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TS-700S用CWクリスタルフィルター(?)

2024-01-21 | TS-700S
TRIO TS-700Sは、ブレークインとサイドトーンは付いてるが、
CWフィルター無し、ということと、どうも中間周波数が10.7MHz
みたいなので、10.7MHzの水晶を大量(送料がそのままギリギリの60個)
に買ってみた。買っただけで何もやらなさそうだけど。
で、以前作った水晶テスタで周波数を測定してみると、みんな10.700MHz
で、定格値通り。
とりあえず、1KHz幅のフィルターが作れれば、コンテストで使えるのだが。

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TS-700SがJARD保証可能に

2023-06-04 | TS-700S

とうとうTRIO TS-700S(1977年)が新スプリアス保証可能となった。
まぁ、40年間ほとんど調整しなくても、SSB/FMは、新スプ合格してたからね。
これで、TS-700Sはお役御免で、田舎に持って帰れる(笑)。
後は、TS-770だな。
TR-7500GR, IC-221も保証可能になったが、
ここら辺のリグが、過去リストに載って無くて、
どうでもいいハンディーが大量に掲載されてるのは、どういう意図なのか。
課題は、福山、極東、日本電業辺りか。
ここら辺、もうヤフオクにすら、余り出回らないからなぁ・・・。
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TS-700SのHET基板の修理

2023-03-05 | TS-700S
TS-700S(1977年、TS-520V,IC-710と同じ)にメインCHの水晶を入れたら、
出力が7W位しか出ないので、
CH水晶を装着するHET UNITの修理を行った。
故障は、2SC458(Hitachi)である。
2SC460と2SC458の違いがよくわからない(ft:230MHz同じ、cob:1.8pf同じ)。
データーシートを比べてると、どうも2SC460の選別落ちを、2SC458として
安く出してた様に見える。NFが2SC458の方が高いのだが、測定周波数が違う。
で、脚が黒くなるのは同じで、2SC460を交換するときは、2SC460とその互換、もしくは2SC1815で良いので、2SC458も同時に交換しないとダメみたい。
HET UNITには、3個2SC458が使われているので、全部2SC1815GR中華に交換した。
脚が黒い458と袴付き733:

上面右手前のHET UNIT基板を起こしてるところ:



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TS-700Sのスケルチの修理

2023-02-13 | TS-700S
TS-700S(1977年)のスケルチが、2時方向でしか効かなくなった。
上面右側のFM IF UNITの2SC460Bは既に2SC1675Lに交換してある。
今度は、袴付きTRの2SC733(Y)である。
そう、Yと付いてるので東芝製で、ftが80MHzと2SC1815(Y)
の前身のTRである。
(言い換えると、2SC733のパッケージを変えた物が2SC1815の様)
代替品は、何でも良くて、中華製の1本1円の2SC1815GRに交換してみた。
4本、袴付き2SC733(Y)が有るが、hfeを測ると200以上で大体OKだった。
1本だけ、160前後の物が有ったが、規格内である。
が、とりあえず、全部交換し、11時弱でスケルチが効く様にはなった。
ただ、hfeからすると、どうも、抵抗・コンデンサ類の気もする。
それと、FM IF UNITであるがどうも二種類存在してる様である。
海外版のサービスマニュアルの回路と日本語版の回路はかなり異なるので、
参考になるのは日本語版TS-700S取扱説明書の中のブロック図のみみたい。
(海外版のTS-700SのサービスマニュアルのFM IF UNITは回路図、ブロック図としては、参考にならない)
なお、ムラタのセラミックフィルターの右側の袴付きTRは2SAなので、
お間違えの無い様(N or Wの切り替え用)。





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TS-700S (9) CAR・VOX UNITの改造(スプリアス対策)

2020-12-27 | TS-700S
(JARDで保証可となり、下記の改造は、保証としては、必要無くなりました。2023/9追記)
TS-700SのCWモード時を新スプリアスに対応させるために、改造を行った。
TS-700Sの底面の手前のCAR/VOX UNITのCWBに10uF/16V付加、STSに47uF/16V付加である。
CWBはCWモード時に+9Vが付加される。STSはキージャックにキーを挿すと+9Vが付加される。

改造後、ちょっとブサイクだけど、基板銅箔面とシャーシのスキマがほぼ無く、手持ちの丸い電解コンだと付かないため。
うまく通れば、銅箔面に積層セラミックも有り。
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TS-700S (8) 電源スイッチの交換

2020-09-20 | TS-700S
中古で購入した時、TS-700S(1977年)の電源スイッチは黒で有った。

元々は灰色なので、面構えが違う。
そこで、ヤフオクで入手した、TS-700G2用(の解体ジャンク)と思われる電源スイッチと交換しようとした。

で、TS-700Sの前面パネルを手前に倒して、電源スイッチの配線部を見ると、交換した形跡が無い。
(半田が綺麗で、赤色ワイヤーの溶けも無い。白色のtieワイヤは半田面を見るために、少々動かしています。)

はは~、レバー部だけ、交換したなと予想。
レバーの外し方;
黄色い部分と赤い部分がかみ合ってるので、黄色い部分を小さいマイナスドライバーで持ち上げると外れる。
(下記の写真はレバーを既に外した状態)

普通の顔に戻ったTS-700S。

1988年~2000年の製品では無いので、未だに動作する。


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TS-700S (7) 900HzのDSPフィルター

2019-07-02 | TS-700S
TS-700Sの(というかTS-700系の)CWピッチは、900Hzですが、外付けDSPフィルターもこの周波数はなかなか無く、しかしながら、貴田電子さんで、900HzのDSPフィルターが売り出された模様です。700Hzだけには(後付け)絶対音感がある(と思っている)のですが、900Hzは、時報のポッポッポッピーンのピーンより周波数が高く、想像付きません。(これはやってみるしかない)
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TS-700S (6) 2SC460(B)の代替について - 2SC5397

2019-06-25 | TS-700S
2SC460Bの代替ですが、台湾製で無くとも、イサハヤ電子の2SC5397 Cob 2.0pf(460Bは1.8pf), ft 200MHzが使えるかもしれません。国産で貴重な足付きです。サトー電気川崎で残小ですが、\40です。

追記:イサハヤ電子に問い合わせたところ、2SC5397は通常量産品として2019/6現在生産中だそうです(ヤッタ~)。
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TS-700S (5) CW時の帯域外領域のスプリアス(±900Hz)を低減させるには

2019-03-31 | TS-700S
TS-700Sの帯域外領域(基本波近傍)のスプリアスの削減の検討は既に、JA3NLPさんによってなされていました。(リンクを勝手に張っております、不都合であればお知らせ下さい。)私は、サイドトーンのCAR-VOXユニットのことばかり考えていましたが、13.8V⇒21VのDC-DCコンバーターのスイッチング周波数が1KHzというのも影響しているらしいです。GNDの分離は面倒なので、先ずは、サイドトーンから対策かな。いずれにせよ、200MHzくらいまでのスペアナ必要。HP8590Aの最小RBWが1KHzなので、スペアナも自作されてるのは頭が下がります。某所で書いた様に、そこそこのスペアナが帯域外領域を見るのに必要です。GNDの分離無しで、CAR-VOXユニットのSTSとCWBにパスコンだけを入れた時の効果が見たいなぁ・・・。
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TS-700S (4) 測定(第2回アマチュア局保証の「休日相談・申込受付デー」)

2019-03-24 | TS-700S
JARDの第2回アマチュア局保証の「休日相談・申込受付デー」に整備したTS-700Sを担いで参加してきました。結果的には、個体としては主たる操作モードがFM/SSBなので合格(JARDで保証できる)とはなりました。が、CWの時にキャリアーの±900Hz(帯域外領域、TS-700Sのトーンは900Hzです)に、-56.5dBのスプリアスがあり(合格までもう後3.5dBなのに・・・、HF帯だと合格しています)、これが原因で、個別対応(JARDの保証可能機器リストに載らない)なっている模様です。旧スプリアスには当然合格しています。どうも、CAR-VOXユニットが怪しいので、少々検討してみますが、今のところ、キャリアから、-60dB程を測れるスペアナの手持ちが現宅に無いので検討だけになりそう。14bitのSDRでも買ってみますかね。測定されているJARDの担当者様は良くわかってらっしゃる丁寧な方で、CAR-VOXのSTS(Side Tone Stop)をGNDに落として、再度測定してみましょうか?と向こうの方から提案されました。残念ながらサイドトーンを止めても同じでしたが。TS-700Sの場合、VCOを使わない純アナログ+Mixなので仕方がないです。なお、STS端子を探すにあたり、説明書とサービスマニュアルのコピーを持って行っておいて正解でした。測定後は、USBメモリーを持っているとその場で、合格証明書のPDFが貰えるそうです。次回はUSBメモリーを持って行こう。JARDは巣鴨ですが、都営浅草線から三田で都営三田線に乗り換え、巣鴨で降りて出口A3のとげぬき地蔵方向に5分くらいで、行き易いところにありました。

適合証明書:

帯域外領域(基本波近傍):

スプリアス領域:

測定中のTS-700S:

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TS-700S (3) 2SC460(B)の代替について

2018-08-18 | TS-700S
TS-700Sでも散々使われてるキャラメル型2SC460(B) hfe 60-120, Cob 1.8pfの代替ですが、改良型の蒲鉾型2SC460(B)は10年くらい前までは店舗に在庫していたように思います。しかし、互換表に載っていた系のトランジスタすら部品販売店在庫は無く、新しいのを探さないといけません。なお、2SC1815(O)でも周波数の低い455KHz近辺であれば代替できます。10.7MHz近辺でも代替できるかも。で、fTの高い、似たようなTRは、
・2SC2668(o) ランクの高い(Y)はサトー電気でも売ってる。
・2SC941(o) 2SC1815よりちょいマシくらい。サトー電気でも売ってるが、ランク不明。
・2SC1906(ランク規定無し、hfe測定して使ってということ?) サトー電気でも売ってるが、少々お高い。
とりあえず、代替品は結構ありますが、足付きのはディスコン方向・・・。でも救世主有り:
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06475/
サトー電気にすら足付きが無くなったら、いよいよ台湾製の1815(Y)のお世話になるのかも・・・。

センターメーターは英文サービスマニュアル通りに調整し、そこそこ動作するようになった。2SC460(B)を交換してから再度調整予定。RFプリアンプはやはりリレーだったみたいで、何回かon/offしてたら回復した模様。
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TS-700S (2) 144/145の表示が4 444/5 995となる。

2018-08-16 | TS-700S
とりあえず、送信しっぱなしのTS-700Sは修理出来たのですが、144/145の表示が4 444/5 995となってしまいます。14の部分は、固定表示なので、ダイオードで制御されています。下位の桁は正常なので、筐体下COUNTER UNIT IC16 SN74247のBCD->7SEGのデコーダはおそらく大丈夫。前段のIC12 SN7472,IC15 SN74157が怪しいのですが、温度が上がると、正常表示になってしまいます。なので、様子見。再現したら、TTLを見てみよう。

で、ここでやっと筐体上網中のPower Supplyの調整(最初にやれ!)。+9VはVR1で、9.05Vを9.01V(9.00V+-0.01V)に修正。21VはVR2で20.5Vを21Vに修正(21.00+-0.5V)。21Vはそこそこ範囲に入っていれば触らない方がいいです。ちょっと触っただけで+23V以上になったります。

最初の4 or 5は、CALLボタンを押した時に、Cとなる一番左の桁です。で、筐体下COUNTER UNITのネジを外して、半田面を見たのですが、ヤニの色が他の部分と異なり、20年前にことごとくICやドライバTRを交換した様です。さらに熱を加えると銅箔剥離するかもしれないので、ピンポイトで不良個所見つけなきゃ。英文サービスマニュアルを見ていて気付いたのですが、RX,NBユニットはロットで二種類有り、当方のはどうも後期型の様です。調整ボリュームの位置が英文サービスマニュアルと異なります。で、英文サービスマニュアルのCIRCUIT DESCRIPTIONの7. Counter Unitを読んでいました。Counter unitのblock diagramが付いてたので、回路動作がわかりやすい。が、ダイナミック動作なので、テスタでH/Lを測定するのもやり辛いのですが、とりあえず、上位固定データーを供給してるIC9 SN74176から調査。QAはCLK2につながっているので、BCD動作。プリセッタブルのバイナリーカウンターでラッチ付き。CIRCUIT DESCRIPTIONのP.11の以下の説明が該当:
The input from IC10(144か145の表示データーを供給してるラッチ) is a signal of 1MHz digit. Only when G5(表示に1MHzの桁が選択された時) is ON, it should be indicated as an output of IC16(BCD to 7segment). If the output apperas when G9(C表示),G7(100MHz台表示) or G6(10MHz台表示) is ON, BI/RBO of IC16 is set to "L" and all the outputs a-g(7segment) are set to "H" so that the switching transistors Q17-23 can be set to OFF. In this way, the display tubes do not respond to the count output of IC9(SN74176).
判明しましたね、IC16のpin8 BI/RB0を"C/100M台/10M台"の表示時に"L"にしてるのは、IC6-bのNANDで、それにデーターを供給してるのは、IC12(TD3472AP/SN7472)もしくは、IC14-d(TD3400AP/SN7400)です。IC14-dはG5(1MHz台)で正常なので、IC6-b(7400,4,5,6out)か、IC12(7472)が怪しい。IC6-b(pin4,pin5,pin6)のpin4とpin5が英文回路図では入れ替わってるのを発見。NANDだし、別にいいんだけど。結局、IC6-b(TD3400AP/SN7400)のpin6出力がIC16(SN74247N)のpin8に緑ジャンパー線で繋がれているのだが、IC16のpin8のはんだ付け不良だった(半田が無いので酸化で接触不良)。
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TS-700S (1) 送信しっぱなしになる

2018-08-16 | TS-700S
何で今頃TS-700Sかというと、TS-600(T033:JARL登録抹消, 1976年発売)がJARDのスプリアス確認保証可能機器リストに2018/7/1付けで、掲載されたため。ならば、TS-700S(T037:JARL登録抹消, 1977年発売)もそのリストに掲載可能か?というところに興味有りでして・・・。スプリアス確認保証可能機器リスト:https://jard.or.jp/warranty/spudata/spu_list.pdf

新スプリアスに関しては、各所WEB上では混乱した書き方になっていますが、現状は古い無線機でも保証を受けることが出来ます。TSSは一貫して書類審査。自作機でも書類審査のみ。法規通りにTSSは処理しています。JARDは、過去混乱してましたが、(余りに常識外で無い限り)自作機でも2018/8時点では書類審査のみで通ります。(自作機は測定資料が必要とか、2018/8のHAM worldでもまだ間違った記述をしています、やれやれ・・・。)

さて、TS-700Sですが、電源onで送信しっぱなしになる似た症状は検索したところ、下記のURLの2012年2月11日 (土)で解決されています。12Vの送受リレーの電流ですが、40mA前後(電磁石のコイルが350オーム前後)なので、2SA1015でも駆動できます。Q8の2SA562(Y)はIc 500mA前後まで、2SA1015(Y)は、Ic 200mA前後まで(発熱で壊れるだろうけど)。オリジナルは10倍の余裕見てますね。40mAなので一応、2SA1015でも大丈夫でしょう。
(勝手にリンクを張っております、不都合でしたら、削除いたします。)
http://eagle810.cocolog-nifty.com/blog/trio_ts700s/index.html


送信しっぱなしが治ったところで、他の不具合有り。1977年発売だそうで、1998/4/17に一度Kenwoodに点検に出されています。
寿命は20年かw。もう40年選手です。定価:149,800円。
1.表示が、144/145が994/995となる。
2.FMセンターメーターが効かない。
3.R-DXが効いて無い様に思える。
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(blogzineの記録) TRIOのMIC修理

2006-09-03 | TS-700S
TRIOのマイクの修理
TR-2200Gなどに付属していたTRIOのオバQ型の4ピンマイクって知ってますか?これのジャンクをかなり前に買っていたのですが、当時は使えていたものの、音をひろわなくなっていました。コードの断線かと思いましたが、なんとマイクエレメント内の断線でした!!!。サトー電気でマイクについて尋ねると、もうダイナミックマイクのエレメントは無いそうです。仕方が無く、ハムフェアの会場でダイナミックマイクという触れ込みのロシア製??の新品マイクを¥200で買ってきて中身のダイナミックマイクエレメントを取り出しました。こいつをTRIOの方に移植して完了となりました。もちろん筒の径は異なるので最外郭の丸穴開きアルミフタだけを利用して、ボンドとダイソーのグルーガンで固定しました。故障した方のエレメントをバラバラにしてみました。細いエナメル線と外部引き出し用ビニール線をつなぐための小さい基板の半田不良みたいでしたが、エレメント自体は密閉式で、既に円筒筐体をバラバラにしてあったので再生できませんでした、Hi。
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