ド・ケルバン病(狭窄性腱鞘炎)の術後から数日経過しました。
大概の人が
「麻酔の注射が一番痛かった。」と仰るらしい、
整形外科のDr.からすると「簡単な手術」。
私も一番の難関は、
抗生剤を入れるためのルートを取ることだろうと
気軽に考えてました。
幸い、ルートは左手の甲の細い血管に一発で入りました。
細い血管だから、漏れて青タンが出来ていますが、それは良しとします。
が、が。
問題は本番?にありました。
やはり、というか、さすが、というか。
「局所麻酔の効かない人はあまりいない。」
と聞かされていた局所麻酔があまり効かなくて、
なかなかえぐい痛みの手術となったのでした。
「あまりいない。」を信用してはいけないのが私。
皮膚を切開するのは、痛くありませんでした。
その後、腱を切開する前に、神経を避ける必要があるのですが、
これが強烈に痛い。
いたーいーー!!
もう、コラえてぇー!!!
マジ、痛い。
涙がちょちょ切れるわ。
その後は何があったのかはわかりませんが、
ベテランのDr.の
「あれ?おかしいな。」というつぶやきを何度も聞き、
ようやく腱に行きついたと思ったら
「こんなん見たことないな。」
という、更にお決まりのセリフも頂きました。
なんでも、炎症がひどくて?腱がささくれ立っていて
分厚くなっていたそうです。
「これは痛かったやろう。」と。
…手術も痛かったよ。
手術の最後には親指を動かし、痛みが取れていることを確認して終了。
今後はどんな手術も全身麻酔で受けさせて欲しい。
(全身麻酔でも目覚めるかもしれないww)
手術当日は傷がズキズキ痛んで、右手はほぼ使えませんでした。
その後は、
2日目・・・スプーンならOK
3日目・・・フォークOK
4日目・・・お箸OK
という風に着実に回復しています。
Dr.からは
「翌日から字を書くのも運転するのもOK。」
と聞かされていましたが、運転は3日目から開始しました。
字は親指に力が入らないので、未だにうまく書けない状態が続いています。
仕事を4日目に再開したところ、
ちょっとした、いや、結構な問題が発生。
コロナ渦のことゆえ、窓が全開なのですが、
術後で血流が悪くなっているのか、右手の親指を中心に冷えてしまって
皮膚が土気色になり、感覚が鈍くなってきました。
いくらカイロで温めようとしても、カイロは熱に反応するものなので
冷え切った指では効果がなく、冷えすぎて痛いのに、どうしようもない。
自宅に戻ったあと、湯たんぽ等々で指を温めましたが
軽い凍傷?あるいはしもやけ??親指の皮膚が赤いままです。
術後はずっと血流が悪いままなのか、
一過性のものなのかわかりませんが、
このまま仕事に行くと、それこそ本物の凍傷になってしまいそうなので、
明日からは右手は指の出る手袋をして、
かつレンジで温められるゆたんぽを持参するつもりです。
しかし、この凍傷のような指は整形外科と皮膚科、どっちの管轄でしょうかね。
・・・というわけで、「15分ぐらいの簡単な手術」のはずが
色々と予測外のことが起こったという手術報告でした。
(なんてことなく終わりました、という報告がしたかった・・・。)