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(blogzineの記録) TRIOのMIC修理

2006-09-03 | TS-700S
TRIOのマイクの修理
TR-2200Gなどに付属していたTRIOのオバQ型の4ピンマイクって知ってますか?これのジャンクをかなり前に買っていたのですが、当時は使えていたものの、音をひろわなくなっていました。コードの断線かと思いましたが、なんとマイクエレメント内の断線でした!!!。サトー電気でマイクについて尋ねると、もうダイナミックマイクのエレメントは無いそうです。仕方が無く、ハムフェアの会場でダイナミックマイクという触れ込みのロシア製??の新品マイクを¥200で買ってきて中身のダイナミックマイクエレメントを取り出しました。こいつをTRIOの方に移植して完了となりました。もちろん筒の径は異なるので最外郭の丸穴開きアルミフタだけを利用して、ボンドとダイソーのグルーガンで固定しました。故障した方のエレメントをバラバラにしてみました。細いエナメル線と外部引き出し用ビニール線をつなぐための小さい基板の半田不良みたいでしたが、エレメント自体は密閉式で、既に円筒筐体をバラバラにしてあったので再生できませんでした、Hi。
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(blogzineの記録) Kenwood TR-50

2006-09-02 | TH-89/TR-50
TR-50
1984年製?の比較的綺麗なKenwood TR-50(1200Mhz,1984/05)の故障品を買いました。回路図・説明書付きだから買ったようなもの。で故障ですが、リチューム電池切れ、スケルチ閉じず、AF出ない、送信してもキャリアは出るが音が乗らない、です。まず、受信から見ていくと、なんと温度が上がるとスケルチが効くようになりAFもスケルチoff/onで出てくるじゃないですか。ので、お約束通り、PLLをまず疑いました。でもTH89という別の1200Mhzトランシーバーで送受信する限りはPLLがフリーランしてる様子は無さそう。またさすがにポータブル機では振動があるので両面スルーホールのガラエポ基板を使っていて、ケンウッドのベーク基板にありがちな両面基板スルーホール無し基板と半田の不具合では無さそう。スケルチ周りを見て見るとMC3359ですが、MC3359自体のスケルチ機能は使ってはいません!が、当然復調出力は使ってます。そういえば復調した音も割れていて、MC3359がアヤシそうです。サトー電気には既に18PIN DIPのMC3359は無く代替品のJRCのNJM3359があったのでこれを買ってきました。さてMC3359を外すには全てのピンをニッパーで切って、1本ずつ脚を抜くわけですが、ニッパーが殆ど入らないくらい、周りのパーツ(抵抗、コンデンサ、コイル)と接触しています、Hi。でもなんとか全部の脚を切りました。半田ごてを下から暖めて、上から1本ずつ抜く訳ですが、GNDは抜きにくかった~。それでも全部抜いて、上からダイソーの200円半田吸い取り器をあてて、下から半田ごてをあてて一気に半田を吸い取ります。スルーホールでも結構うまく半田が抜けます。ソーダウイック網線で掃除して終わり。NMJ3359の脚を整頓してスルーホールに入れましたが、なぜか1番ピン側が最後まで入らない。なんと抵抗にNJM3359のプラパッケージが覆いかぶさっています!!!そうです、MC3359よりNJM3359の方が0.5mm程パッケージが1ピン側に長いんです~~~!!!!。仕方が無いので抵抗に熱を加えてちょっとだけ外側にズラして、なんとかNJM3359を押し込みました。やれやれ。さっさと半田付けして、受信してみるとばっちり直ってました、Hi。故障したMC3359ですが、ICパッケージの底を見るとKoreaの文字が。今の韓国製はいいかもしれないが、1980年代製はね・・・・。但し、このICの上にワイヤーをまとめるために接着剤が使ってあったので、この接着剤のせいかもしれません。接着剤に硫化物が混ざってるとダメです。送信もMC3359の交換で直ってしまった、Hi。リチューム電池はパネル裏にあるのですが、これは簡単。
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