さすが貴公子。
貴公子の瞳は涼やかで素敵でした。(*^^*)