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TS-770の修理 PLL編

2024-04-13 | TS-770
前回、周波数を調整してる時に、ふっ、と21.6Mhzのキャリアが消えた
のだが、PLL-Aの水晶が怪しく、もし水晶を特注すると3,4千円飛ぶ
ので、結局オクのPLL基板のジャンクに頼った。
(ジャンクで置き換えという、修理としては最低の方法を、
値段に負けて選択してしまった・・・涙)
タイミング良く、PLL基板が出品されており(いや、原因と結果が逆なのだが、苦笑)、
赤レターパック程度の値段だったので、落札。

PLL-Aを置き換えて、

無事起動し、送受信OK。
45年も経つと、何が壊れるのかわからないです・・・。
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TS-770で送受信が出来ない

2024-03-09 | TS-770
前回、周波数を調整してる時に、フッっと21.6MHzが測定出来なくなり、
送受信が出来なくなったが、やはり、PLLがおかしい。
VCVで、1.2Vに調整せよとなってる所が8V(笑)。(上から6行目)
し、1行目の調整が、現宅にオシロが無く、上手く行かない。
(車があれば、オシロもSSGも持って来れるな、苦笑)
ただ、PLLの故障が、「この水晶、本当に発振してる?」
から疑わないといけない位古い(1979年発売)ので、また気長にやるかぁ。
(430MHzのファイナルのTR飛びより気楽です~)


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TS-770の修理

2024-01-07 | TS-770
TRIO/Kenwood TS-770(1979年)のメーターランプが切れたので、
LED化。生憎、電球色を切らしていたので、白色で。
18mAの定電流ダイオードで駆動したら、明るすぎ(笑)。
まっ、いいやこれで。
ちなみに、3本必要です。

で、ついでに周波数をHP53132Aで調整していると、突然21.6MHzの
発振が止まった。えっ?何で?何にも触ってないのに?
パターン割れ?半田割れ?水晶劣化?
という訳で、TS-770の修理はずーっと続く・・・。

電球交換のコツは、左上のネジ2つを(外すのでは無く)緩めるとMIX(B)基板は外れる
ので、その基板の裏の電球にアクセス出来る様になります。ゴムを引っ張れば
抜けますが、固いので、結局電球が付いてるメーターサブパネルも
外すことになるかもしれません・・・。


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秋月の中華積層セラミックのリード線は?

2023-09-26 | TS-770
なんか夢の中で、半田付けしてたのか、
カットしたリード線が磁石に付いたのだが。
単に妄想幻想夢の中?
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TS-770の修理:スケルチ動作点の温度変動は1S1212バリスタだった(2)

2023-09-24 | TS-770
D3(真ん中の赤枠)は、回路図で見るとダイオードですが、1S1212バリスター(電圧で抵抗が変わる)だと、回路動作がなんとなく分かります。
Q47は、Q46ノイズアンプ後のDetectorなので、そりゃそこでスレッショルドを変えるだろうという事で、判ってみれば、簡単。
(なんだけど、D3がバリスタと判明するまで、D3を疑わなかったからなぁ)

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TS-770の修理:スケルチ動作点の温度変動はバリスタだった

2023-09-22 | TS-770
どうも温度依存性があるTS-770(1979年)、
温度依存で、特にFMのスケルチの動作点が動きます。
これ、原因が1S1212(底のIF基板のD3)というバリスタ(TRIO部品番号:V11-1262-06)でした。
回路図上はダイオードです。
下の写真、こんなの、見たこと無いでしょ。
これを交換すると、一転スケルチが安定しました。
C0Gの0.1uFのチップコンに、タンタルを交換したのも関係無かったかも。
場所は、TS-770の底のIF基板の赤枠内:
判明するの、長かったなぁ。
IC-726でダイオード異常を経験して無かったら、
思いつかなかったかも。

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TS-770の新スプリアス対応

2023-09-17 | TS-770
TR-1300とTS-700S(700系全て)は、JARDで新スプリアス保証可となったが、
残っているのは、TS-770(1979年)。なお、TS-780は保証可。
確認保証(既に局免許申請時に、申告した旧スプ機の保証、新規とは違う)が
赤字らしいので、無料測定会があるのかどうか分からないが、とりあず、マシな状態に整備しようという試み。
で、先ずは、PLL-A基板の、電解コンの交換を行った。
これを、
この様に:
PLL-Bのこれを、
このように、
交換した紺色ELNAの電解コンは、ドライアップもESR上昇もしていない。
おそらくこの交換は無意味で、やはり、1988年以降2000年位までの、
四級アンモニュウム塩電解コンデンサの交換(これは全交換必要)しか意味無さそう。
で、温度でスケルチの動作点が変わるTS-770なので、電解コンの温度特性
は劣化するとの噂を確かめるために、今度は、IF基板の電解コンを総替えて
みたが、これも、やはり無意味で、交換後も温度依存なのは変わらず。
IC-726みたいに、ダイオードの様。
この当時(1987年より前)の紺色ELNAの全交換は、無意味ですので(笑)。
44年前の電解コンでも、種類を選べば使えるのか、ひぇ~。
(紺色ELNAは鉄板、紺色より前の灰色ELNAは.....)
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YK-88C入手

2023-05-10 | TS-770
YK-88Cを比較的安価に入手した。
TS-770のYK-88Sを置き換えてみる(Hi)。
ただ、周波数合わさないと・・・。
むちゃズレてる。

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TS-770雑感

2022-12-30 | TS-770
TS-770(1979年)が、送受共使える様になったので、430MHzで受信してみた。
比較機はFT-817ND。
FMの弱い信号で、FT-817NDでメリット4(話の内容はとりあえず分かる)
の信号が、TS-770では、メリット2~3(話の内容が判読出来ない時がある)
の場合が有る。
Mコネを入れ換えているので、同軸の状況は同じ。
(ただし、N⇒M変換コネクタ【秋月の激安品】をTS-770に付けているので、
この損失分は有るかもしれない。)
ので、実際に使うには、ローカルQSO以外では、430MHzではプリアンプ
が必要だと思われるが、BPF調整不良で、ゲイン低下も考えられる。
HL726D等で、50W近辺にまでパワーアップする場合、
HL726D内蔵のプリアンプが使えるので、TS-770にもプリアンプを
入れてると、ゲイン過多になるので、そこは考え所(on/off入れる?)。
入れるにしてもゴツイBPFは考慮に入れたい。
IC-9700のサービスマニュアルを見ると、
日清紡マイクロデバイスのNJG1152KA1(NF0.9dB)が144/430バンドで使われてる。このデバイスは、パススルー可能。
秋月で販売されてるMMICは、これよりNFが低下している。
CWに関しては、上面にサイドトーン音量が付いており秀逸。
VOX付でブレークイン可。(既にVOX-3が必要無い仕様)
残念なのは、CWフィルタが付かない仕様。
YK-88C(or YK-88C-1)を改造して付けるにしても、周波数関係を
良く調べないと・・・。
⇒CW-R 8.831.5MHz CW-T 8.830.7MHzなので、YK-88Cで、可能かも。
どうやって、8.831.5MHzを処理してるか、次第。
⇒8.83のXFを通した後、BMで検波してるので、行けそうだなぁ・・・。
⇒YK-88Cの入手が問題だな。
⇒Inradで未だ売ってた。円高の時に(笑)。



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TS-770の430MHzファイナルTRの交換ー修理完了(7)

2022-12-28 | TS-770
さて、壊れたファイナルの2SC2381を形状の異なる2SC2643に交換修理
したKenwood TS-770(1979年発売)だが、上手くパワーが出た。
2SC2381を形状の異なる2SC2643に交換した例は国内初めて?
430MHzの、板金・半田付けにちょっとビビっていたが、
結構いい加減でもいいんだな、というのが感想。
まぁ、今更TS-770を必死に直しても・・・というのは有るのだが、
本当のゴミにはしたくなかったので(笑)。
430MHzのファイナル部のトリマをちょっと回して、MAX 20Wに
した後、ALCで12Wに。
ALCの英文サービスマニュアルのトリマ位置図が違っていて、
確か本文の方が正しい。
10Wは後程と言ったのは、Nコネ->Mコネ変換コネクタの入手に、
手間取っていたため(探しても無い、笑)。
電気特性はほぼ同じなので、バイアスはオリジナルのままで良いみたい。
SSBの音は大丈夫だった。
AliExでの2SC2381入手失敗を除くと3000円未満だった。
まぁ、中古の値段が値段なので、どうなの?というのはあるが。
とりあえず、2SC2381が入手出来なくても、430MHzのパワーアンプ
の修理は出来ますよとの証明は出来た。
(何でこだわってるかというとJARD対策です~)


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TS-770の430MHzファイナルTRの交換(6)

2022-12-26 | TS-770
ようやく、半田付け。
コレクタとベースの半田付けは、結局ソルダーウィックの網線を使った。
(そう、オリジナル2SC2381と今回の2SC2643は、銅端子の位置が、45度ズレているのです。オリジナル2SC2381は入手不可能と思われ。)
最初、同軸の外皮網線を使おうとしたが、短小にすると、やはり崩れてしまう。
ベースのバイアス供給RFCとパスコン5pfx2はそのまま半田付け。
そのパスコンx2とエミッタもそのまま半田付け。
温度補償のダイオードもエミッタにそのまま半田付け。
最後に温度補償ダイオードにグリース付けて終わり。
形状の違うTRで、しかも端子をカットしてる物に、周辺を半田付け
するのは、非常に気を遣う。
ショートしそうになるのだ。
半田も結構いい加減だが、3A~4Aしか流れないというのが頭に有る。
(20A~25A流れる100W機だとこうは行かない。ちゃんとしないと。)
とりあえず、LOWでFMで送信するとそこそこ出るので動いてはいそう。
HIGHはまた後程。
それにしても、たった10W出すのに、3ステージ使ってるし
(でかいTRを3個使ってる)
1970年代中期で、430MHzでリニア作るの大変だったのね・・・。

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TS-770の430MHzファイナルTRの交換(5)

2022-12-25 | TS-770
2x6x15のアルミ片をサーマルコンパウンドを付けて、置いてみた。
アルミなのは、たった10Wでしょ?
という甘い予測から。
出来れば銅の方が良い。
けど、75W位のCPU用ヒートシンク(75Wがそのまま熱に)でもアルミのが
あるので、たぶん大丈夫でしょ。
新2SC2643をネジで止めてみた。
ネジは10mmが必要。
オリジナルは短すぎて使えない。
赤い枠部分の端子はニッパで切っている。
半田付けする前に、壊れて無いか再度測定。
大丈夫な様。
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TS-770の430MHzファイナルTRの交換(4)

2022-12-24 | TS-770
2mm厚のアルミが到着。
400円位。
大幅に余ってしまうが、これが一番安い。
6mm×15mmで加工した。
100均の金鋸と、平ヤスリ。
もちろん、竜王のA級順位戦を見ながらヤスリがけ
していたので、苦にならず。
最後記者が300勝ですねと質問して、
NHK杯と銀河戦の状況がバレバレで草生える。(未だ未放送)
ただし、竜王はその話は後で、と返して、24:00過ぎなのに、頭冴え冴え。
で、明日というか今日24日は、SUNTORY杯で名古屋から東京行き。
体壊さないか心配するわ・・・。
これを新2SC2643の下に敷く。
もちろんグリース付けて。
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TS-770の430MHzファイナルTRの交換(3)

2022-12-23 | TS-770
で、基板の銅箔面から、穴下のアルミのヒートシンクまでは、4.1mm。
旧2SC2381の底面から端子までの高さは、4.37±0.25mm。
問題なのは、新2SC2643は底面から端子まで、2.5±0.5mmしかない。
実測すると、かなり後半にズレていて、2.9mm程。
従って、2mmのアルミで下駄を履かせて、端子高を4.9mmとした。
これで、0.8mm程銅箔面と端子の間が空くハズ。
ので、2mmのアルミを加工することにした。
想定は6mm × 15mm。

(続く)
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TS-770の430MHzファイナルTRの交換(2)

2022-12-22 | TS-770
外した、2SC2381。
単にダイオードになっていた。
新しい、2SC2643は当然動作する。
外した箇所。この凹みに、新しい2SC2643はすっぽりと入るが、
まだ前途多難。(続く)

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