今日は内科の予約診察日でした。
姉のお弁当作りで早く起きたので
病院にも早目につきました。
今日は採血検査がないはずなので
早く行けばその分早く終わるはず。。。
予想どおり、9時10分には私の番号が
次に呼ばれるところに表示されました。
ただ、ここからが長かった。
何故か診察が20分ぐらい止まっていたあと
横入りを3人ほどされたため、40分ぐらい待ったかな。
私もしょっちゅう横入りするので
調子の良い時は大人しく待ちます、はい。(笑)
今日は大学病院で連呼された、
IgG4関連疾患のお話を中心にしてきました。
「大学病院の先生はどーしてもIgG4関連疾患が気になるらしいんです。」
とお伝えしたところ、殿爆笑。
そこは笑うところですかね?
私も一緒に笑いましたけどね。
確かに、私の膵臓の画像は自己免疫性膵炎に特徴的な
「ソーセージ様を呈するびまん性腫大」
なのだそうです。
ただし、ERCPでは特徴的な膵管像にはなってません。
勿論、殿も昔から自己免疫性膵炎を疑っておられたので
IgG4の検査は初診時からしていますし
大学病院の消化器内科に送られて膵生検もしました。
検査はシロだったものの、あまりにも疑わしいからと
ステロイド治療も試したことがあります。
(自己免疫性膵炎だとステロイドでほぼ寛解します。)
IgG4が上昇しない自己免疫性膵炎というのもあるのですが
私の臨床像はそれとは少し異なるのだそうです。
そもそも自己免疫性膵炎という病気は
高齢の男性に好発するもので、痛みが殆どないのが特徴です。
痛みがあり、年齢、性別と鑑みると
私の症状とは当てはまらない部分が多いとのこと。
ところが、この病気は男性患者はわかりやすい臨床像を呈するのに対して
女性では型にはめにくい微妙なパターンが多いのだそうです。
そこからすると、自己免疫性膵炎ではない
・・・とも言い切れない部分があるのだとか。
と、ここで
「小児胆石からもIgG4関連疾患が引っかかるらしいのです。」
と大学病院の見解をお話したところ
「それは僕も8年前から気になってた。」
と殿。
8年前??
私が膵炎を発症してからはもう丸10年ですが???
そっか。
殿は重症急性膵炎を発症してからの年数を言っておられるのです。
確かに今年は重症から8年目です。
つまり毎年主治医さまは、
私の重症からの年数をカウントしていたってことですか?
私としては、ここが爆笑のツボでございました。
殿ってば、相当トラウマなのね。←嫌な患者だ。
と、笑うツボだったのはさておいて。
やはり小児胆石とIgG4関連疾患は関係あるようです。
そして結論ですが。
もう一度ステロイド治療してみる?と
いう提案が主治医さまからあったものの
以前のステロイド治療では薬剤性膵炎を起こす
・・・という笑えない結果になりました。
この時の治療に関しては、膠原病の先生から
「結構な量から始めたんだね。」
との感想をお伺いしたことがあったので、
少量の10ミリとか15ミリでしてみるのはどうでしょう?
とお聞きしてみました。
しかし、自己免疫性膵炎のステロイド治療では
初回からそれなりの量でやらないと意味がないそうなのです。
で、結局。
疑わしいけれど何も出来ないね、という結論になりました。
現状はかなり病状も落ち着いてますし
たまに痛みが出てもミラクリッドで治まっているので
私もそれでいいだろうと思います。
ここのところ口内炎が頻発しているので
アフタッチを処方していただきました。
口内炎頻発については
免疫疾患との関連が気になるところではあるそうです。
次回は8週後の予約です。
今日の診察代:410円、お薬代:27,680円
フオイパン 1日6錠×56日分
リパクレオン 1日12cp×56日分
ビソルボン 1日3錠×56日分
パリエット 1日2錠×28日分
トラムセット 1日8錠×40日分
ボルタレンサポ 40個
アフタッチ 20個
ブロチゾラム 30錠
8週間分ともなると大量です。
病院のハナミズキが三分咲きぐらいでした。
道中の八重桜も綺麗でしたよ。