今年は数年ぶりに花粉症の症状がひどく出たので
久々に(花粉症の治療で)耳鼻科に行ってみました。
内科で出されているザイザルは良いお薬なので飲んでください、とのことで、
追加でステロイドの点鼻薬を出されました。
これを使っても、治まらなければ、注射という方法がありますよ。
・・・ということで、渡されたのが下記の冊子です。
花粉症の舌下療法というのは聞いたことがありましたが、
皮下注射というのは初耳です。
花粉症の治療もいろいろと進んでいるのですね。
このお薬の発売が2020年1月ごろだったらしく、
つまり、日本はコロナで大騒ぎになる直前。
それもあって、去年の花粉症の時期には
この新薬のことはあまり報道されなかったのでしょう。
(知らなかったのは私だけかもしれませんが)
このお薬は高価なので、投与には条件があり
1)季節性アレルギー鼻炎の確定症状がなされている
2)初回投与前の血液検査で、スギ花粉に対するIgE抗体がクラス3以上
3)医療機関でステロイド点鼻薬と内服を1週間以上行ってもコントロールできない
4)12歳以上
などに当てはまらないと投与できないようです。
私の場合、幸いにもステロイド点鼻薬で聞きましたし、
もともと症状としては軽症の部類なので必要はなさそうですが、
私の弟などはかなりひどい花粉症なので、
このお薬とか使うといいかもしれないです。
しかし、なかなかに薬価が高い。(笑)
冊子を写メしたので見づらいですが。
1か月の負担額は、年齢や投与量により差がありますが、
最低でも4000円ぐらいから、高いと60000円越え。
1か月に60000円も掛るとなるとさすがに怯みますが、
10000円ぐらいの負担ですむのなら、
ひどい花粉症の人であれば、出す価値があるかもしれないですね。
いつ冊子を失くすかわからないし、
昨今は薬の名前を憶えていられるかどうか怪しいので(笑)
備忘録がわりにアップしてみました。
医療の世界は日進月歩。
どんどん進化していきますね。