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FT-707のCWフィルター入手 XF-8.9HC

2023-09-04 | FT-707
Yaesu XF-8.9HCを入手しました。
これは、FT-101Z, 107, 707, 901, 980用のCWフィルターで、
実はInradからも現在入手不可能になったもの。
(ちょい前までInradで入手可能だったのに)
で、新品の半値位の値段だったのですが、
驚いた事に未使用品でした。
(地球上で最後の1個の新品かモナ~。高いが中古は出回ってます。)
根性があれば、フィルターの特注もまだ出来るハズですが、
3,4万かかるかもしれません・・・(DSP機買った方が・・・)。
FT-101Z, 107, 707, 901, 980みたいな、もうビンテージと言って良い
機種が活用出来なくなるのが痛いよね・・・。
901以外は新スプリアスも通るのに。

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FT-707の周波数カウンター近辺

2022-12-10 | FT-707
FT-707をコールドスタートすると、
周波数表示が、2 or 3KHz程ランダムにバラつく件。
FT-707(1980年)の上面、周波数カウンター基板のコネクタを先ず疑う。
周波数カウンター基板の拡大。
この三つのコネクターの抜き差しからですね。
同軸ケーブルが1本この左側に有るが、それも。
これでいったん様子見だが、電解コンデンサもつかわれているので、これらかも。
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MX-K2でFT-707をキーイング出来た

2022-12-09 | FT-707
USBIF4CWで最初キーイング出来なかった、FT-707だが、
MX-K2ではすんなりとキーイング出来た。

故障の兆候:
FT-707をコールドスタートすると、周波数表示が、
2 or 3KHz程ランダムにバラつく。
この時マーカーの音を聞いてると音はズレ無い。
どうも内蔵周波数カウンターの様だ。
暖まると周波数表示は静止するが。
温度関係だと、ケミコンが、タンタルの様な気がする。
まぁ、1980年発売なので、40年もよく持ってる方だ。
半導体すら吸湿でやられる位の年月だし。
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FT-707の修理(13) 前面パネルを外す

2020-06-01 | FT-707
結局前面パネルを外した、HI。
鉄板のサブパネルが無いので、外し難い。
L型の#0#1のドライバーが有る方がネジを回しやすい。
なお、汚れと思ったのは、アルミの黒印刷インクと、
アクリルが化学反応してしまい、インクがアクリル側
に付着して、アクリル自身が溶けた模様。
(TS-570S/Vの泡アクリルみたい)
(40年近く経つと色々有るわ~)
フロントパネルはプラスチックでは無く、
アルミダイキャストで凝ってる。
が、VFOはアルミダイキャストに固定されてる訳ではない

背面のPA部の外し方は、6本のネジで。

フロントパネルの外し方だが、1本ネジが抜けてるので赤枠追加(一番右下のボリューム取り付けネジ)。
なお、黄色い枠の金具は、図の通りに付けないと、VFOを固定出来なくなるので注意。

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FT-707の修理(12) 背面左側の修理

2020-05-31 | FT-707
なんとか、修理して、パワーが出たFT-707だが、背面左側の修理の続き。

上は、調達してきた新品の3端子のラグ。
下は、バラバラになったラグ。
前オーナーが、ファイナルを分解する時に割ってしまった模様。

元の構造を手で書いてみた。(ん~見えん、HI)

これで、EXT VFO端子を修理したのだが、取扱説明書のエラーを発見。
この説明書の7と8が左右逆。
ジツは、かなり悩んだ。
VFOのケーブルを自作する人はいないので、
今まで問題にならなかったんでしょうな。

回路図(配線側/RIGの中から見た図)が正しい。

爆発した3300uFも取り付け(電源端子なので簡単)、
とりあえず付いてない物は、無い状態まで修理完了。
後は、調整とパネル面の掃除が残ってる。
PCWI01zlog for Win10で、
連続CQをダミーに向けて出して、ファイナルのファンが回る事を確認して終了。
IC-756PROで送信波をモニターしていたが、近傍は大丈夫な様である。
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FT-707にIC-7300のキャリングハンドルを付ける FT-707の修理(11)

2020-04-21 | FT-707
FT-707の100w機は後部にアルミ放熱器が付いていて、
結構重いのであるが、1980年の発売当時、キャリングハンドル
のオプション設定も無かったみたい。
ので、IC-7300のMB-123を付けてみた。
なお、FT-450Dのハンドルオプションの、
MHG-1は付かない(長さが短い)のでご注意を(やっちまったぜ)。
ネジは、MB-123付属の4mmx10mmでは無く、4mmx13mm程度が必要。
(ジツはネジだけ、MHG-1から拝借)
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FT-707の修理(10) PCWI01でキーイング出来た!

2020-04-07 | FT-707
USBIF4CWではキーイング出来なかった、FT-707だが、PCWI01ではzLog for Win10でキーイングが出来た。
で違いは何かというと、USBIF4CWでは、TLP627というフォトカプラで、
PCWI01では、TLP621というフォトカプラ。
で、違いは何かというと、耐圧とLレベルの電圧で、
TLP627は300V/L=1.0V(Vce)、TLP621は55V/L=0.5V(Vce)という違いが有り、
TLP627でL=1.0Vで、VceがFT-707としては落ち切っていないということ。
ので、USBIF4CWのフォトカプラの変更が必要である。(もしくは、TLP222)
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FT-707の修理(9) 28MHzの100W化と全バンド50W化

2020-02-15 | FT-707
28MHzバンドの100W化は、IF基板(CWフィルタの入る真ん中の基板)のTP05をショートさせる。これで、バンド情報が無効になるので、CARをMAXにして、14.175MHzで、同じくIF基板のVR05で50Wに調整すれば、全バンド50W化完了となる(ご老体には優しく)。CWフィルタは無いがWIDTHで多少狭められるので、10MHzの移動運用サービスぐらいには使える。これで、捨てられそうなヤツを復活(まぁ、リアパネルの左側の対処がまだ残ってるが、とりあえず使用可能)。

50Wになった、FT-707。右側に大きいダイヤルがあるのは、意外に使い易い。

KEYジャックはこんな感じ。

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FT-707の修理(8)キーイング回路と28MHzの100W化

2020-02-09 | FT-707
そこそこ動き出したFT-707。ストレートKEYの入力ジャックの配線が最初、1本外れていたので、ここだと思って接続したら、CWキーイングで送信は出来るのに、SSB MIC入力出来ないわ、AMでMOXでキャリアーが出ないわで、散々。AMが有るので、バラモジ崩しがモードにより少々ややこしくなってるのが原因で、KEYジャック回りの配線が煩雑になってる。で、回路を追って行って、とりあえず接続箇所が判明し、全てのモードで正常となった。(正常写真は次回に)
で、これまた中古で入手したUSBIF4CW(Ver.2.3、最新は2.4だが、H/Wとしては、2.3で最新です)でキーイングさせようとしたら、あれ?キーイングしない。USBIF4CWが壊れたのかと思い、756PROでやってみたら正常。ここで又延々と考えることに。FT-707のKEYジャックも不安なのだが、縦ぶれではVOX含めてセミブレークインでキーイング出来る。で、あらためてFT-707の取扱説明書を見ると、+1.5V(0.5mA)をアースすることで、キーイングする、とある。えっ、+8Vじゃ無いん?と思って、USBIF4CWのフォトカプラを調べると、TLP627で、VFは越えてそうではあるが、+1.5Vだと結構ギリギリなので、フォトMOSリレーのTLP222に変更予定(MOSだと余計にダメかもしれんが)。
で、次に、まだ、28MHzが50W規制の時のリグなので、当然28MHz帯は50Wになってる。回路を追っていくと、どうもIF基板に、28MHzのバンド情報が行っていて、ここでALCで50Wに制御しているらしいところまでは見つけた。IF基板は真ん中の基板で、RF基板を持ち上げないとアクセス出来ないので、面倒くさくなって次回に持ち越し、Hi。
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FT-707の修理とWARC改造(7)

2020-02-08 | FT-707
結局、後から挿入のRCAピンジャックの購入を諦めて(製造されてない)、オヤイデ電気の細線ギボシでワイヤーが外れる様にした。煙が以前出たのは、TX13.5Vが外れていて、それがGNDとレアショートしたためらしい。最初、ファイナル部が分解されてた理由は、25V 3300uFの電解コンの爆発のみ。おそらく、車載されていて、車のレギュレーターが壊れての電解コン破壊と思われる。ファイナル部自体は故障して無かった。正常で、120Wくらい、バンバン出る。

で、WARC改造だが、これは延々考えた(2時間位)。どうもRF基板(一番上の基板)のロットが新しいらしく、サービスマニュアルや、他のサイト情報の、D21, D71, D72では無く、D46, D47, D48であった。これで、10MHz, 18MHz, 24MHz共送信出来るようになった。(この新ロットのRF基板の回路図が無いぞ・・・)
要するに、バンド切り替え用のダイオードでは無く、バンド情報を抑止してるダイオードなので、BPF近辺のダイオードでは無く、私を切って!と言っているダイオードを切るのである。回路図無しに良く見つけたよ。海外にもこの情報は無し。この新ロットのRF基板で、D21, D71, D72を切ってしまうと、BPFが切り換えられなくなってしまう(WARCバンドはもちろん送信出来ないまま)ので、ご注意を。
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RCAピンジャック(パネルの裏から挿入タイプ)FT-707の修理(6)

2019-11-28 | FT-707
FT-707のファイナル部が分解し難いのは、RCAピンジャック部が、トポロジ的に、配線付きで外れないから。
つまり、前から挿入して、後ろでナットを締め、後ろからハンダするので、ハンダを外さないとパネルが取れない・・・。
で、後ろから挿入して、前でナットを締めるタイプのを探していたが、やはり、どうも無いみたい。後ろ挿入出来そうなのは、秋月のこれだが、中継用なんだよなぁ。タンタルが爆発してる動画はこれ。C1がリアパネルにどう収まっていたかも判明。(爆発した電解コンは取り外されて、分解されてたので、元の状態がわからんの)
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細線用ギボシ(接続コネクタ) FT-707の修理(5)

2019-08-24 | FT-707
秋葉原のオヤイデ電気でしか売ってないみたい。エーモン工業のは、ちょい太めの線から使える。
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FT-707の修理(4) ファイナル部開腹の儀

2019-08-10 | FT-707
FT-707のファイナルを開腹したが、焦げてるタンタルが無いぞ・・・。

でなんとなくわかって来た。DC端子の裏の鉄パネルが汚いが、C1 25v 3300uFが無く、綿が存在。

細い線(赤線)へのギボシ端子の付け方。(なるほど)
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FT-707の修理(3)

2019-08-03 | FT-707
2006年1月から電源をつないで無いので、再び、低圧から電圧を徐々に上げて行った。起動しましたぜ、カウンターの石が死んで無かったのが奇跡です!送信すると煙が出るハズなので、とりあえず受信まで。マーカーも動作し、WARC含めて、3.5~29.5まで全てのバンド・モードの水晶が生きていた(やったぜ)。27MHzの水晶は入って無かったので、そういう類いには使用されていなかった模様。CWフィルタは入っていなかった。一晩電源onのまま放置しておいて、今の所電解コンはOK。FT-757GXは電源on後しばらくガサゴソ(未通電電解コンの影響です)言っていたが、FT-707は大丈夫だった。AF部に普及機らしからぬ、AFアクティブローパスフィルター(fo=2.7KHz, -12dB/oct)が入っているので、静かなもんです。なお、ジェネカバ機では無いので中波放送は聞けません。従って、受信トップに、普及機なのに、1.7MHzのHPFが入ってる。で、さらに昔の真空管機を模してるので、普及機なのにWARC含めてバンド毎に専用BPF(つまり、3.5,7,10,14,18,21,24,28の8個)があります。高級機みたいなフロントになってる。惜しいのは、受信トップが3SK73GRで、このRF AMPをskipする構造になってないこと。しかしながら、この3SK73GRに、普及機なのにRF AGCがかかってる(回路図からの読み取りなので間違ってるかもしれません、RF AGCをかけるつもりで、3SKにしたんでしょうけど)。こういうところを取説等で強調すればいいのに。コンテストでもそこそこ行けるんじゃないですかね、まぁTS-520も3SK35にRF AGCだったんで、それなりかもしれないが、違うところはAGC電圧を作り出す帯域をWIDTHで狭められること。普及機らしいところは、BPFの切り替えに1N60を使ってたりする事。昔、FT-1021で八重洲はやらかしていて、スイッチング用のダイオードの総替えサービス(1SV157 pinダイオードに交換)をやってたりしましたが、当時は意識が低かったんだろうな。マイチェン機のFT-1000は改修されていて大丈夫。(ので明記されてない限り、FT-1021には手を出して無い・・・。FT-1000Dは出てこないですな。)
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FT-707の修理(2)

2019-07-30 | FT-707
2006/1にFT-707(1980年、え~もう40年も前かよ)最初の記事を書いたが、厚木のジャンク市というのは、2006年1月9日厚木の清源院で有ったジャンク市の事で、ググると当時の写真が出てきた(懐かしい、ちなみに写真には顔は映って無い)。ファイナル部がバラされていたので、2000円くらいだったと思う。いったんパワーは出たのだが、その後、お約束通り煙が出た。で、それを現宅に持って来て、再生しようという話。サービスマニュアルは入手出来たので、なんとか再度ファイナル部をバラせそう。メンテのことを余り考えて無い構造なので、ファイナル部へのワイヤー類は、ギボシ端子にしよう。前回は一部の電解コンを交換したが、今回はほぼ電解コン全交換+タンタル全交換になりそう・・・。そこまでしてというのは有るが、小型で頑張ってWIDTH(ワイズでは無くウィドゥス)をアナログで実装してるし、純粋アナログVFOということもあるし、(高級機のFT-102やFT-901はダメなのに)普及機なのに新スプリアスを満たしJARD保証可能ということもある。
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