花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

リンゴの実

2019年06月11日 | 学校
久しぶりに果樹園に行ってみました。
5月、農場一面を白やピンクの花で埋め尽くしてから約1ケ月。
枝にはご覧のような小さな実がついています。
これはリンゴ「ふじ」の幼果で、大きさはまだ親指の先ぐらいです。
リンゴは一箇所にたくさんの花を咲かせるので
果実も一箇所にたくさんの実をつけることになります。
そこで摘果といって余計なリンゴを摘み取ってしまうのですが
この作業がとんでもなく大変。
一番大きく育つ果実はたくさんの実の集団の中でも中央にあるものですが
それ以外を一気に摘み取ってしまうと、この後、病気はもちろん
雹などによって物理的な被害を受けると商品となるリンゴがなくなってしまいます。
そこで生産者は保険をかけ、一気に摘み取らず数ケ月をかけて徐々に減らしていきます。
しかしリンゴの木は無数にあり、そう簡単に作業は終わりません。
したがって毎日毎日摘果作業を続けることになります。
これから収穫まで大変手間のかかる作業の連続ですが
美味しいリンゴを作るために名農生は頑張っています。


コメント

頑張れバブルボーイズ

2019年06月11日 | 研究
フローラの弟分であるバブルボーイズがポスター発表の練習をしています。
なぜなら6月13日に開催される日本環境化学会で研究を披露することになったからです。
昨年度後半は何度か発表会に出かけましたが、今年度はこれが初めて。
久しぶりの発表ですが、さすがに体が覚えているようでなんとか説明しています。
それはいいのですが、なぜかホワイトボードに図表が映し出されています。
実は今回、ポスター発表と別の時間帯に
プレゼンテーションソフトを使った口頭発表も求められているのです。
そちらは昨年、日本ストックホルム青少年水大賞予選で披露したものをベースに
今年度の新データを加えて、短縮したダイジェスト版で臨むことになりました。
以前はバブルボーイズの二人が発表の前半と後半を分けて担当していましたが
今回は1人で行うことに変更。
なぜなら一人が約10日後に開催される農業クラブ県大会の
意見発表(弁論大会)に出場することになっているからです。
県大会は決められた時間内に発表できないと減点されてしまうシビアな競技のため
どの選手も必死に暗記して大会に臨みます。
そんな彼に学会の発表もさせたら頭の中がぐちゃぐちゃになるかもしれないと考え
もう一人の相棒が最初から最後まで発表することになりました。
学会の会場は埼玉県浦和。主催者から宿泊のご案内もいただきましたが
農業クラブの大会が近いためそれもできません。
したがって朝早く出かけて、夜戻るという日帰り弾丸旅行となりそうです。
泡だけに弾けて消えないよう頑張ってもらいたいものです。
コメント