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IC-820 フレキの修理

2024-05-26 | IC-820
IC-820の30Pinフレキ(フレキシブルケーブル)の修理を行いました。
ポジ液晶のおまけで付いてきた本体のフレキを断線させてしまったためです。
断線してるのが分るでしょうか?
茶色のテープは耐熱ポリイミドテープです。
これに、ヒートガンの400℃設定(実際に400℃出てる訳では無いです。お手持ちの物で、熱めに)で熱を加えて、接着剤を溶かして、表面
カバーシートをはぎ取ります。手前に丸まってる白い物が、カバーシートです。
ダメな先端をハサミで切って、導通面ののりを100均ヤスリで削りました。
なんとか復帰。これ無いと、音声が出てきません。(この後、ほぼ正常な物を入手したので、バックアップに回しました。)


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IC-820DでFT8(苦戦中)

2024-05-05 | IC-820
で、とりあえず周波数が読めるようになったIC-820D、FT8をやってみようとしました。
CATでIC-820Dを9600bpsでリモコン出来ました。
が、CATで、IC-820Dが古過ぎて、送信状態に出来ないんです。
CATにPTTコマンドが無いみたい?
で、IC-820DのCATコマンドを調べると、日本語版マニュアルに記載なし。
ここは、慌てずに英語版IC-820Hのmanualを調べるとCI-Vコマンドは
書いてありましたが、PTTコマンド無し。(WSJT-Xのバグでは無かった)
じゃ、VOX使うべ、と調べるもCWのセミブレークインは有るのに、
SSBのVOXは無し。IC-821もVOX無し。
IC-820/821をFT8で使ってる人が少ないのは、ここで判明(苦笑)。
VOX無しとは、想定外でした。
ならば、ACCでPTT出来るのか?と調べたら、流石にPTT端子有り。
ACCのPTTは、IC-756PROと同じなので、756PROのケーブルを
挿したら、PTTは行けました。
が、ACCから変調が乗らない、今ここでハマり中~。
MIC付けてがなると、パワーは出るので、AF回路が全部ダメでは無さそう。
う~ん。

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IC-820Dの液晶の交換

2024-05-04 | IC-820
IC-820/IC-821/IC-736/IC-775はネガ液晶が経年変化で、
セグメントが点灯しっぱなしになり、段々と数字が読めなくなって行きます。
IC-820/821/736は輸出用のポジ液晶が有り、これらは経年変化が有りません。
(IC-775にポジ液晶があるかどうかは不明→IC-775dspとして、ポジ液晶有りますね)
そこで、ポジ液晶のIC-820を入手し、IC-820Dに移植する事にしました。
(既にICOM側にポジ液晶の在庫は有りません。海外の修理屋だと持ってる
可能性は有りますが)
で、ジャンクで入手した、ポジ液晶のIC-820が、自分のIC-820D(ローカルから
QSY品)より、フロントパネルが綺麗なので、フロントパネルごと交換する
事にしました(単に液晶モジュールだけを取り出すのがメンドクサイだけ・・)。
コツは、フロントパネル側で、フレキを外す事。
本体側のフレキ・コネクタは1回挿し用になってます。
(厳密に言うと一番幅の狭いフレキは本体側外し可、だけど自分の方を使いたい)
下記の3点のフレキをパネル側で外して、移植。簡単です。
フレキの背面の青色の当て板が、外れた場合、
私の場合は、トンボ鉛筆の口紅タイプ
pit紙ノリを使いました。
ボンドG17は論外ですが、他の接着剤も
何が入ってるか分からないため。
こうなります。

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液晶がポジのIC-820のジャンクを入手

2024-02-26 | IC-820
スーパーローカルからQSYしてきた、IC-820D、
新品で買ったらしいが、例に漏れず、ネガ液晶の液漏れが起こっている。
ので、LCDモジュールを置き換えるべく、ポジ液晶のIC-820(の故障品)
を入手。最初フロントパネルだけだったのだが、本体も付けてくれた。
そこそこ動作するが、パワーは144/430共出ない。
微弱送信波は出ているので、PLLでは無い。
IC-7000と比べると、あれ、IC-820の方がFMの了解度いいじゃんか。
(IC-7000は弱いのがノイズまみれになるが、IC-820の方はスッキリ)
IC-820も直すかなぁ。
(文字が消えてるのは露光の加減です、文字は全部OKです)
(ポジの液晶は輸出用IC-820HのLCDです。最終的には修理用に国内で
使われてたらしい。当然、もう入手出来ず。)

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IC-820Dの修理(6)

2021-11-15 | IC-820
IC-820Dの四級塩電解コンデンサを1個を除いて全て交換した。
合計59個。
-5vレギュレータも積層セラミックで動作した。
ので、PLLアンロックが解消。
オーディオ段の極小音量も解消。

取り換え前:

取り換え後:

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IC-820Dの修理(5)

2021-11-12 | IC-820
途中経過報告。
黄色い枠の左と右で、半田の光り方が異なるのが分かりますかね?
左側がマイナス側で、マイナス側から液漏れしていて、半田がくすんでいます。
この様な液漏れが、あちこちに。
ほぼ交換し終えてますが、もうちょっと。
酸化?してるマイナス側電極に、なかなか半田ごての熱が伝わらずに、非常に外しにくい。
フラックスを塗って、追い半田してやっと取ってますが、フラックスリムーバーを再度塗って、
綿棒で磨くとか、非常に手間かかります。
最後は、無水エタで仕上げ。
ちょっとだけフラックスを塗って、その上にチップコン載せて、
半田自体は、基板のパターン側から流し込む(チップコンは機械的に全く固定していないし、
半田ごてはチップコンに当たっていない)という技も覚えました。
(めちゃ楽)

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IC-820Dの修理(4)

2021-10-30 | IC-820
ー5Vのレギュレーター周り。
ー5VがPLLに行ってるのだが、何でPLLにー5Vを使っているのだろう?
と思ったらオペアンプのー5V電源でした。
何で単電源のオペアンプを使わないのだろう?
単価高いから?
で、黄色四角の上側が、四級塩10uF/16Vのマイナス側で、汚れている。
10uFや4.7uFの小容量の四級塩電解コンのマイナス側がことごとく吹いてる。
リード線が残っているのは、ペンチで挟んで、ぐりぐり水平に回し取ったため。
引っ張ったらダメですよ、弱いパターンだと剥がれます。



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IC-820Dの修理(3)

2021-10-24 | IC-820
IC-820D(1994年,188000円)AF周りの電解コンデンサを外した。
この頃は、四級塩表面実装電解コンデンサの時代なので、
とにかく、全部交換しておかないと、いずれ、マイナス側から液漏れ起こす。
二丁拳銃、ペンチ回しと二種類の方法で外してみたが、どちらでもOK。
フラックスクリーナーと無水アルコールで掃除。
表面実装の電解コンは、60個超えるので、メーカー側で、
1個1個の修理は無理。
時間が膨大にかかる。
ので、メーカーも基板総替えを行うのだが、新しいのを買った方が安くて高性能。
自前でやってるのと、積層セラミックのチップコンが安いので、なんとかなってます。


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【電気回路】知らないとマズい!コンデンサの種類と特徴 #85

2021-09-25 | IC-820
この中でチップセラミックの割れの話は、ここ:
MLCC (Multilayer Ceramic Chip Capacitor、積層セラミックコンデンサ) にセラミック素体クラックが発生する最も大きな要因は基板たわみ応力によるもの


【電気回路】知らないとマズい!コンデンサの種類と特徴 #85
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IC-820D Main基板の写真

2021-09-19 | IC-820
IC-820Dのメイン基板だが、Cの部品番号のシルク印刷が無く、サービスマニュアルの
基板レイアウトの部品番号も潰れて判読出来ないので、とりあえず、写真を保存。
拡大すれば、判読出来るかな。

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IC-820Dの修理(2)

2021-08-17 | IC-820
フロントパネルのFM/SSBスイッチが効かない、IC-820D(1994年)。
結局、フロントパネル裏のスイッチ基板コネクタの半田不良(割れ)だった。
驚くべき事に、フロントパネルと本体の接続はフラットケーブルでは無く、
コネクタ直挿しだった。暗中模索で挿す事になってしまう。
つまり、位置決めは、パネルの成型精度や、基板の木ネジ穴精度に依存する。
(右側のボタンにはフラットケーブル使ってるのに)
「動いたのなら、やる」と言う事で、有難く戴く。向こうは、廃品処分で、winwinで有る。zlogのテストも出来る。
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IC-820Dの修理(1)

2021-08-10 | IC-820
ローカルのIC-820Dを預かってきた。
MODEボタンが効かないらしい。
ネガ液晶は漏れが始まっている(苦笑)。
で、IC-820の修理情報をサーチしていると、スルーホール不良が存在。
え、ICOMでも!というのが、正直な感想。
ICOMだとガラエポ使ってるハズだが、それでもスルーホールがやられるのか。
前面から押すので、その圧力でスルーホールが歪むんだな、たぶん。
列で、効かないので、故障スルーホールの想定箇所はここ。⇒結局下記J1の半田割れでした。
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(blogzineの記録) IC-820D (2)

2006-08-17 | IC-820
IC-820D(2)
やはり東芝のRN2425(0.47K,10K)のデジタルトランジスタが飛んでました。ディスクリートで組んだけど、空中配線になっているので、本来の物と交換したいところ。入手難だが・・・。
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(blogzineの記録) IC-820D (1)

2006-08-16 | IC-820
IC-820D(1)
430Mhzが送信できなくなったIC-820Dを預かってきました。パワーモジュールかと思いましたが、信号を追っていくと、送信時に9Vになるラインが9Vになりません。そのラインを追っていくと、なんと表面実装型のPNP抵抗内蔵デジタルトランジスタが飛んでるように見えます。ベースは0V<->9Vと変化していますが、コレクタ出力が変化しません!
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