今日はフランス革命記念日ですね。
オスカル様の命日。(笑)
私には何の関係もないのに、
特別な日のような気がします。
昨日は母の内科診察日で、
これまでの検査結果をお聞きしてきました。
(付き添いは姉でした。)
母が疑われていた病気は、多発性骨髄腫でした。
整形外科で入院していた時の採血で
グロブリンの分画に異常があり
「M蛋白の疑い」と出たからです。
そのために、血液内科で精密検査となり
骨髄検査、腰部MRI、PET-CTと行いました。
多発性骨髄腫というのは血液のがんの一種であり、
血液細胞の中の"形質細胞"ががん化して
"骨髄腫細胞"になったものです。
骨髄腫細胞が増えると白血球や血小板が減ってしまいます。
そして、骨がもろくなるので、
些細なことで骨が折れやすくなります。
また、骨髄腫細胞は「M蛋白」という
役にたたない抗体を作り続けるため
その結果として腎臓等に障害が起こることもあります。
圧迫骨折がきっかけに
多発性骨髄腫が見つかることも多いそうです。
多発性骨髄腫の疑いと聞かされた時は
母方はがん家系ではないので
(母の両祖父母、叔父叔母に誰もいません。)
それはないよね?というのが第一印象でした。
調べてみると、M蛋白は肝硬変でも増えることがわかりました。
血球等の減少も肝硬変でも起こることです。
また、圧迫骨折が多発性骨髄腫から来ているのか
咳のしすぎが原因なのかもわかりません。
圧迫骨折が骨病変だとすると、進行していることになりますが
別物だとすると初期になります。
どっちなのか悩ましい。
私自身の咳の状態からしても
骨折してもおかしくない、いうのが実感でしたし。
とはいっても、検査結果が出るまでは落ち着かず・・・。
一番の懸念事項であった骨髄検査では
がん細胞が3%検出されました。
多発性骨髄腫での治療対象は10%からになるので
画像検査等で異常がなければ
経過観察で良いとのことでした。
幸い、画像検査では何の異常もなし。
結果としては、
多発性骨髄腫であるという確定診断には至らないけれど
経過観察は必要ですとのことでした。
今後は定期的に血液内科に通うことになります。
治療をしないまま、寿命が来ることもあるそうです。
予想された中では一番いい結果だったので
ホッとしました。
血液内科は激混みなので、今後の通院は少々大変です。
でも、殿病院に定期的に通っていると
肝臓に何かがあった時にも安心なので
これはこれで良かったかもしれません。
現状、母の体内で変な蛋白が増えているわけですが
これに関しては姉ともども、気になったことがあります。
母は圧迫骨折で入院する数か月前から
体操教室でプロティンを購入して服用していました。
高齢でしかも肝臓疾患のある人間が
プロティンを飲んでも大丈夫なのか??
と引っかかりながら、ちゃんと止めなかったのです。
発症?の導火線になった可能性があるような、ないような。
事実はわかりませんがね・・・。
ところで、多発性骨髄腫には
IgG型、IgA型、IgM型、IgD型等があります。
母の場合は見事なIgG型で
基準値が870-1700までのところが倍以上

となっていました。
IgGというと私が内分泌内科のDr.から疑われているものでもあり
何か関係あるのかな・・・と思ったり。
次回の診察日に主治医さまにお聞きしようと思っています。
にしても、自分も含め家族のおかげ?で
どんどん病気や検査に詳しくなっていきますわ。