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IC-720AのSWRユニットのリレー

2024-12-15 | IC-720A/740
リレー名の覚え書き(すぐ忘れるので)。
下面、IFユニットの後方にちょこんと付いてる、SWRユニットに、
プリアンプ切り替えのリレーと2SK125 PPが存在。
SWRユニットのケースに鍵型の引っ掛かりがあるので、右ネジ進行方向に押し下げて、
離すこと。
リレーはFujitsu 221D012、これはアリエクにすら無いので、入手不可。
eBay/RF-PartsではNOS品が有る場合も。
代替は、ピン互換は無いが、12V 2C であれば、サイズさえ合えば何でも良い。
(OMRON G6A-274P, G5V-2とか。ピンの変換必要です。)

RF-Partsは輸出不可だが、見どころはサイズ。
0.825"x0.4"x0.45"Tallは、2.0955x1.016cmx1.143cm高さ。
G6A-274Pは、2.05cmx1.01cmx1.15cm高さ。行けそうだけど、もう一回り
小さいのが良いなぁ(変換基板考えると)。
ATQ203,AGQ20012


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IC-720Aの28MHzを含む100W化

2024-12-13 | IC-720A/740
入手したIC-720Aは50Wになっていました。
そこで、全バンド100W化を行なってみました。
メーカーサイトのPDF取扱説明書でも、写真が潰れていて分かりにくいの
ですが、以下の写真の赤枠(写真は上面で前面左側)のスイッチを
左側に倒す事により、100Wになります。
黄色枠の青リード線のカットで、28MHzが100Wになります。
この情報は、JF3DRI OMのサイトで入手しました。
(お世話になっております、ありがとうございます)
ただ、28MHzを100W化しても70W程度しか出ず(低い方では100W以上出ます)、
ドライバーが悪いのか、ファイナルが悪いのか、まだ切り分け出来ていません。

ARRLのQST reviewですが、Aug. 1982に掲載で、
送信3rd IMDは、-28dBで並(とは言え、他社は真空管の時代)、
ノイズフロアは、-132dBmで、他社のプリアンプoff位、
受信のDRの92dB(20KHzスペーシングのはず)は、
FT-1000Dの90dBより良く、ここら辺のリグの感じだと思ってもらえれば、
当たらずとも遠からず。
ただ、シンセのフェーズノイズはチョイ高めで、これは昔のPLLなので
仕方が無いです。
という訳で、治れば、カジュアルコンテストでも行けそうです。



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IC-720A

2024-12-12 | IC-720A/740
IC-720A(1981年製)を入手しました。
バンド切り替えのロータリーリレーのガチャガチャ音を聞いてみたかったのです。
(病気かい!)
IC-710/720/720Aはローカルでも持ってる人がいなくて、
ロータリーリレーは未体験ゾーンです。
サビが多く、外見の状態が悪い物だったので、落とせた様です。
例により、リサイクルショップです。
ただ、FL-32というCWフィルターが入っていて、超ラッキーでした。
(CWフィルター代より安いです)
裏蓋を開けても、シールド板で、CWフィルタは、見えません。
で、ばっちいので、そこそこ掃除した後、電源ONしてみました。
リレーの接触不良はあるものの、SSGの信号を受信出来て
とりあえず、PLL/VCO辺りは大丈夫そうでした。
ボリュームは当然ガリっていますが、
滑らせていると、マシになりました。
ファイナルが壊れてないか見るために、AMで送信してみました。
おおお、25W位出てくるじゃん。RTTYに変更してみると、50Wで、
移動用に50W化されてるみたい。
CWフィルターも入っていたので、
OMさんがCW移動運用サービスされていたのでは無いかと想像。
TS-700Sより筐体は小さく、
当時のRigとしては、
非常にコンパクトです。
まぁ、傷が多いのも仕方がないです。
で、バンドを切り替えてみました。ロータリーリレーは、
送信LPFを切り替えてる訳ですが(受信でも利用)、
確かに、甲高いパタパタという音がします。
軽量鉄骨のアパートで、夜半だと無理そう位。
が、ちゃんとバンド切り替えも出来て、OKでした。
初めて聞いてちょっと感動、外からリモコンする為の文明開化の音だなぁ。
下の写真、綺麗に写りすぎです。上の輪っかは、スピーカー保持金具。
(上蓋、下蓋は丸洗い中)

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AA CW コンテスト

2024-06-16 | IC-720A/740
土曜日、用事が有り、結局のところ電波を出さずに聞いていただけでした。
(集合住宅のベランダANTで、エアコンノイズが凄いということもあります。
今日なんか、7MHzでS9+30dB振ってます、笑)
使用していたのは、先日直したIC-740(1982年製)。
これ、CWフィルターに関しては、3段階に切り替えられてFBでした。
①PBT-OFF, FILTER-OFFの場合、9MHz-15KHz, 455KHz-2.7KHz(結果2.7KHz)
②PBT-ON, FILTER-OFFの場合、9MHz-500Hz, 455KHz-2.7KHz(結果500Hz)
③PBT-ON, FILTER-ONの場合、9MHz-500Hz, 455KHz-250Hz(結果250Hz)
(という風になるように配線を変更してるんですけどね)
トーンコントロールが良く効いて、TS-830みたいな柔らかい音になります、Hi。
後、秀逸なのがNBです。S9+60dB(プリ入り、メーター読み、Sメーター未調整)の中国国際放送を聞いても、NB LEVELを上げても音が割れず。(効いてないのか?笑)
そうそう、プリアンプですが、内部リレーよりも、前面のプリアンプスイッチの接触不良の方が問題だと思われます。
サイドトーンの音量はAFゲインで可変ですが、受信音との差を付けたい場合は、
結局ケースの中の半固定ボリュームを回さないといけないので、この点だけが問題。
(惜しい)まぁ、改造方法もググれば出てきますけどね。
強力な局のすぐ側で聞いてみましたが、ガサガサと言わず、結構良いのでは?
(まぁANTがANTなので、そこは聞き流しておいてください)
VCO、FT-77はバンド毎に8個でしたが、IC-740は1.8MHzバンドが増えても、4個です。

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ICOM IC-740 VOX Delayを短くすると送信状態になる⇒治った!

2024-06-09 | IC-720A/740
ICOM IC-740 VOX Delayを短くすると送信状態になるの続きです。
とりあえず、切り分けが出来るように、MAIN基板のIC-3に、
8pin DIPのソケットを導入しました。
ICを抜いて、ピン間がショートしてないか、探るためです。
でも、ショートではありません。当然オペアンプ4558Dを抜いてる間、
OUTのpin7は0Vです。+とーの入力も測定して、OUTがHにならない電圧
になってます。その後、4558Dを挿入すると、あら不思議、OUTがHに
なります。ここでようやく、オペアンプ以外の素子の芋ハンダを疑い出
しました。ぱっと見、どれもちゃんとはんだ付けされてる様に見える
のですが、1か所(確かPIN5の先)に、コテ先を当てると、プチという様な
音がしました。あれ?空気が咬んでいた?という訳で、この追いハンダで、
CWもSSBも修理完了となりました。
(男うちごはんさんの、GNDのハンダじゃない?という指摘が非常に参考になりました、どうもありがとうございました。)
この、修理、結局2006年から、18年程かかってます(笑)。途中、QRT含むため。
ソケット化、丸ピン:
久しぶりに組み上げたIC-740。
内蔵AC電源、FMユニット、9MHz(500Hz)/455KHz(250Hz)のCW ALL JAコンテスト
仕様のほぼフル装備。500Hz or 250Hzは切り替えられます。通常は、9MHz/500Hzのフィルターのみで広く受けます。ALL JA CW 7MHzの時だけ、455KHz/250Hz使います(ただ最近はここまでしなくても良いみたい)。

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ICOM IC-740 VOX Delayを短くすると送信状態になる

2024-06-08 | IC-720A/740
IC-740で、VOX Delayを反時計方向に回しきると送信状態になるという症状。
直った訳では無いのですが、一つ、原因となりうる状況を発見しました。
なんと、回路図の抵抗値が違うのです!(まぁ、有りがちなんですが)。
Main基板のIC-3の片割れはVOXのコンパレーターで、出力がHになると、
送信状態になります。で、記入抵抗値が違っているのは、ここ:
正しくは、部品表を参照してください。
1.8Mが1Mオームだと、コンパレーターの+が常時、リファレンスのーを
上回り、常時送信状態になってしまいます。
で、間違って1Mに交換してしまい、回路が変な状態で考えていたのですが、
VOX OFF時の+の5pinの電圧が、リファレンスの-の4pinの1.0Vを上まわって1.5Vになっており、当然通常時に常時送信ONとなり、1Mの値がおかしいと思われ、部品表で確認したら、1.8Mだったのでした。
ので、今は、1Mx2にして、2Mにしたのですが、未だ直らず・・・。
リファレンスより+が0.5V低いのに、何故か出力がHになりっぱなし
なので、また考え込んでいます。(0V側に振らないといけないのに、どうも4558Dオペアンプが壊れてる?いや交換したとこなんだが・・・。)

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IC-740の修理 レギュレーターのグランド線

2024-05-13 | IC-720A/740
なんじゃ、この黒のグランド線(笑)。
メーカーはこんな事絶対にしないので。
前オーナーの意図はなんだったんだろう。
中古のIC-740は色々楽しいですね(白目)。




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IC-740の修理(CW時DELAYがおかしい)

2024-02-16 | IC-720A/740
IC-740の故障は、CW時、VOXをONにしておくと、
VOX DELAYを回しただけで、送信状態になるというものだが、
コンパレターがONになる条件は色々有り、原因が分らず、
困っているところなのだが、一つ、13.8Vから+8.2Vに変換する、
富士通のレギュレータICで、0Vのハズが、-0.2Vになってる端子が有り、
さらに、出力も+8.0Vと微妙な端子があり(MB3756)、電圧面から
攻めるつもり。データーシートを見ても、マイナス電圧が出て来る
とは書いて無くて、意味が分からん状態。再度レギュレーター周り
の回路を観察するかぁ。
コンパレーターもONになる電圧の違いが、0.xxx Vなので、微妙過ぎて、
どこの電圧が影響しているのか、判らん状態・・・。
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IC-740のVOX DELAYを回すと送信状態になる(続き)

2023-12-15 | IC-720A/740
以下、呪文みたいですが、回路図から読んだ覚え書きです。

Main基板のIC4(ANTI VOX制御)のPIN8(VCC)にSSF8(SSBとFMの時に+8Vに
なる)が繋がれており、SSBとFMの時は、VOX DELAYが正常に動作する。
従って、CW8(CWの時に+8Vになる)が、IC4につながれて無く、IC4が
正常に動作しないのは、たぶん設計通り。(CWにANTI VOXは必要無いので)
で、何でCWの時のみ、VOX DELAYが不安定になって、ボリュームを
CCW(反時計方向)に回すと送信状態になるかは、CW8が、各端子にちゃんと
供給されているか確認する必要がある。(確認事項①)
後、R8(受信時に+8Vになる)も確認する必要がある。(確認事項②)
ジツは冷間時は、CWでのVOX DELAYも正常なので、半田クラック、
upc1037H(DBM)も疑う必要がある。(確認事項③)
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IC-740の修理(パワーが出ない編)

2023-11-26 | IC-720A/740
IC-740(1982年)のCW,RTTY,SSBでパワーが出ない件ですが、
先に、COMPスイッチだと書きましたが、外からケミカル薬品を吹いてても
埒が明かない(直らない、笑)ので、分解することに。
つまみ類を外して、
フロントパネルを外すと、左上に1本のネジで、COMPスイッチ基板が
留められています。
中間の塗装されてない金属パネルは、サイド4本のビスで外れますが、
バンドスイッチの6角ナットも外さないと手前に出てこないので注意。
(上の写真の銅色の6角ナット)
半田を外して、
取り出した所、
又ALPSでした。左が1C、右が2C。
どちらも接触不良でした。小さいプッシュスイッチを分解すると、
再度組み立てられないかもしれないので、背面の縦隙間から、CRC白缶噴射すると、なんとか、スイッチとして機能するようになりました。
(入手は出来ないハズなので、壊すと、ジャンパーしか手段がありません)
使って無いと、調子が悪くなるという典型例ですね。
これで、CW,RTTY,SSBの出力は安定したものの、CW時のブレークイン時、
VOX DELAYを回すと送信状態になるという症状は変わらずでした。
まだまだ続く・・・。
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IC-740の修理:パワーが出ない

2023-11-06 | IC-720A/740
FMはパワーが出て、CWでパワー出ないと前回書きましたが、
これ、原因はモードとCOMP(コンプレッサー)スイッチの接触不良でした。
T8が、FMT8,CRYT,SST8に接続される訳ですが、2つ同時につながってしまい、2つの送信回路が同時に動作してしまうというような動作でした。
分かってしまえば、笑、なんだけれども、判明するまで難儀。
至る所で、例の1SS53が使われており、アイソレーション不良、ノイズ発生
というのもあると思います。(交換するかぁ、やれやれ)
まだまだ続く・・・


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IC-740にFMユニットを取り付け

2023-10-09 | IC-720A/740
2006年に入手したIC-740だが、それから別宅で17年も開腹状態で、
机上に寝かせていたIC-740。
別宅の片づけの為に、やっと組み立て、現宅に持って来た。
IC-740の入手理由だが、一時期ローカルクラブでコンテストをやっており、
マルチマルチの状態で、他バンドの被りに強く(バンドが手動切り換えでDiが余り入っていない)、
ファームがRAMに入って無いという理由。
もっとも、その時は、IC-731とYAAスタブで、なんとか行けたので、出番無し。
開腹理由は、ブレークインが上手く行かない(VOXの故障)という理由。
で、その後、FMユニットを入手したので、とりあえず、入れてみるか
というのも、現宅に持って来た理由。
黄色い枠内が、今回取り付けたFMユニット。
取付方法は、英文サービスマニュアルに記載されてるが、これも。
無事、FMは出たが、VOXは相変わらず。
FMでは100W出るが、CW, RTTYで数watt、はて?
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(blogzineの記録) IC-740の修理

2006-10-23 | IC-720A/740
IC-740
また、ジャンクのIC-740(1982/05)を買いました。送信音が割れるので、送信AF段のNJM4558DをNJM4558DD(ローノイズ版)に変更しました。バッチリおっけ~。
28Mhzの100W化に関しては、1992年1月号のCQ誌にほぼ全機種載ってる様です。IC-740の場合には上面右奥のD30のカットで50W制限が解除されるみたい。
でさらにCWのセミブレークインの時のVOX delayがおかしいのだが、これはまだ探索中。
VCO部のフタが無かったのだが、これはトタン板と折り曲げ器で作成した。ブサイクだけど、VCOには磁気遮蔽必須。VCOフタのサイズは、58mm×82mm×7mm。
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