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IC-726の修理(17) 50MHz帯のバリバリ音その後

2022-07-26 | IC-726
IC-726の50MHz帯のバリバリ音であるが、2SK125-4の交換で、
ノイズフロアが変わる様なガサガサ音は無くなったのだが、
コールドスタートすると、依然とガサガサ言う事が判明した。
内部が温まると、ガサガサ音がしないので、気が付かなかったのだ。
そこで、BPF周辺の1SS53を全交換する事にした。
(移動運用で使う気満々)
受信側のLPF/HPF/BPF周辺の1SS53(黄)を1SS55(赤)に全部交換するのだ。
BPFの数が入門機で少ないし、片面基板なので、電動があれば、大したこと無し。
これで、以下の症状が消えた。
1. 50MHzでANTを付けないで、VFOを回した時、内部発振の様な音があちこちで聞こえたが、全部消えた。
2. コールドスタート時に、ガサガサ音が消えた。
ダイオードの脚を曲げる時、手で曲げていたのであろうか?
(ペンチで挟んで曲げる=根本に力がかからない様にしないとダメである)

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IC-726のAH4端子の修理(16)

2022-06-09 | IC-726
IC-726のAH4端子の修理を行った。
以下の様に、ツバが割れている。

白プラは、再利用可能の様に外せないので、破壊した。

オクで入手したツバ付きの物に交換。
(中継用のツバ無しも有るので注意)
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IC-726のCI-Vの9600bps化(15)

2022-06-08 | IC-726
前回1SS55(1SS53代替)を入手したので、
IC-726のCI-Vの9600bps化を行った。
上面PAを外し、PLL基板を剥き出しにする。
上面PAを外し方は、取扱説明書に有り。
(そうなのである、結構労力がかかり、重い腰上げないと取り掛かれない、Hi)
ダイオードを追加し、旧ダイオードを切る。
無事に、zLog令和版で9600bpsになって、ストレスが無くなった。


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IC-726の修理(14) 50MHz帯のバリバリ音

2022-04-09 | IC-726
その後、2SK125-4が入手出来たので、2SK19と交換しておいた。
銅箔面の白い絶縁材は剥ぎ取り、古い2SK125-4の残骸を取り除いてから、
新しい2SK125-4を半田付け。
絶縁にはポリイミドテープを使った。
もちろん、アンテナ端子をドライバで触った様なバリ音も消えている。
やはり、比較的大電流を流して使う2SK125は劣化する様だ。
(写真は実は元の写真、Hi)
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IC-726の修理(13) 50MHz帯のバリバリ音

2022-03-20 | IC-726
IC-726M(1990年)だが、1.9MHz帯の空電みたいなバリバリ音は、
LPF(IC-726の場合、1.9MHz,50MHzはHPF+LPFの組み合わせ)の出力側ダイオードの交換で直った。
今度は、50MHz帯のアンテナ端子をドライバで触った時の様な、バリ音と、
ノイズフロアの変化である。もちろんアンテナを繋いでない時の話。
最初は、1st LO(120MHz台)を疑って、100秒ゲートのカウンターで計測しても安定。
1.9MHzみたいに、LPF出力ダイオードを交換しても直らない。
そこで、50MHzのLPF全体を外してみることにした。
50MHz LPFが存在してる状態:

50MHz LPFを外してる状態:

50MHzのLPFを外すと、バリ音が無くなったので、ゲート接地の2SK125(-4)を疑う。
外す前、触るとかなり熱い。
2SK125の手持ちが無かったので、2SK19で代替。
昔、TS-930や940用に2SK125を大量買って、Idss測定して、マッチドペアを見つけてたが、
その残骸が無い・・・、両親に捨てられてしまったか。
まぁ、ゴミにしか見えんわな。
で、脚の配列が全然違う。

3D配線やって、収めたら、バリバリノイズが消えた。
J310でも入手しよう。
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IC-726の修理(12) LPF切り替え用ダイオードの交換 1.9MHz帯の空電音

2022-03-19 | IC-726
IC-726M(1990年)の修理の続き。
症状は、1.9MHzで、アンテナを繋いでないのに、
空電みたいなバリバリ音がする(Sメーターが幽霊みたいに振れる)というもの。
1990年というと、既に四級塩電解コン使用開始時期なので、
非常に怪しいのだが、今のところ大丈夫みたい(表面実装では無いので)。
さて、1ss53の代替の1ss55が到着。
1ss53は黄色帯だが、1ss55は赤色帯。
気にする値段では無いので、一台分の30本買っておいた。
(純正1ss53は気にする値段になります、Hi)

LPFの入力ダイオードが壊れるのは理解出来るのだが、今回は出力側のダイオード。
何で、出力側のダイオードが壊れるのか、わからないのだが、
単に経年変化(リード接合部の劣化)なのだろうか。
D39の交換箇所:

これで、1.9MHz帯の空電みたいなバリバリ音は出なくなった。
さて、次は、50MHz帯のアンテナ端子をドライバで触った様なノイズ対策だ。
以下は、底の基板を手前に起こして、半田面にアクセスしてる様子:


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IC-726の修理(11) BPF切り替え用ダイオードの選択

2022-03-12 | IC-726
IC-726M用のBPFの切り換え用ダイオードの選択で、未だに悩んでるのだが、
純正1SS53(逆回復時間type:20ns、max:100ns)だが、在庫あるところは見つけたが、高い。
⇒安い所見つけた。
⇒いや、やはり在庫無し(笑)。
(ICOMさん、低価格機種でもそれなりに考慮されている)
WEB上で、代替と称されてる 1S2076Aは、逆回復時間が、Max:8nsで全然だめ。
秋月の逆回復時間が、250ns位有った物が、もう無い(ちょっと前まで有ったのに、くそ~)。
その筋では有名な、HP 5082-3081はたっけ~。
という訳で、思いついたのが、(FT-1021では無く)FT-1000の、1SV157 pinダイオード。
BPFの入力側で、使われている事をFT-1000 service manualで確認した。
これで行ってみるかなぁ。←漏れが少なくなる様に、並列共振とか考えないといけないそうです。
1ss53の方が送料含めると安い(笑)ので、やっぱ純正で行くか。
⇒純正は(安い)在庫が無いので、同じシリーズの高耐圧の1ss55で行くことにしました。

以下は、(FT-1021では無く)FT-1000の受信BPFの入力側です。




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IC-726の修理(10) スローリカバリー

2022-03-08 | IC-726
あれ~、BPFのスイッチング用1SS53の代替として、
逆回復時間の長いヤツ、ファーストリカバリーじゃなくて、
スローリカバリーのダイオードが、秋月に有ったのに、
見当たらない・・・。
どこに行った・・・?
(スローリカバリーの方が導通時に歪が少ない)
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IC-726の修理(9) バリバリ音

2022-03-08 | IC-726
で、Mixerの入ってるシールド蓋を取って、2SK125x2に触ってみた。
全く熱くないので、Idsは全然流して無いとみて、2SK125x2の故障は無いと見た。
で、やはり、バンドスイッチの1SS53である。
1.9MHz帯用のD39をグリッと動かしてみると、空電バリバリ止まった(笑)。
明日、追い半田するか(笑)。←半田割れでは無く、リード線接合部の様でした。
.
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IC-726の修理(8) バリバリ音

2022-03-07 | IC-726
で、底のMAIN基板のJ5を抜いてみた。
これは、1st LOで、1st IFの周波数が70MHz台なので、
70MHz~100MHzの信号が来てる。
すると、1.9MHzのバリバリ音が止まったではないか!
PLL基板から出てる1st LOの純度が悪いのかと思って、
周波数カウンターのゲート時間を10秒にして、
PLL基板からの1st LOを測定してみた。
1.9MHz設定で、70MHz台で安定している。
ということは、1st LOは大丈夫(ノイズ乗ってない)らしい。
で、1stのMixerは2SK125のバランスドミキサーなのだが、
ミキサーで使われてる、2SK125なんて壊れるか?
受信の高周波帯なので、セラコンばかりで、怪しいコンデンサ無し。
1SS53等のスイッチング用ダイオードは怪しいけど。
とりあえず、1st Mixerの2SK125x2周りを検査してみる事にした。
黄色い枠がJ5。
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IC-726の修理(7)

2022-03-06 | IC-726
IC-726だが、周波数が150Hz程ズレていたので調整。
サービスマニュアルで参照で、OKなのだが、61.4400MhzリファレンスのP4はマニュアル指定のPA下のPLL基板では無く、
底のMAIN基板からクロックを参照した方が簡単。
5か所程調整してOK。(そう、古いので1発管理じゃ無いのだ。)
30.72MHzのCR-64 OCXOでは無かった、残念。
で、まぁ、周波数はいいのだが、1.9MHzでの空電の様なノイズは相変わらず。
いの吉さんのblogで同じ様な症状が出ている。
もちろん、ANT等つないで無いのに、1.9MHzだけで、空電の様なノイズが聞こえるのだ。
この時Sメーターが振ってるので、AGCのループ内での、ノイズ生成。
従って、上面のPAを切り離してみた。予想通り、PA部を切り離しても、空電みたいなノイズは発生する。
それでは、真ん中のPLL基板を切り離してみる。(続く・・・)
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IC-726の修理とCI-V(6)

2020-08-27 | IC-726
修理という訳では無いのだが、
IC-726MにIC-7300のキャリングハンドル(MB-123)を取り付けた。
本当はセルフタッピングネジが必要なのだが、
鉄板が薄いので、普通のM4のネジでも力を入れれば食い込んで行く。
ネジ側が削れるので、捨てて良いネジで先にネジ穴を通しておくこと。
その後本物のネジを使う。
(純正のキャリングハンドルはMB-23で廃品種)

さらに、1200bpsでもzLog令和版も動作、今のところ特に問題なし。
1200bpsなので、モードの再打ちは見えてしまうがw。
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IC-726の修理とCI-V(5)

2020-08-23 | IC-726
1.9MHzのガサガサ音だが、まず、DDS, VCOと調整した。
やはり、0.3V、0.5V程ズレてる。
(サービスマニュアルではオシロ指定だが、デジタルテスタでOk、ハイインピなので)
DDSは、半田封止(止めて欲しいんだが、苦笑)を取り除いて、
空芯コイルの全長(止めて欲しいんだが、苦笑)を調整する。

半田封止を開けた。黄色い四角内のコイルの全長を調整。
(物凄く微妙なので、ご注意を)

で、これらは結局関係無かった。
受信のBPFのB2(1.6MHz~2.0MHz)のD40, D41を切ってみたが、変わらず。ダイオードでは無い。
とすると、気まぐれ天使さんのところのノイズか。
μPC1037HAは単純なダイオードDBMでは無いのだが、互換品が出ている。

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IC-726の修理とCI-V(4)

2020-08-16 | IC-726
IC-726Mでわかったこと:
・CI-Vのデフォルトは1200bpsで、9600bpsにはダイオード追加必要。
・パワーは、HF/50共定格まで出る。
・AM/FMも動く
・マイコン系は全て動作
・オプションのMB-23キャリングハンドルは、IC-7300のMB-123で代替できるみたい。
IC-726Mの不具合:
1.1.9MHzでANTが無くても、バリッ、バリッと音がする。
VCOが共通の3.5MHzでは、バリッと言わないので、ANTに近い方らしい。
PINダイオードに換装してみるか。
某TS-830Sは、入力保護ダイオードが飛んでた。
いや、先ずは、電圧とVCOか。
2.USB/LSBで音が違う。
3.周波数がズレてる。30.72MHzのTCXO CR-64は付いて無かった。
4.メインダイヤルのゴムが切れてた。これは、セメダインスーパーX黒で補修。


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IC-726の修理とCI-V(3)

2020-08-16 | IC-726
とりあえず、触れるまで綺麗にし、照明LED交換、電池取替え、フロントパネルのネジ穴割れをプラリペアもどきで修理まで。
塗装だと思っていたが、無塗装のビニール貼付け鋼板だった。
LEDの電流は10mAにしたが、20mAまで流した方がいい感じ。
LEDはTM-732の修理で使った物の余り。三か所。

手持ちのCR-2032ソケットに交換。元は2.4Vだったのでまだ行けそうだったが。

PAを外すときの覚え書き。

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