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Yaesu FT-77Sのダイヤル再び

2023-01-27 | FT-77
ゴムが加水分解で溶けてしまうFT-77Sのメインダイヤルの話。
TRIO/KenwoodのTS-430のダイヤルを付けてみた。
不思議なことに、直径がピッタリで、配色も無難。
これが一番いいかも。
メインダイヤル内のボールドライブは、グリースの固さが
季節で異なるみたいで、気温毎に調節必要(苦笑)。
マニアック過ぎる・・・。
というより、グリースが劣化しているのであろうか?
CWフィルターの8.9KCが入っているので、
最近はこれで聞いてる事が多い。
(電気食わない、素直な音、でもLSBはキャリアポイント変。笑)


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MK-X2とDCPA03

2022-10-17 | FT-77
JH4VAJ OMのDCPA03をパドルのシミュレーターとして、MK-X2につないだ。 理由は、MK-X2の2チャンネルのモールスメモリーに書き込むため。 MK-X2のM1ボタンを長押しすると赤いLEDが2回発光し(モールスのM)、 書き込みモードになる。この時、普通はマニュピレーター(パドル)で、記憶したいモールスを打つのであるが、補正とか全く無く、よたってしまうと、そのままカッコ悪い符号となってしまう。 そこで、DCPA03をマニュピレーターの代替として使うのだ。 ソフトは、OMの所に有り。 終わる時は、再度M1を押すと、赤いLEDが3回発光し(モールスのS)、保存完了となる。
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MX-K2を導入

2022-10-12 | FT-77
キーヤーの付いてない、FT-77やIC-726が有るので、中華キーヤーを導入(オク)。
というのも、円安だが、まだ旧来の値段の物が有ったため。
スクイーズ可能で、アイアンビックBの短点メモリー付きの動作をしている。
(これだと私もスクイーズで打てる)
電池はISOねじ(木ねじじゃない)外しなのでOK。
十分です。
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Yaesu FT-77Sの修理(6)

2022-09-26 | FT-77
ボールドライブのダイヤルが、まぁマトモになったので、
(101もこんな感じなんだろうなぁ)
最近は、FT-77Sで聞いてる事が多い。
ダイヤルの変化量が適度というか、CW filterがnarrowでも絶妙な変化量で、
大幅に周波数を変え易く、いちいちTSを押す必要も無く、扱いやすい。
で、最近気づいた不具合は、LSBで聞いてると、突然IF-SHIFTで高域を落とした様な音になること。
この症状になると、LSB->USB->LSBと切り替えれば、症状は収まるのであるが、気持ち悪い。
AF UNIT内のモード切替のダイオードではないか?と当たりを付ける。
DiはPanasonic MA190で逆回復時間が200nsという、かなり良いDi。
が、当然製造中止で、代替は1ss55で行くかなぁ。
(MA190を交換するのがもったいないが)
流石にここら辺は、FT-707から素子が改良されている。
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Yaesu FT-77Sの修理(5)

2022-09-18 | FT-77
Sメーターの調整はちょっと解説が必要かもしれない。
②SSGの出力信号をDIAL周波数よりずらした無信号状態として、というのは、結局SSGの出力をoffにしろという事である。(英語版で確認)
何でこんな回りくどい事を言ってるかというと、ANT端子を50Ωで終端しろという事である。
昔のSSGには、出力offが無かったのだ。
最初、VR2003でS3に合わせろと書いてあるが、これは、VR2001でのIFゲイン調整をやりやすくするためである。
③で、Sメーターが振れだす直前の位置にというのは、S3から振れだす位置にという意味。これで、VR2001のゲイン調整が確実になる。
⑤でSメーターのフルスケールと書いてあるが、これは、s9+60の位置の事で、メーター自体のフルスケールの事では無い。
何で、こんなややこしいやり方を書いてあるかというと、S9を40dBuVでは無く、20dBuVにするため。
むちゃ軽いSメーターになるが、どうもVUのトラバタのFMを睨んでの様だ。
また、Sが重いと、初心者は感度が悪いと勘違いするので、その対策も有ると思われる。
(景気良く振るので、調整の手引きのままw)

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骨董品のSSGを引っ張り出して来た Yaesu FT-77Sの修理(4)

2022-09-17 | FT-77
FT-77の受信感度を確認するために、古いSSGを引っ張り出して来た。
とりあえずは、動作してる様である。
50MHz帯までは行けるので、十分である。
ただ、人体アースで、ダイヤル軸のソレノイドが働いて、周波数変化が加速するのであるが、
どうも食い込みが甘い様で、後方に押さえつけて回さないと行けなくなっている。
-133dBmまで絞れるのであるが、後7dB欲しかったなぁ・・・。
まぁ、10dBのATTを噛ませばいいのであるが。
で、-133dBmを突っ込むと、受信しているので、感度自体は、OKの様である。
(後、7dB・・・。HP 8657は行けるんだがなぁ)
どうもSメーターの振れの調整が悪いだけの様だ。
で、ヤエスの調整マニュアルは当時の物は、日本語はEMF(開放端電圧)、英語版はPD(終端電圧)の様である。
どっちか明記されていないのだ。
(TRIOのサービスマニュアルは明記してある)
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Yaesu FT-77Sの修理(3)

2022-08-27 | FT-77
FT-77/Sのメインダイヤルは、全面ゴムで覆われており、そのゴムが加水分解でドロドロになる。
という訳で、別の物を取り付けてみることにした。
左が、TS-520用、右がFT-901用。

FT-901を付けた。
ちょっと間が抜けている。

TS-520はなぜか、ぴったり。

色調が惜しいが。
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Yaesu FT-77Sの修理(2)

2022-08-25 | FT-77
ここに、FT-77Sの改造例が載ってる。
25W位まで大丈夫だよとのことだが、このFT-77S、本当に25Wにしてあった(笑)。
危ない、危ない、AH-4を壊すところだった(笑)。
2SK125をJ310に換装するという、日本人なら、プッと吹いてしまうような改造もしてるが、
まぁ、2SK125の生い立ちを知らないんだろうな(2SK125はJ310のコピー)。
適当なヒートシンクを付ければ、50W機は要らないかもしれない。
FAKE 2SC2509のpin配列が違うというのは、興味深い。
これの意味分かります?
巷に転がってる、2SC2509のデーターシートは、FAKEメーカーが作ったデーター
シートで、そのFAKEデーターシートから間違ってるのです。
東芝のちゃんとしたデーターシートを見ないとダメという意味。
2SC2509で、BECの配列になって無い物は全部FAKEです。
言い換えると、FAKE 2SC2509とFAKEデーターシートは合ってるが、本物のTOSHIBAの2SC2509とピン配置が違うという意味です。
中華産AliExpressのこの手のTRはダメだという話が蔓延しているが、
実は、脚の配置が違うんじゃ・・・。
コレクタがFinだったら即飛ぶわ。

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Yaesu FT-77Sの修理(1)

2022-08-21 | FT-77
Yaesu FT-77S(1983年、ほぼ40年前)、何で10W機かというと、ローカルからQSYしてきた物なので。
これでも、FMユニット、マーカー、CWフィルターのフル装備。
CWフィルターが入ってるので、10MHzのQRP移動運用でも行けるかな。
今の今まで知らなかったのだが、これ、アナログVFOを基準周波数とした、PLLでした!(えっ、と声出たもん)
TRIO TS-820と同じですな。
でも、TS-820はIF-SHIFTを実装するために、PLLにしたという具体的目的があったのだが、
FT-77は何のためにPLLにしたのか、見当つかず。
入門機で、IF-SHIFTなし(前機のFT-707には、WIDTH有ったのに・・・)。
バンド水晶を減らすためなのか?と回路図見ると、プログラマブルデバイダーが当然無く、
バンド水晶で、(位相比較のために)VCO出力をミックスダウンしてるので、水晶減って無いし。
しかも、VCOはバンド毎に実装してるし(超高級機かい!TS-930/940でも3つだったのに)、
全然部品数の低減になってない。
エンジニアが、PLLを作ってみたかったのだろうか?
機能の拡張になってないし、部品数も極端に増加している(苦笑)。
AMも出られないので、いったい何のために作ったのであろうか?
(廉価機の迷走はこの時代からなのか、苦笑)
で、この子が日の目を見て来なかったのは、アナログVFOの感触が非常に悪かったからである。
不良動作を説明すると(口で説明しにくいのだが)、
7099.0から、7100.0にゆっくり移動させて、停止させて、指を離すと、
VFOが物理的に戻ってしまい、7099.9になるのだ。
ギヤのグリースが変質してゴムみたいになって、
引っ張られるのかとずーっと思っていた。
要するに止めたいところで、止まらない無いのだ。
フィーリングが最悪。
で、何気なく見たのが、下のYouTube。
ダイヤル軸の無い、FT-77の修理なのだが、ボールドライブのベアリングの圧力を調整出来ると言ってるではないか。

そこで、これを、(ダイヤル軸周りの右上にある緑色のペイントに注目)

この様に、90度緩めると、物理的に戻らないようになった!
要するに締めすぎなのだった。

たったこれだけで、ダイヤルの感触が正常になった。(普通になった!)
とにかく、何でも見てみるもんである・・・。

参考にした、FT-77修理ビデオ。
無い軸を削り出しで作っているのが凄すぎる。
後、2SC2290が完全に破壊されてるが、FM運用で壊れたのであろうか?
#266 Yaesu FT -77 Check Out Part 1 - 926 Winner


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